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埼玉県長瀞町 浮き輪が外れた7歳児が溺死

      2019/06/13

先日、家族と一緒に川へ遊びに来ていた男の子が、親がキャンプの準備で目を離した間に川に流されて、800メートルほど下流で発見されましたが病院で死亡が確認されました。こども数人で浮き輪を付けて川で遊んでいたところを流されたようです。

ビニール浮き輪は救命具ではありません

ビニール浮き輪でも緊急時には救命具の「代用」にはなります。2リットルのペットボトルが救命具の代用になるのと同じです。

でも、ビニール浮き輪は救命具ではありません。あくまで泳げるひとが水で遊ぶために使う玩具です。ただ、プールや海で見渡してみると小さいこどもが浮き輪でぷかぷか浮いているのを多く目にします。中には、近くに保護者がいない子も。

浮き輪が外れたら、泳げない子は浮き輪に戻ることはできません

数年前、赤ちゃん用の首浮き輪による事故が多発して問題になったのを覚えていますか。首浮き輪で浴槽に浮かんでいたはずの赤ちゃんが、ママがシャンプーを終わって浴槽を見ると底に沈んでいた、そんな事故が多発していました。赤ちゃんが動けば首浮き輪は外れてしまいます。そして、首浮き輪が外れたら、赤ちゃんは本当に無力で、浅い浴槽のお湯でも赤ちゃんを溺死させるのに十分です。

それと同じことが浮き輪でも起きます。

泳げる人にとっては浮き輪から抜けて、再び浮き輪に戻ることは簡単なのですが、泳げないこどもが浮き輪から外れたら、恐らく二度と浮き輪に戻ることはできません。呼吸の準備をしていない時に水に落ちれば、肺の中の空気が少なく浮力が得られないため、水泳の授業のように体が浮かず、もがけばもがく程に沈んで行き、やがて水を飲んでしまいます。

海の場合でも危ないですが、より浮力が得にくい川の場合は更に危険です。しかも、今回の事故のように流れの速い川では浮き輪が外れやすい上に、浮き輪から離れたら泳ぎの得意な人でも浮き輪を再びつかむことは不可能です。

泳げないこどもの水遊びにはライフジャケットが必須です

今までは余り一般的ではありませんでしたが、これからは泳げないこどもの水遊びにはライフジャケットを必ず着けるようにするべきです。僕がこどもの頃は自転車に乗る時にヘルメットを着けないことが普通でした。暫くすると転倒してもとうてい頭を保護してくれなさそうな安全メルメットをかぶるように言われ始め、そして今のようなヘルメットを着けることが常識となりました。

泳げないこともの水遊びには長きに渡ってビニール浮き輪が常識でしたが、これからはライフジャケットを装着することを常識にしなければなりません。自分で外さない限りは脱げたり、逆さまになってしまったりして溺死するリスクが大幅に減らすことが可能です。大事なこどもにはちょっと値が張ってもライフジャケットを着させましょう。

ライフジャケットを脱いではいけません

8月10日、兵庫県から沖縄県宮古島市伊良部島を訪れ、シュノーケリングを楽しんでいた家族が溺れて3人が溺死した事故もライフジャケットを脱いだことが原因でした。8歳の女児が潜れないと言ってライフジャケットを脱いだことで流され、助けに向かった祖父と父親が次々に溺れ、3人が命を落としました。(ライフジャケットを脱いだ女児は幸いにも救助されました)

ライフジャケットは浮くためのものなので着ていると水には潜れません。浅瀬で遊ぶ時には邪魔にもなりますし、夏はかなり暑いと思います。でも、それは安全の代償だと思って、我慢しましょう。ライフジャケットを脱ぐなら、水から上がりましょう。

脱ぐなら水に入るな 水に入るなら脱ぐな

語呂は悪いですが、これを徹底して大切なこどもを水の事故から守りましょう。

 - グッズ, 安全, 屋外, 川と湖, , 生活, 育児

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