Bob Dylan氏がノーベル賞 どっちのボブ・ディラン?
2019/06/12
ボブ・ディラン氏がノーベル文学賞を受賞したニュースは世界中を駆け巡っていますが、当のボブ・ディラン氏と連絡が付かないということが新たなニュースになっています。
今までノーベル文学賞を受賞した人は受賞がニュースになって初めて名前を聞いた人ばかりでしたが、今回はロックに詳しくない僕でも知っていました。
ボブ・ディラン氏と言えば、オールタナティブロックやカントリーのイメージがありますが、そのボブ・ディラン氏がノーベル賞を受賞したことには驚かされました。ボブ・ディラン氏は、既に
- グラミー賞
- アカデミー賞
- 大統領自由勲章
- ピューリッツァー賞特別賞
などを受賞(章)して、そして
- ロックの殿堂入り
- 英国Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー 第18位
- 米ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー 第7位
- 米ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト 第2位
- 米ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のソングライター 第1位
など、偉大なミュージシャンであると評価もされています。
ただ、お硬いイメージのあるノーベル文学賞がミュージシャンに授与されることには驚きですが、それを授与されるようにしたのがまたボブ・ディランの功績なのでしょうね。
映画「Dangerous Minds/卒業の日まで」に出てくるボブ・ディラン氏
ボブ・ディラン氏がノーベル文学賞を受賞したニュースを見て、最初に頭に浮かんだのは
「どっちのボブ・ディラン?」
でした。
以前見た映画「Dangerous Minds/卒業の日まで」で、教師ルアンが国語の授業でボブ・ディラン氏の歌詞を使うんですが、ルアンに学校を紹介した同僚教師がそれを聞いて、別のディランと勘違いするというくだりがあります。
オープニングで流れるCoolioの”Gangster’s Paradise”に時代を感じます。
ルアンが授業で使ったのは、ボブ・ディラン氏の”Mr. Tambourine Man”。
それを聞いて、同僚の教師が別のボブ・ディランだと勘違いするというくだりがあったとぼんやり記憶していたので、今回の受賞を聞いて、そっちのボブ・ディラン氏だと思っていました。きっと詩人かなにかの。
ですが、改めて確認すると、映画の中でのやり取りはラストネームの「ディラン(Dylan)」を使っていたために、ディラン繋がりで、
- ボブ・ディラン(Bob Dylan)
- ディラン・トーマス( Dylan Thomas)
を間違うというものでした。
同姓同名の方はいるかも知れませんが、有名な方の中にボブ・ディラン(Bob Dylan)は彼ひとりです。
ちなみに、映画の中でルアンは”Mr. Tambourine Man(Bob Dylan)”の次にディラン・トーマス( Dylan Thomas)氏の
“Do not go gentle into that good night”
を教材に使っています。
映画の中の勘違いを更に勘違いしてました。
この映画の中でボブ・ディラン(Bob Dylan)氏の”Mr. Tambourine Man(Bob Dylan)”は誰もが知っている詩として教材に取り上げられていましたが、いかに深くアメリカの社会に根付いているかを垣間見た気がしました。
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