2015年　最悪パスワードランキングが発表されました

1月19日、パスワード管理サービスを提供するSplashDataがインターネットで使用されているパスワードの中で、最悪なパスワードランキングの2015年版を発表しました。

最悪パスワードランキング　盤石トップ2は動かず

1位と2位は、「123456」と「password」で変化はありません。テニスで言えば、ジョコビッチとフェデラーと言った感じです。

3位、4位、5位は、2014年と入れ替わっていますが、中身は同じです。8桁対応の「12345678」に、キーボードの左端から順に入力する「qwerty」、そして意表を突く5桁の「12345」。マレー、ワウリンカ、ナダルと言った感じ。

こんなの使わないだろうって思ってしまう物がほとんどですが、余り重要ではない登録に使う「捨てパスワード」には使うかも知れません。凄く重要なパスワードにランキングに載るような物を使う人は少ないと思いますので、どうでもいい「捨てパスワード」に使っている物がランキングに上がっている可能性もあります。

最近では、何をするにも登録を求められるので、本当にパスワードだらけです。重要なパスワードとどうでもいいパスワードを登録するサイトに応じて使い分けている人も多いのではないでしょうか。

※「-」は今回初ランクイン

重要なパスワードであっても、定期的な変更が必要です

ネットバンキングや保険、Googleのアカウント等の重要なパスワードは、

• 大文字
• 小文字
• 数字
• 記号

を織り交ぜた複雑な物にされていると思います。

どうやっても思いつかないような複雑なパスワードにしても、どこかセキュリティの弱いところが、

• ハッキングで流出
• 組織内の人間の防いで流出

などをさせる可能性がありますので、定期的な変更が必要です。

仮に定期的な変更をするにしても、各種パスワードの中で重要度合いに応じて、パスワードを変えておくことも検討の価値があります。どこかがハッキングされて、個人情報が流出したとしても、そのパスワード情報を使って他のアカウントに不正ログインされることがありませんので、被害を最小化することができます。

複雑なパスワードにすると、記憶するのが大変なので、全てのアカウントを同じパスワードにしてしまいたくなりますが、それは避けた方が安全です。

• splashdata
• ノートンIDセーフ

など、IDとパスワードを一括管理できる手段を併せて使用すると安心で安全です。

「そういえば最近パスワード変えてないかも」って方、この機会に変更を検討くださいね。