ドアスコープ覗き対策をしましょう 帰省時の防犯対策
2019/06/12
リバースドアスコープを使った覗きに対策しましょう
リバースドアスコープと言っても、何か特別なものではありません。
Amazonなどでも「リバースドアスコープ」という名称で出品されていますが、実は「単眼鏡(双眼鏡の片側だけもの、モノキュラーとも言います)」を逆に使用させるだけのことで、単眼鏡を逆にしてドアスコープの外側から当てると室内が見えてしまいます。(もっと言えば、双眼鏡でも片側を逆さまにすれば同じように見えてしまいます。)
この手の商品の販売には
「帰宅時、室内に侵入者がいないかをチェックする防犯グッズです。」
などという説明がありますが、
- 覗き
- 空き巣
などの用途に使用されることが多い商品をカモフラージュするためで、実際には犯罪で購入されることも少なく無いと思います。
このような商品を購入するか、または単眼鏡を使うことで、ドアスコープを介して室内を覗かれる可能性があることに注意をしなければなりません。
正月休みに長期間家を空ける際には必ずドアスコープ覗き対策をしておきましょう
LED照明が普及してきて、家を空ける際に照明を付けておくことの抵抗感・罪悪感が減り助かっています。電力消費も少ないですし、熱も持ちにくいので、防犯用に部屋の照明を付けたままにするのはお勧めです。
我が家も帰省中は照明をつけておきますし、お隣も照明をつけたままにしています。
でも、照明をつけたままにしておいても、ドアスコープから室内を覗かれてしまうと、室内に人がいないことが分かってしまいます。
実際には、部屋の照明だけではなく、
- ガレージ・駐車スペースの車の有無
- エアコン室外機の作動の有無
- 電気メーターの動き
- 郵便物や新聞などのたまり具合
- 音
などを総合的に判断すると思いますから、照明だけでは完全ではありませんが、同じような条件で
- 明かりのついた家
- 明かりのついていない家
があった場合は、明かりのついていない方を選ぶでしょうから、明かりをつけておくのは一定の効果はあると思います。
でも、せっかく明かりをつけておいて、空き巣犯の一次審査に落ちたとしても、リバースドアスコープで室内を覗かれてしまうと敗者復活戦で対象に選ばれてしまうかも知れません。
やはりドアスコープからの覗きには対策が必要です。
ドアスコープ覗きへの具体的な対策
ドアスコープモニターを取り付けてしまうと覗き対策にもなりますし、室内からの来訪者確認もできて安心です。特にドアに近づかずに室外を確認可能なタイプは、居留守(押し売り・ストーカーなどへ)を使う時に役に立ちます。
ツインバードの製品は手頃な価格ながら、ワイヤレスのモニター付きで使えます!
でも、もっと安く対策をしたいと言う方には、ドアスコープへのシャッターがお薦めです。
ワンコインで買える手軽さが魅力です。ドアスコープを外して、ドライバーなどでずらせば室内が見えてしまうという防御の弱さには注意が必要です。
もっと手軽に防御をするには、一口ゼリーの容器(半透明のもの)を内側からドアスコープにかぶせて、上側をセロハンテープでドアに貼り付けます。これならリバースドアスコープで覗いても、室内が明るいことしか分かりません。しかも、廃品利用でコストはほぼゼロ。
他にも衝立をおいたり、ドアから室内への途中にカーテンを付けたり、色々な方法があります。部屋の構造に合わせて、ドアスコープにリバースドアスコープを付けたとしても室内が見えないようになる方法を考えてみてください。
皆さんが安心して安全に年末年始が過ごせますように。
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