それ程ソフトじゃないソフトドリンク

喉が渇いた時の冷たいソフトドリンクは格別です。個人的には風呂上がりのCokeがたまんないですね。さすがに炭酸で骨が溶けるって話は都市伝説的な嘘だったと分かってますが、本当のところ健康に害がないか気になったりしませんか？

ペットボトル症候群

正式名はソフトドリンク・ケトアシドーシス。残念なことにPETボトルから缶にしても結果は変わりません。ソフトドリンクやスポーツドリンクの急激な大量摂取だけではなくて、みかんの缶詰やアイスクリームなどの大量摂食でも起きます。要は糖分の多いものを急激・大量にとると起こります。

どんな症状？

糖尿病の症状がでます。

• 喉の渇き
• 倦怠感
• 体重の急激な減少

重症になると糖尿病性ケトアシドーシスになって、多尿・嘔吐・腹痛・意識混濁・昏睡（糖尿病性昏睡）から死亡することだってあります。

ソフトドリンクの害は肥満だけではありません

実はソフトドリンクが悪いというよりも含まれる糖が悪いんです。でも、飲料以外の糖を多く含む食品では糖尿病性ケトアシドーシスが起きにくいため、ソフトドリンク・ケトアシドーシスやペットボトル症候群と言われています。

ソフトドリンクを急激・大量に飲むと、血糖値が上がり、その高血糖によって引き起こされる喉の渇きを、清涼飲料水の飲用で癒やそうとしてしまいます。その繰り返しによる高血糖が膵臓を疲れさせ、その結果インスリン分泌不全を引き起こし、血中の糖が代謝されずに、高血糖が維持されるため、喉の渇きは解決されず、さらに清涼飲料水を更に飲んでしまう。この悪循環が糖尿病性ケトアシドーシスを引き起こします。

ソフトドリンクもほどほどに

太ることを気にしなくても、また太らない体質だとしても、同じように膵臓は披露します。お酒は肝臓を気遣う必要がありますが、ソフトドリンクは膵臓を気遣う必要があります。ソフトドリンク以外にも、現代の食生活には糖分が溢れています。一日の糖質の摂取量が総カロリーの10％以下になるように、糖質コントロールをしましょう。

休肝日ならぬ、休膵日を設けるのも良いかも知れませんね。