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オーガニック・コットン 大切なあかちゃんの肌だから

      2019/06/13

こどもが大きくなり、最近はとんとオーガニックコットン製品に縁がありません。こどもの大切さは変わらないのですが、皮膚も強くなってくれて、またわが家の財政は国並みに苦しいので普通のコットン製品を買っています。

オーガニックコットンはどのくらい肌にやさしいのか

JOCA NPO法人日本オーガニック・コットン協会のサイトによりますと

「収穫されるコットンそのものには、オーガニック綿でも普通の綿でも変わりはありません。普通に栽培された綿でも、残留農薬はとても少ないので、収穫されたものから科学的なテストなどでオーガニックかどうかを判別することは不可能です。」

全く勘違いしていました。倍位の金額で買っていただけにちょっとショック。

オーガニック・コットンは環境と働くひとにやさしい

同じくJOCA NPO法人日本オーガニック・コットン協会のサイトによりますと

「全製造工程を通じて、オーガニック原料のトレーサビリティーと 含有率がしっかりと確保され、化学薬品の使用による健康や環境的負荷を最小限に抑え、労働の安全や児童労働など社会的規範を守って製造したもの」

それを「オーガニック・コットン製品」と呼ぶそうです。持続可能な開発(Sustainable Development)には必要なことですね。今のこどもの肌にやさしいというよりも、将来のこどもの肌にやさしいということなんですね。ガッテン!

オーガニック・コットン製品の購入は未来への投資

理想的な社会の実現には必要なことだと理解しています。分かってはいるのですが、夏はエアリズム、冬はヒートテックのセールに殺到するひとりとしては難しい(お金の)問題です。買う側でも難しいですが、世界最大の木綿産出国の中国とインドにおいても、生産者はてっとり早く確実に稼げる従来の生産方法をやめてオーガニック・コットンにシフトするのは難しいと思います。

でも、世界で年間25百万トン以上(USDAのデータを参照)生産される綿花だけに環境負荷も大きいので、無視できる問題でもありません。気持ちだけはオーガニック・コットンを応援したいと思いますし、余裕がある時には買おうと思います。

 - 健康, 消費生活, 生活, 育児

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