冬のフケとシラミにはティートリーシャンプーが効く

乾燥肌でお悩みの方、嫌な季節になりましたね。

シャンプーで毎日綺麗に洗っていても出てしまうフケ。

そして、どんなに清潔にしていても、幼稚園・保育園や学校からこどもがもらって来てしまうかも知れないシラミ。（クリスマスイブにシラミのネタなんかでスミマセン）

そんな冬の頭の2大お悩みが一発で解決してしまうかも知れません。

シラミ駆除にはティートリーオイルが有効です

シラミ退治を経験したことがある親に

「シラミ駆除には何を使いますか？」

と聞くと

「スミスリンシャンプー」

と答が返ってくると思います。それほどに効果もありますし、実際に使われた方も多いと思います。

そんなことを書いている僕ですが、実は我が子のシラミ退治にはスミスリンシャンプーを使っていません。シラミ事件の時には、コスパが良かった（薬局で1回当たりのコストをスマホで計算←せこい）ので、アースシラミとりシャンプー 100mLを買いました。

このアースのシラミとりシャンプーは有効成分のフェノトリンを使用していると謳っています。

でも、このフェノトリンって結局はスミスリンと同じなんですよね。フェノトリンの商品名がスミスリン。アースはそのまま使って、ダンヘルスケア株式会社は「スミスリン」という名称で販売しているというだけのことです。

ともに同じ有効成分を使用しているのですが、これはピレスロイド系の殺虫成分です。蚊・ハエ・ゴキブリにシューとやる殺虫剤とほぼ同じだと思っていいみたいです。

それだけに良く効くのですが、余り体にいいとは言えません。シラミを駆除するために「背に腹は代えられない」状態ではありますが、できれば安全に安心してシラミも駆除したいところです。

そんな方に朗報があります。アメリカやヨーロッパではピレスロイド系の殺虫成分（フェノトリン）に耐性を持ったシラミの存在が以前から問題になっていました。日本でも沖縄では殆どのシラミが耐性を持ってしまっていますし、沖縄から本州や四国・九州などにも入ってきているようです。そもそもピレスロイド系の殺虫成分が問題視されていましたので、代替薬剤の研究が進められた結果、

• ティーツリーオイル
• ネロリドール

がシラミ駆除に有効であることが分かってきました。既にシラミ駆除に利用されています。（過去記事に「冬もシラミの季節です　その白い点はフケじゃないかも」にもう少し詳しい記載がありますので、よかったらそちらもどうぞ）

日本では未だ認可されていませんが、認可されるのも時間の問題だと思います。医薬品として認可されなくても、ティートリーオイルが入ったシャンプーは医薬品としてではなく国内でも販売されていますので、そちらを利用してみるのも手だと思います。

幸か不幸か、我が家では第二次シラミ戦争は勃発していませんので、未だ試す機会はありませんが、次にシラミが侵入したら、ティートリーオイル入りのシャンプーを是非試します。

既に使用された方のコメントでは、髪がサラサラになり、フケも出にくくなると書かれていますので、シラミ対策だけではなく、美容にも良さそうです。そして、シラミがこのティートリーオイルの匂いを嫌うようなので、シラミによる寄生を防ぐ効果もあるみたいです。美容目的だけではちょっとお高いシャンプーですが、シラミ対策と兼ねて使うには悪く無い出費だと思います。

「スミスリンシャンプーを進められたんだけどちょっと肌が気になって」という方、是非ティートリーオイル入りシャンプーを試してみてください。

我が家ではこどもの肌への影響が心配でアースのシラミとりシャンプーの使用は最低限に止め、後は普通のシャンプーとシリコン製の頭髪ブラシとシラミ専用梳き櫛でシラミを完全駆除に成功しています。

• ティートリーシャンプー
• シリコン製の頭髪ブラシ
• シラミ専用の梳き櫛

このシラミ駆除三種の神器でバッチリ駆除できると思いますよ。

アロマオイルとしてティートリーオイルを使うのは効果があるかも（ないかも）

文献がなく、不明です。

昔、アロマに凝った時、店員さんに「殺菌効果がありますよー」って進められたのですが、部屋の菌が死んだのかどうか、全く分かりません。空気を清浄するという観葉植物も店員さんに乗せられて買ってましたが、それも効果があるのかないのか。

ただ、ティートリーオイルがシラミを駆除するのは間違いないようです。そして、ピレスロイド系の殺虫成分に耐性を持ってしまった薬剤では駆除し難いシラミにも有効なのも確かみたいです。

そうなると、アロマで焚くのも悪く無いかも知れません。今のところ、効果は分かりませんが、どのオイルにするか悩んだ時にシラミでお悩みだったら、アロマもティートリーオイルにしてみましょう。

そして、こどもも通学帽子やキャップにも1～2滴垂らしてみてはいかがでしょうか。オイルが肌に直接触れるのは良くありませんので、肌には触れないものの、頭の中に匂いがこもりそうな場所に垂らしておくと帽子を介してのシラミの寄生を防ぐ効果があるかも知れません。

シラミを見付けてもショックを受けないでください

我が子の頭にシラミを発見した時は、ネット上に転がっているショッキングな「最悪の状態」ではなかったですが、それでもモザイクを掛ける必要がある位にいました。余りの気持ち悪さに僕でさえ卒倒しそうになりましたが、今はもう平気です。

あの光景を見ると誰でも気分が悪くなってしまうと思いますので、時々はお子さんの

• 耳の周り
• 襟足周り
• こめかみの周り

を簡単に見てやってください。フケみたいな白い点や皮膚に赤い斑点がなければ大丈夫です。

我が家のように大量発生させると駆除に時間と手間がかかりますが、大した量でなければそんなに大変ではありません。

そして、目を皿のようにして1匹や卵1個を見つけ出す必要もありません。その1匹が無事に産卵したり、孵化して産卵までこぎつけるのはそれなりに大変なはずです。ある程度の数になった時に駆除すればいいとゆったり構えてください。

「シラミ！いやぁぁぁぁーーーーーーっ！！！」ってなってしまう気持ちは分かります。でも、どこからか寝室に入り込んだ蚊みたいなもんですから、それほど神経質にならず、必要な武器を揃えて、駆除してやってください。

その時に

• ティートリーシャンプー
• シリコン製の頭髪ブラシ
• シラミ専用の梳き櫛

というシラミ駆除の三種の神器を覚えていてもらえて、お役に立てれば幸いです。