あんしん あんぜん はりねずみ

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肌の弱い方はリストバンド型の脈拍計にご注意ください

      2016/03/18

Apple Watchを筆頭に、様々なウェアラブル端末が売られています。老舗時計ブランドのタグホイヤーからもコネクテッドが発売され、今後の盛り上がりが楽しみです。腕時計に電卓が付いたり、腕時計にテレビが付いたりしながらも、今ひとつ市民権を得ないままに消えていった(電卓は細々と残りました)のを見送った世代としては、感慨深いものがあります。

リストバンド型の脈拍計でチェストベルトから解放

ウェアラブル端末の幾つかやリストバンド型の活動量計には、脈拍計が搭載されているものもあります。

今まで何度か心拍トレーニングをしようと思ったことがありましたが、チェストベルトが煩わしそうで、購入に至りませんでした。別売りのチェストベルトを買うと結構な額にもなりますし。

それがチェストベルト無しで心拍数がモニタリングできて、しかも他にも様々な機能がてんこ盛りで、ほんと夢のようなガジェットです。

まだ防水機能が少し心もとないですが、それがもう少し進化したら是非買いたいです。というか、買います!

光電式脈波センサでちょっと気になること

リストバンド型脈拍計は、緑色LEDを使った光学式脈拍センサが使用されています。

緑色LEDが発する近赤外線を皮膚に向けて照射すると、多くは体内で反射して戻ってきますが、ヘモグロビンはその波長を吸収してしまいます。脈動によって反射してくる光線の量が変化をするのですが、その変化から脈拍数を計測するのが、光学式脈拍計です。チェストベルトのように胸を締め付ける圧迫感から開放されて、手軽に脈拍計測ができる優れものですが、

  • 冬場のマラソンなどで、冷えで手首表面の血流が少なくなるとエラーが出る場合がある
  • 激しく手を動かすとセンサがずれるしまい読み取りができない場合がある

というマイナーなデメリットはあります。

そんな優れものの光学式脈拍センサですが、緑色LEDを使って近赤外線を照射していることが気になります。

「赤外線」と言えばぽかぽか暖かいイメージがありますが、実は近赤外線はちょっと厄介です。(過去記事「紫外線に加えて近赤外線も有害につき要注意」も読んでみてくださいね。)

紫外線の中でもUVAはUVBより波長が長いため皮膚のより深いところに到達してしまい、弾性繊維と筋肉を破壊することによって強い老化現象を引き起こしたり、皮膚がんの原因になったりします。

その深くまで届くと言われているUVAよりも、近紫外線は更に深いところにまで到達して、弾性繊維と筋肉を破壊してしまいます。

昔はサングラスに「紫外線カット」と書かれていましたが、最近では「近赤外線カット」の表記もされていているように、近赤外線の有害性は少しずつ認知されてきています。

その近赤外線を常時手首の皮膚に照射する光学式脈拍センサはちょっと気になります。

amazonで取り扱いがあるガーミンのリストバンド型活動量計にも光学式脈拍センサーがついています。

これを使用されている方が、手首に軽い炎症を起こしているとのコメントを残されています。この方がセンサー周りのシールラバーにかぶれたのか、それとも近赤外線を常時照射されたことによる炎症なのかは不明ですが、肌の弱い方は注意した方がいいと思います。

追記(2015/11/07)

私の場合、やっぱり写真のようにラバーライトシールの部分が赤くかゆくなります。治っても再現性があります。リストバンドの部分はかゆくなりません。シリコン製のライトシールが別売されたらうれしいなあ。

出典:amazon 投稿者 BusterFeeder 投稿日 2015/9/4の投稿

この先、光学式脈拍計を搭載したリストバンド型の活動量計やウェアラブル端末が増えていきますので、炎症に関する情報も集積されていくと思います。

肌が弱く、人柱になるのが不安だと感じられている方は、購入はもう少し待って、近赤外線を使った脈拍センサがどの程度の害があるのか、それとも全く害がないのかがはっきりしてから購入された方がいいかも知れません。

防水性の問題が解決したら買うつもりでいますが、ほんの少しだけこの点は引っかかっています。(肌は弱くないですけど)

 - ウェアラブル端末, グッズ, 健康, 光学機器, 安全, 生活

Comment

  1. kanikama より:

    あんしんあんぜんはりねずみさんへ。ブログ拝見しました。あくまで私の個人的な使用体験を書きます。私はジョギングをします。胸バンド式心拍計を使用していましたが時々面倒でした。いろいろ調べて最も評価の高いFitbit HRを購入しました。3ヶ月程度使用しました。初めは便利さと優れた機能にすごいわこれ!と夢中になりました。しかし1〜2週間ほどで皮膚に違和感を感じました。表面的には炎症は起こしていませんが、どうしてもセンサーが当たる部分を中心に赤くなり、皮膚に違和感と不快感を感じ、続けることができませんでした。残念ですが使用を止めました。高いお金を使いましたが使えなければ意味がありません。普通のスポーツ時計に戻ると全く違和感はありません。緑色LEDが本当に万人の皮膚に安全か少し疑問が生じた体験でした。以上、実体験です。ご参考まで。kanikama

    • bengals より:

      kanikamaさんへ

      コメント頂き、ありがとうございます。

      センサーが当たる部分が赤くなり不快だという感想は他にも見られますので、何かしらの共通する原因があると推測されます。センサー周辺の材質に問題がある可能性もありますが、緑色LEDに関しては新しい技術であるがゆえに未知の部分もあって、そこに問題が潜んでいる可能性があります。

      出力が弱いため、仮に害があるとしても、「夏に日焼け止め無しで外出することよりも遥かに安全」というレベルではないかとは思いますが、こどもが長期間連続して使用することは避ける方が安全ではないかと個人的に思います。

      心拍計付きの活動量計はまだこどもが気軽に使えるものではない位の値段ですので、余り心配は要らないのかも知れませんが、いずれは価格がこなれて、多くのこども達が部活で使うなんて日も来るかも知れません。それまでには、何らかの結論が出てくれることを祈っています。

      今後もFitbit HRを使われた感想をお聞かせ頂けますと助かります。

      • kanikama より:

        こんにちは。その後、LED光の効果と安全について自分でも少し調べてみました。いろいろ硏究報告が出ていたのでブログにまとめました。もしもご興味があればご覧下さい。kanikama
        http://otonano-kagaku.blogspot.jp

        • bengals より:

          kanikamaさんへ

          コメント、ありがとうございます。

          ブログ、拝見させて頂きました。僕も過去に色々調べましたが、時間も経っていますし、知識も断片的なままでしたので、大変勉強になりました。

          断定はできませんけれど、当面は皮膚への長時間の照射は避けた方が安全そうですね。

  2. goodspeed より:

    あんしんあんぜんはりねずみ様

    自分も常に心拍数を確認できるのが面白いと思い、vivosmartHRJを購入し、常につけておりました。
    着けてから2、3日すると、着けた手首の反対の動脈側が痒くなり、赤くなってました。
    体調のせいかな?と思い、そのまま着けてましたが改善されず、ネットで探したところ、ここへ辿りつきました。
    心拍測定機能を切ると日毎に痒みはおさまりました。
    人によるとは思いますが、ここで記載されている懸念ありそうですね。

    怖くなって、端末は売ってしまいました。

    引き続き何か情報がありましたら、教えていただけると幸いです。

    • bengals より:

      goodspeed様

      コメントありがとうございます。

      ブルーライトが問題視されるようになるまでかなりの時間がかかりましたので、心拍計用のLEDの皮膚への影響が問題視されるようになるまでは更に長い時間がかかるのではないかと心配しています。

      この手の問題を病院に相談しても「ケースやバンド素材に対するアレルギー」で片付けられてしまいそうですが、異常を訴える人の数が増えれば、いずれメーカーも重い腰を上げてくれると思いますので、今後も推移を見守って行こうと思っています。

      「GARMIN(ガーミン) 活動量計 ライフログリストバンド vivosmart HRJ」は僕も興味があったアイテムですが、このことが気になって、購入に踏み切れません。

      貴重な情報、本当にありがとうございました。

      この問題は今後も追い続けて、新事実が分かりましたらご報告させて頂きます!

  3. fumiya より:

    私も、最近活動量計を付けて、最初はledときつく閉まったバンド近くに湿疹が出ました。その後、バンド周りではなく、皮膚の弱い腰回りに出るよ うになり、先日皮膚科でお薬をもらってきました。ledの光が血液に何らかのアレルギー物質を作っているのではと、心配なので現在は心拍測定をオフにしています。

    • bengals より:

      貴重な情報をありがとうございます。

      心拍計測用のLEDはまだ歴史が浅いので、これから色々なことが分かってくるのでしょう。

      何かしら不調が現れた時は、それがLEDが原因だと断定できなくても、念のため一時的に使用を見合わせた方が安全ですから、心拍測定をオフにされたのは正解だと思います。

      湿疹、お大事にしてください。

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