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いじめの対応に感情を入れるのは危険です

   

いじめの対応は必ず冷静になってから

12月24日の午後、千葉市松戸市に住む男(44)が、娘がいじめにあったとして、通学する学校に対して

「お前のところの児童を殺しに行く」

と電話をかけてしまい、威力業務妨害の疑いで逮捕されました。容疑者の男は、

「次女がいじめられているということに頭に来てしまい、感情のままに電話をした。」

と容疑を認めているとのことです。

千葉県松戸市の公立小学校の終業式は12月22日。23日の祝日を挟んで、なぜ24日に電話をしてしまったのでしょうか。22日にこどもからいじめにあっていることを仕事から帰宅した後に聞いて、23日は学校は誰もいないため、24日に掛けたのかも知れません。

だとすれば、冷静になる時間は十分にあったはずなので、カーッとなった状態を維持したままでこんな電話をしてしまったのは残念です。

クリスマスイブにも関わらず、自分の父親が逮捕されてしまい、また冬休みが終われば、この事件のせいでいじめられる可能性もあります。

親として腹が立つ気持ちも分かりますが、道を誤りました。

こどもがいじめにあっていることを知ったら、まずは怒りを鎮めて、どう対処するのがベストなのかを冷静に考える方がいいと思います。怒ってはいけないことはありません。僕も怒りますから。でも、感情的になったままで電話をしたり、学校へ出向けば、相手の反応によっては今回のようなケースになってしまう恐れがあります。

難しいと思いますが、先ずは冷静になってくださいね。(一人のしくじり先生としてのアドバイスです。)

今回の件、完全な失敗ではない部分もあります

お父さんがしたことは犯罪であって、相応の処分を受けなければなりません。名前も出てしまったので、近所の人の噂話のネタにされることも覚悟は必要です。

ですが、このいじめのケースについて広く知られることになり、学校は真剣に対応せざるを得なくなりました。松戸市の教育委員会もマークしていると思います。

事件となったことで、警察が動いて、関係者から話を聞くなど経緯を調べていますので、この学校で起きているいじめについて暴露される機会ができるかも知れません。

また、いじめ加害者も相手の親がキレていることを知りました。今回の逮捕をネタに更にいじめる可能性もありますが、腰が引けていじめのターゲットから外す可能性もあります。

そして、いじめにあっていたこどもも親が逮捕されてしまい嫌な思いをしていると思いますが、暴行、窃盗、または痴漢などの犯罪とは違い、こどもを思うばかりに勇み足で起こした犯罪です。親が真剣に対応してくれることは、いじめにあっている時には本当に心強いと思います。

どんないじめだったのか全く分かりませんが、冬休みが終わってから、その子が安心して学校に通えるようになればお父さんの前科も無駄ではなかったのかも知れません。

いじめを知ったら、先ずは準備をしましょう

学校やいじめているこどもの家に怒鳴りこんでも、返り討ちにあったり、いじめを更にエスカレートさせる恐れもあります。

こどもがいじめにあっていると知ったら、こどものケアをしながら、とにかく証拠集めをしなければなりません。証拠がなくても動いてくれる学校もありますが、証拠がないと取り合ってもくれない学校の方が多いのではないでしょうか。

学校を動かすために、もし学校が動かない場合は教育委員会を、もし教育委員会が動かない場合は文部科学省を動かすために、証拠が必要です。

  • 叩かれてアザになっている⇒写真を撮って、病院で診断書を取りましょう
  • カバンや服に落書きをされたり、破損された⇒写真を取るか、証拠品として保存しましょう
  • 口で罵られる⇒小型のICレコーダーを仕込みましょう

とにかく証拠の保全に全力をあげてください。

その証拠をもって学校と話をしに行く時にも、ICレコーダーを忘れてはいけません。校舎に入る前からICレコーダーをONにして、そのまま校舎に入るなどして、確実に録音がされるようにしてください。

学校と話し合いをしている間は、常にICレコーダーを携帯しておくと安心です。路上で加害者の親につかまって罵倒されるかも知れません。ICレコーダーはポケットの中でもスイッチをONにして、録音が開始できるように、操作にも慣れておいてくださいね。

証拠さえ揃えば、色々な方法を選ぶことができます。

  • いじめの程度によっては警察に被害届を出す
  • 学校へ対処するように依頼
  • 学校が動かない場合は教育委員会に依頼
  • 教育委員会が動かない場合は文部科学省へ依頼
  • 文部科学省も動かない、または動いたものの、末端の学校が動かないような場合は、法務省の人権擁護局に相談

法務省の人権擁護局は余り知られていないかも知れませんが、万策尽きたと諦める前に相談してみる価値はありますよ。

録音した内容をネット上にアップロードするのは止めましょう

12月3日、病院の診察待ちの母親が自分のこどもを虐待する様を録画して、児童相談所に連絡したところ相手にしてもらえなかったためツイッターにアップロードしたことで、虐待がおかしいという人とアップロードするのがおかしいという人とが入り混じって大炎上してしまいましたが、そのお陰で警察が対応したという事件がありました。(亀田病院幼児虐待事件)

録音された内容を確認しているうちにハラワタが煮えくり返ってきて、つい勢いでアップロードしたくなってしまう可能性があります。それをやってしまうと、今回威力業務妨害で逮捕されたお父さんと同じで、どんな罪になるかはケースバイケースですが、仮に犯罪として立件されなくても、社会的な制裁を受けてしまう恐れがあります。被害者なのに納得がいかないと思いますが、録音した証拠をアップロードすることは危険です。

録音した証拠は大切に保管して、学校・教育委員会・文部科学省・法務省人権擁護局・警察に相談する時にのみ使ってください。

いじめで苦しんでいる全てのこども達の心に平和が訪れますように。

 - 学校等, 小中高, 生活, 育児

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