現金5600万円を強奪 大阪市中央区南船場
2019/06/12
金を換金した後の5600万円を強奪
3月24日、午前10時40分頃、大阪府大阪市中央区南船場3の貴金属買い取り店で金を換金し、布製の手提げかばんに5600万円を入れて店から出たところ、2人組の男に襲われ、現金を奪われる事件が発生しました。
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被害にあった男性によりますと、店を出て、車に乗り込もうとした際に飛び蹴りをされて、現金の入ったかばんを奪われました。
襲った男2人は共に30代くらいでマスクのようなもので顔を覆っていたそうです。
近くにあった白いワンボックスカーに乗り込み、走り去りました。
大阪府警南署は強盗致傷事件として捜査をしています。
高額の現金や貴金属などを持ち歩く際には細心の注意が必要です
5600万円分の金の延べ棒を家から持ち出して、換金して、それを持ち帰るというのはちょっとリスクが高過ぎます。
金の延べ棒にして約11キロ。
お札で5.7キロ。
重さはなんとかなっても、「5600万円」なんて僕は足がすくんで歩けないと思います。
ただ、日頃からその位の金額を扱う人は麻痺してしまうのかも知れません。
ですが、100万円を越えた辺りから、強盗にあうリスクがぐっと上がると思います。
1000万円を超えたりすると、計画性のある犯罪に巻き込まれる可能性も高くなるかも知れません。(※金額は全くの主観です)
僕もバイクを買う時に現金で100万円ちょっとを持ち歩いたことがありますが、嫌な経験でした。
すれ違う人全てが強盗しようとしているのではないかと思えてきてしまいます。
仕事で200~300万円を持ち歩く機会(金券ショップで印紙・切手の買い付け)があった時は、保険をかけてもらっていました。
それから、
- 買い付けに行く日は当事者以外には知らせない(突然すっと外出)
- 保険の手続きも当事者が行う(電話も聞かれないようにする)
- カバンはたすき掛けをする(引きずられた時には切れる程度の強度の肩ベルトを選択)
- 道を歩く時は、カバンは道路とは反対側にかける
- 印紙と切手に替えた後も十分に注意する
ようにしていました。
やっぱりこれくらいの注意をしないと現金、印紙・切手も危ないですが、それを運んでいる人の命も危ない場合があります。
5600万円なんて大金を持ち歩くなんて機会はそうそう無いと思いますが、案外少額であっても、そこそこの現金や貴金属を持っていることが知られてしまうと襲われるリスクが高まります。
今回の事件を教訓に、ある程度の金額(資産価値のもの)を持ち歩かなければならなくなる場合は、十分過ぎる位に注意するようにしてください。
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