Zika Virus(ジカ熱)感染がアメリカ大陸で拡大中
2019/06/12
ジカ熱の感染地域がブラジルから全アメリカ大陸へ拡大中
過去記事「妊婦の渡航は避けてください ジカ熱でブラジルが国家緊急事態宣言」でブラジルでのジカ熱拡大について書きましたが、その後も拡大は続き、南アメリカでは多くの国で感染が確認されています。
外務省 海外安全ホームページでも、
海外安全情報(広域情報) 中南米地域におけるジカ熱の発生(妊娠予定及び妊婦の方は特にご注意ください。)(その2)
が出され、中南米地域への妊娠予定及び妊婦の渡航に関して注意喚起がされています。
ジカ熱の感染が確認された地域
小頭症を引き起こす恐れがあるジカウイルスの感染は今後アメリカ大陸全域で爆発的に拡大する可能性があると言われていて、WHOは最大で感染者が400万人に達する恐れがあると警鐘を鳴らしています。
CDCによれば、現在感染が確認されている地域は、
- Barbados(バルバドス)
- Bolivia(ボリビア)
- Brazil(ブラジル)
- Colombia(コロンビア)
- Dominican Republic(ドミニカ共和国)
- Ecuador(エクアドル)
- El Salvador(エルサルバドル)
- French Guiana(フランス領ギアナ)
- Guadeloupe(グアドループ)
- Guatemala(グアテマラ)
- Guyana(ガイアナ)
- Haiti(ハイチ)
- Honduras(ホンジュラス)
- Martinique(マルティニーク)
- Mexico(メキシコ)
- Panama(パナマ)
- Paraguay(パラグアイ)
- Puerto Rico(プエルトリコ)
- Saint Martin(セントマーチン)
- Suriname(スリナム)
- U.S. Virgin Islands(アメリカ領バージンアイランド)
- Venezuela(ベネズエラ)
以上の南米地域に加えて、以下の国です。
南太平洋のSamoa(サモア)、そしてアフリカのCape Verde(カーボベルデ)
感染地域はこの先も拡大する可能性がありますので、該当地域への渡航を検討されている方は、常に感染情報に注意を払ってください。
最新の感染地域に関する情報は、CDC(Centers for Disease Control and Prevention)のサイトを確認ください。
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