あんしん あんぜん はりねずみ

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何度完治してもぶり返すしつこい水虫

      2019/06/13

香港のスポーツジムでもらった本場の水虫。かれこれ20年以上の付き合いですが、未だに再発してしまいます。きっと本場の真菌は違うのだろうと思っていましたが、どうやら角質どまりの普通の水虫から次のステージへ進行してしまっているようです。

いわゆる水虫は角質どまり

初めて水虫になった時、既に患部がパックリ割れて肉が見えてましたので、最初から角質を通り過ぎていたみたいです。薬を使うと一旦完治したように見えるのですが、また次のシーズンが来るとパックリの繰り返し。ここ数年、室内では裸足にコットンのルーム草履を履いて、屋外では通気性のいい靴しか履かないようにしているので数シーズン出ていませんが、ちょっと革靴を続けて履くと指の間が白くなって割れる兆候が見えてきます。そのまま革靴を履き続けたら、真っ白な部分が広く厚くなって、最後に縦1cm位パックリ割れます。凄いパックリ度合いで、肉も見えていますが、痛みが殆どないのが非常に不気味です。

真皮以降に進行した白癬症は深部表在性真菌症

僕の水虫が外用薬を塗っても根本的に治らないのは深部表在性真菌症に進行してしまっているからみたいです。興味深いけど、治療が困難らしく、しょんぼりです。

聞いただけで恐ろしい深在性真菌症

調べると、真皮やもう少し深い部分どまりの深部表在性真菌症よりも、もっと怖い真菌症がありました。全身性真菌症と内臓真菌症からなる深在性真菌症は、脳、肺、心臓などまで真菌の感染が到達します。

それだけでも怖いのに、真菌は口の中の細菌群の中にも存在して、口腔内を清潔に保たないと歯周病菌と共に真菌が臓器や全身に回って深在性真菌症(全身性真菌症・内臓真菌症)を発症するそうです。そして、歯周病菌連鎖という高血圧、動脈硬化、心臓疾患、脳疾患、各臓器での炎症を引き起こし、女性の場合は胎児発育不全、不妊なども引き起こすと言われています。

たかが水虫、されど水虫

全く「たかが」感はありません。慢性の水虫位に思っていましたが、思っていたよりも深刻な模様。怖いですが、症状が出た時に皮膚科へ行き、内服薬で闘病を始めたいと思います。(今は日和見感染状態なので、何もできないみたいです。ちょっと安心だったり。)

 - 健康, 生活, 病原菌

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