市立小学校教師が青少年保護育成条例違反で逮捕 愛知県岡崎市
2019/06/12
年明け早々、また教師の醜聞。
愛知県岡崎市の市立小学校教師が淫行で逮捕
今度は愛知県です。年明け早々、愛知県では2名の生徒が自殺。愛知県も闇が深そうです。
愛知県岡崎市立大門小学校の4年生を受け持つ教師(23)が、2015年8月に愛知県幸田町のホテルで愛知県豊川市の女子高生(17)が18歳未満だと知りながら関係を持ったとして逮捕されました。逮捕された教師は容疑を認めているそうです。
二人はスマホのアプリを通じて2015年6月に知り合い、関係を持った後、女子高生が警察に相談したことから事件が発覚、今回の逮捕に至りました。
事件の背景には逮捕された教師の異常行動があるかも知れません
さらっと読めば「あぁ、またか」というニュースですが、なぜ女子高生は警察に相談したのでしょうか。
警察に相談すれば、自分にも傷が付きます。それを覚悟で相談しているとすれば、
- ストーカー行為
- 脅迫
などの行為を逮捕された教師がしていた可能性があります。
「もう一度会わなければ、この写真をばらまくぞ。」的な。
これが本当だとすれば、嫌な話です。
倫理教育で問題は解決するのでしょうか?
この教師は、スマホで出合い系サイトを利用し、出会った相手が18歳未満だと知りつつ関係を持ってしまっています。
18歳未満だからというだけで全否定するつもりはありません。保護者が認めた上での結婚は法律上認められていますし、本当に真剣に恋愛をすることまで否定することはできません。
ですが、今回の容疑は
18歳未満の女子生徒との買春(児童買春)
で、全く違うものです。
教師であれば、全員が「ダメ」だということは知っているはずです。それでも、ダメだと分かっていることをやってしまう。
窃視が止められず、地位のある人が逮捕される事案と似ています。窃視がダメなことは分かっていても、止められない。ほとんど依存症のようになっていて、無理に耐えると衝動的な行動に出てしまう。
それを今までと同じような倫理教育をやったところで解決はしないと思います。だって、既に頭では分かっていることですから。何度も教えたところで、より詳しい知識を得ていくだけで、気持ちや行動を変えることはできません。
今回のような犯罪で自分の担任教師が逮捕されることで、こどもの中には傷を負う子も出てしまいます。また、その他の教師が頑張って築きあげて来た学校の信頼にも大きく傷が付きます。それを防ぐためには、何をすべきかを真剣に考えるべきだと思います。右(左でもいいですが)に倣って「倫理教育」をしていても、現実は変わりません。
教師の中に潜む「ロリータコンプレックス」「制服コンプレックス」「青春コンプレックス」に要注意
コンプレックス自体は問題ありません。誰しも色々なコンプレックスがあり、中には病的なコンプレックスをコントロールしながらも誰にも迷惑を掛けずに生きている人もいます。
ですが、自分が抱えるコンプレックスから出る欲求を満たすために教師や講師の道を選んだ人がいる恐れがあります。というか、存在します。
存在していることを前提に、
- 保護者は学校に通わせるこどもをどうやって守ることができるのか
- 学校は通ってくるこども達をどうやって守ることができるのか
を考えなければなりません。
ありきたりな言い方ですが、常にアンテナを張り巡らし、教師が取った少し変わった行動を
- 熱意から出た行動
- 犯罪行為
なのかを見極める必要があります。
- 部活の後に生徒をマッサージする
- 居残りで補習をする
- メールやSNSを通じて悩み事の相談に乗ってくれる
様々なパターンがあり、どちらにも取れるものもあります。そのようなものについて常に注意を払っておくことが必要です。
学校は、教師の中には
- ロリータコンプレックス
- 制服コンプレックス
- 青春コンプレックス
などを持った人が一定割合で存在している可能性があることを認識して、倫理教育以外の対策をする必要があります。行動に注意を払うことは勿論、教師に対するカウンセリングや病院の紹介も検討するべきです。
また、激務に追われ、毎日遅くまで残業をしなければならない状態も改善する必要があります。部活の件も真剣に検討する時期です。そうでなければ、過度なストレスで本来なら正常な範囲内で自分で制御ができる各種コンプレックスや窃視症などの病気が制御不能になり、犯罪を犯してしまうことに繋がりかねません。
「教師になった以上はクリーンで正常なはず」
という幻想を捨ててください。教師も警官も政治家も起業家も僧侶も医師も看護師も誰であっても、問題を抱えているか、この先に問題を抱えることもあります。
生徒もためにも、そして教師自身のためにも、本当の意味での対策をするべき時期が来ています。
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