いいダイエットには、いい体重計・体組成計が効果的

元々60kg以下級で試合（柔道）に出るため、試合前にはだいたい3～4キロの減量をしていたので、体重を落とすことには慣れていました。35歳位までは、痩せようと思えば、1ヶ月で5キロ、2ヶ月あれば10キロ落とすことも難しいとは思いませんでした。それが35歳を過ぎた辺りで減り方が大きく鈍り、更に体重を落とすモチベーションが加齢に伴って消えてしまい、体重を落とせなくなってしまいました。それからは、ダイエットをしてはリバウンドを繰り返し、みるみる体重は増えて、今では20歳の頃と比べると20kg大きくなってしまいました。ですが、それも8月末まで。漸く重い腰を上げて、ダイエットに本腰を入れることにしました。

ダイエットはいい体重計・体組成計から

ダイエットを達成するには、強いモチベーションがあった方がいいです。ですが、いくら強いモチベーションがあっても、体重計・体組成計がヘボいと途中で挫折してしまうことに繋がりかねません。

• 見た目が気に入らない（最低でも「許せる」レベル）
• 立てられないから邪魔
• 体重の細かい増減が分からない（計測単位は最低でも100g単位、できれば50g単位のものを選びたいです）
• 体組成計・体脂肪計が大きく変動して信用ならない
• 測定結果の記録が面倒

そんな体重計測にまつわる「困った」「嫌だ」を解消してくれる体重計があったら、ダイエットを後押ししてくれるはず。

現在、僕も真剣に探しています。

我が家で現在使用している体重計はTANITAの「インナースキャン50」。

多分10年以上使っているので、既に廃盤になっています。

バーを握らずに乗るだけで計測可能な体組成計・体脂肪計が売りで、結構お高い方の体重計でしたが、今では比較的手頃なモデルになっています。

この機能が5000円以下、店によっては4000円以下で買えてしまいます。

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10年でだいぶん見た目が変わりました。

「インナースキャン50」も50g単位で計測が出来るので悪くはないんですが、

• 見た目が今ひとつシュッとしてない
• 立てて保管することができない
• 体組成計・体脂肪計の測定結果が不安定
• 測定結果の記録が面倒

と満足できません。

測定結果が正確な上に、体重計に乗るのが楽しくなるような体重計はあるのでしょうか？

ダイエットを後押しできる体重計はどれ？

見た目が気に入ることは思った以上に重要で効果的です

見た目は個人の好みの問題なので、それぞれ違うと思います。ただ、見た目と機能が相反する場合もあり、そんな時にどちらを選ぶのかは難しい問題です。機能重視の方でも、ある程度は見た目的に気に入ったものにしないと、脱衣所に隠してしまうことになり、体重計測がおっくうになってしまう恐れがあります。

居間においてもおかしくない体重計を購入すれば、より気軽に体重を計測することができますし、それが常に体重を意識することに繋がり、ダイエットに効果があると思います。

立てられる体重計なら居間に置いても邪魔になりません

独身の時、体重計が立てられるかどうかなんて考えたこともありませんでした。ですが、家庭を持つと分かるのが、体重計はかなり邪魔。どうしても上がデッドスペースになってしまいます。

デザインに凝り過ぎると立てられずに、置き場所に困り、最終的には脱衣所に追いやられ、いつの間にか納屋に入れられる。そんな憂き目にあわないようにするには、立てられる方が絶対にいいです。

体重の細かい体重の増減を知るには最低でも100g単位、できれば50g単位がお勧め

頑張って運動しても、200g単位ではなかなか体重が落ちたことが分かりません。また、逆にちょっとサボっても体重増加が直ぐには分かりません。

それが100gか50gならわずかな増減が分かるため、努力もサボりも直ぐに反映されて、モチベーションの維持に繋がります。

体組成計・体脂肪計はできる限り正確なものを選びましょう

最初から「体組成計・体脂肪計は参考程度」と思っていれば問題はないですが、できれば正確なデータが分かって、頑張ったらその成果が体重の減少以外でも見られるようになるとダイエットも楽しくなってきます。

ただ、センサー精度に定評のあるTANITAの「インナースキャン50」でも、「体組成計・体脂肪計は参考程度」と言わざるを得ない状態で、この問題はなかなか難しいです。

クチコミ情報を見て、それから推測する他ありません。ただ、TANITAの「インナースキャンデュアル」シリーズは体組成計・体脂肪計に2つの周波数を使っていて、医療機器レベルの精度が期待できます。

測定結果の記録をSDカード・Wi-Fi・Bluetooth経由で取得したい

ダイエットを真剣にしようと思うと、データ管理して、グラフにしよう！ってなります。ですが、体重だけでも面倒なのに、それに加えて体脂肪量・筋肉量などのデータを記録するのは非常に面倒です。

ちょっと今回だけは。。。とデータの記録をサボったら、それがきっかけになって、気付けば体重計にすら乗るのを止めてしまい、ダイエット失敗、そしてリバウンドというのが僕のここ数年のパターンです。

出来れば、Wi-Fi接続、それが無理ならBluetooth接続、最低でもSDカード経由でデータを取り込みたいところです。ですが、これがかなりの曲者で、望めば選択肢は大きく絞られ、価格はぐっと上がってしまいます。最近はおもちゃですらWi-Fiに繋げる時代に、体重計はまだまだ発展途上。

この点にどの程度こだわるかが機種選びでの分かれ道になりそうです。

ダイエットを後押ししてくれそうな体重計

①TANITA　インナースキャンデュアル

このシリーズは全て立てかけて保管することが「不可能ではない」みたいです。取扱説明書には、

日々の健康管理を持続させるために、本機を収納せず、いつでも測定できるように置いておくことをおすすめします。
乗るピタ機能では、電源を入れていなくても乗るだけで測定ができます。そのため、本機は保管状態でも、何も測定していない時の重さを定期的に確認し準備しています。立てかけたり、上に物を置いた状態で保管した場合や、設置場所から移動させて計測する場合は、本機から個人番号を指定して測定してください。

と書かれていて、一手間かかりますが、立てかけての保管は問題ないようです。

立てかけは問題ありませんが、共にカーペット、マット、畳の上での計測が不可となっている点には注意が必要です。

RD-901・RD-902/904・RD-903/905は最上位機種で、Wi-FiかBluetoothでスマホに接続して、アプリを通じて体重などの管理を行うことができます。

※RD-902には904、そしてRD-903には905という別の番号がありますが、これはAmazonとヤマダ電機やJoshinなどの家電量販店とを区別するために付けられた型番で、中身は全く同じです。紛らわしいので、出来ればRD-904aとかにして欲しかったです。

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RD-904はRD-902と同じです。

下のRD-905はRD-903と同じです。RD-902の上位機種になります。（計測項目が多いです）

タニタ RD-905-WH(ホワイト) デュアルタイプ体組成計 インナースキャン… 価格：20809円（税込、送料別) (2016/9/2時点)

• RD-901：Bluetooth® V4.0に対応し、iPhoneにのみデータ通信可能
• RD-902/904：Bluetooth® V4.0に対応し、iPhoneとAndroidスマートフォンにデータ通信可能
• RD-903/905：Bluetooth® V4.0に対応し、iPhoneとAndroidスマートフォンにデータ通信可能

計測項目も多く、デュアルスキャンによって精度も医療機器並みなんですが、Bluetooth接続がうまくいかないという書き込みが多く、そこが気になります。

動作（データ通信）保証機種 by TANITA

動作が保証されているのは、上のサイトに記載されたスマホだけです。僕はNexus5を使っていますが、リストにはありません。ダメ元でTANITAさんに確認をしてみたところ、

「Nexus5」は上記一覧に記載がない機種でございますので誠におそれ入りますが動作保証外となり対応いたしかねます。

とニベもないお返事で玉砕。

残念です。もしかしたら調べてくれるかも、とちょっと期待してしまってました。

そうなると、Bluetoothによるデータ通信は諦めて、本体に30日分のデータを保存できるRD-501/502を検討する価値もありそうです。

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RD-502となりますが、卸先が違うだけで、RD-501と同じです。

RD-901・RD-902/904・RD-903/905の動作保証機種になっていても、うまくBluetoothでデータ通信できなければ、RD-901、RD-902/904、RD-903/905は意味がありません。

そこで賭ける出るよりは、30日分のデータが保存できるRD-502にして、定期的にまとめてデータを書き出すか、または30日分はグラフに表示させることも出来ますので、ある程度記録には取りたいけど、スマホやPCで管理するほどの必要性は感じていないという方には、このRD-501/502がお勧めです。

②TANITA　インナースキャン50 BC-308/309

我が家でも使っているインナースキャン50の子孫です。

BC-308とBC-309は卸先による番号の違いで製品としては同じです。ただ、308はダークグレー、309はパールホワイトだけの色展開です。（後は、309はオープンプライスになっている点だけ）

RDシリーズと同じように、立てかけて保管することは可能ですが、計測時に一手間必要です。

立てかけたり、上に物を置いた状態で保管した場合や、設置場所から移動させて計測する場合は、本機から個人番号を指定して測定してください。

また、カーペット、マット、畳の上では使用できない点もRDシリーズと同じです。

大きな違いはデータをSDカードで保存して、PCなどで管理できる点です。

アプリケーションソフトはTANITAが準備しています。そちらをダウンロードして、SDカードに格納されたデータを表示させる形になります。

タニタ 体組成計インナースキャン50 BC-308 (0010ao) 価格：16892円（税込、送料別) (2016/9/2時点)

実は発売は2010年。ちょっとデザインがもっさりしています。好みが分かれるところです。その割に余り安くない（在庫が少なくなって、価格が上がってしまったみたい）ですし、デュアル周波数ではないですし、ちょっとRDシリーズと比べると弱いです。

③Withings  Body Cardio

体組成計の黒船「Withings」の体重計・体組成計。

今まではSmart Body Analyzer WS-50がありました。

Withings■多機能体重計■WS-50■ホワイト■未開封【即納】 価格：14734円（税込、送料無料) (2016/9/2時点)

Wi-FiでもBluetoothでも繋がるというのはすごく魅力的です。

しかも、クチコミも悪くありません。

測定項目に、心拍数や部屋の空気の質（二酸化炭素濃度）が分かるなど、日本ブランドにはなかった切り口が斬新です。

ただ、メインの項目が、

• 体重
• 体脂肪率

のみというあっさり感。しかも、測定単位が200g。

これがほぼ唯一にして最大の欠点。これが50gだったら即買いしますが、流石に測定単位が200gは踏み切れません。

そんな時に、新製品が登場。

Body Cardio

【送料無料】 WITHINGS 体組成計 「Withings Body Card… 価格：24796円（税込、送料無料) (2016/9/2時点)

見た目もいい感じ。

そして見た目だけではなく、測定項目が、

• 体重
• 体脂肪率
• BMI
• 筋肉量
• 骨量
• 体水分量
• 心拍数
• 脈波伝播速度

一気に増えました。デュアル周波数で測定する訳ではないため、TANITAのRDシリーズと比較すると若干精度は落ちると思いますが、他のTANITA製品と比べても遜色はありません。しかも、カーペットなどの上での計測も可能になっています。素晴らしい！

ただ、1点だけ欠点が。

計測単位は100g。200gよりは倍に精度が上がりましたが、ギリギリOKかなーという感じ。

• 計測単位：100g
• 価格：24800円
• 精度・計測項目の数

これらが問題なければ、Body Cardioはお勧めです。

Appleのチャンネルで販売されるようで、

• Apple Store
• amazon
• ヨドバシカメラ
• ソフトバンク　オンラインショップ

で販売されます。そのため、今のところ値引きは期待できません。

ただ、期間限定でギズモード読者限定で10％クーポンが使えます。クーポン有効期限は9月4日（日）23:59までなので、購入を希望される方はお急ぎください。

僕も明日中に結論を出します。

そして、体重計・体組成計を買って、参考書を買ったことで満足してそのまま「積ん読」する受験生みたいにならないように、しっかり使って、しっかり体重を落としたいと思います。

これからダイエットを始めようという方、一緒に頑張りましょう！