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小児の心肺蘇生法(CPR)は大人と違います

   

心臓マッサージ(胸骨圧迫)だけの心肺蘇生法はおとなには有効ですが、小児の場合は人工呼吸と心臓マッサージとのセットの方が効果が高いため、保護者や保育士・教職員・スポーツ指導員などは従来通りの心肺蘇生法を行うことが奨励されています。

一般的な心肺蘇生法は心臓マッサージだけになりました

長年心肺蘇生法と言えば、人工呼吸と心臓マッサージがセットになっていました。しかし、心臓マッサージだけでも救命率は変わらないという研究報告があり、一般市民による心肺蘇生の実施率を向上させることで救命率を上げるため、心臓マッサージ(胸骨圧迫)だけの方法がメジャーになりつつあります。

現在でも学会レベルで心臓マッサージ(胸骨圧迫)だけの心肺蘇生法を推奨しているのは世界でも日本だけで、この分野では先端を行っています。

小児の心肺蘇生法は従来と変更はありません

小児の心肺蘇生では人工呼吸の有効性が明らかなため、先ずは心臓マッサージを行って、準備ができ次第、早急に人口呼吸を始めなければなりません。

小児と特に関わりのない市民救助者の場合は、大人の心肺蘇生法と同様に心臓マッサージだけを行いながら、救急車の到着を待ちます。

ハードルを下げたことの弊害

心臓マッサージと人工呼吸がセットになった従来の心肺蘇生法は、人工呼吸を抵抗に感じる人が多く、救命講習の受講者数、実際の心肺蘇生法の実施、救命率が伸び悩んでいました。大人の心肺蘇生法においては人工呼吸を省いても効果が変わらないことが分かったため、市民救助者のハードルを下げるために心臓マッサージだけの心肺蘇生法が導入されて、実際に救命数が上がるなど効果が上がっています。

全体の救命率を上げるために小児の心肺蘇生を切り捨てるという苦渋の選択だったと思います。ただ、小児は保護者や保育士・教職員・スポーツ指導員などの監督下にある場合がほとんどですので、保護者や保育士・教職員・スポーツ指導員などが小児用の心肺蘇生法を習熟することで対応が可能です。小児が危険に晒される訳ではありませんので、安心してください。

高まった親の役割

従来は出先で自分のこどもが心肺停止を起こした場合でも、周囲に誰か人工呼吸を含む心肺蘇生法をできるひとがいた可能性が高かったのですが、今後は人工呼吸をできないひとが増えることは間違いありません。

自分のこどもの心肺蘇生を行うのは自分だと言う認識を持って、定期的に講習を受けた方がいいです。時々内容も変わる可能性がありますし、習熟しておかなければいざという時に実施できないかも知れません。是非受講して、こどもを守れる力を付けてくださいね。

最近の変更点

従来、心停止かどうかを判断するのには脈拍を確認していましたが、脈拍の確認では心停止かどうか判断できないことが明らかになったため、現在は対象者の反応と正常に呼吸をしているかどうかで判断することに変わっています。

習熟のためと新しい情報を入手するためにも、定期的な受講をしたいものですね。

 - 保育園・幼稚園, 学校等, 小中高, 生活, 育児

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