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生乾き臭がしないおしぼりは逆に塩素臭い現実

      2015/06/17

時々超臭いおしぼりに遭遇する事故がありますが、あれはモラクセラ・オスロエンシス(Moraxella osloensis)という細菌の排泄物の臭いです。(過去記事「洗濯物の生乾き臭を防ぐ工夫」も読んでみてください)

使い捨てのおしぼりでも臭いのがあって、何を信じていいのか分からなくなりますが、全く臭わないタオル生地のおしぼりに当たるとそれだけでその店の評価が上がってしまいます。

でも、臭わないおしぼりの中に逆に塩素臭いものがありますが、それはそれで注意が必要だったりします。

おしぼりから塩素が気化

生乾き臭がしないのはいいんですが、塩素臭いおしぼりはその塩素自体が問題です。殺菌作用は役に立つ効果ですが、濃ければひとにも害が出る恐れがあります。特に熱々のおしぼりの塩素は袋を開けると気化して立ち上るため気付かずに吸い込んでしまっています。ただ、量は多くないため、気にするのならシャワーやお風呂の塩素を心配した方がいいかも知れません。

塩素臭いおしぼりで顔を拭かない方がいいです

塩素が強いと皮膚を傷める恐れがあります。顔の皮膚は薄いので特に注意が必要です。マナー的にも余りよろしくありませんので、これは大丈夫ですね。

衣類への食べこぼしはおしぼり以外で拭きましょう

繊細な衣類におしぼりの塩素が移ると色抜けなどが生じる恐れがあります。お気に入りの服に限って焦ってやってしまいそうなので、これは注意が必要です。食べこぼしは紙ナプキンなどで軽く拭き取って、帰宅後に頑張って落としましょう。翌朝一番にクリーニングへ出してしまうのが一番です。

塩素臭いおしぼりでも安全でない場合があります

日本でも使用済みのおしぼりでテーブルの上を拭いたり、椅子の座面を拭いたりする光景を目にします。海外(主にアジア)に行けば、床に落ちたクズを包んで取ることまであります。これは使用済みおしぼりの消毒殺菌処理を信頼しているからだと思いますが、いくら消毒殺菌したとしても椅子や床に触れたおしぼりで口周りを拭くのは衛生的ではありません。おしぼりは手の汚れを拭くに留めて、口周りは紙ナプキンを使用しましょう。

ただ、塩素への耐性を持ったクリプトスポリジウムの原虫などは死なずに残ってしまいます。クリプトスポリジウムの場合は1分以上の煮沸で死滅しますが、加熱が足りない場合などは危険です。ですから、海外は勿論日本国内でも手を拭くだけにして、口の周りは紙ナプキンで拭くようにしましょう。

色々考えると、海外に行く時は「マイ・ウェットティッシュ」持参が安心ですね。

 - 消費生活, 生活, 病原菌

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