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原因不明の痛みにはペインクリニックという選択

      2019/06/13

体のどこかが痛かったら病院に行きますよね。でも、病院に行けば必ず原因が分かって、痛みが治る訳でもありません。原因不明の痛みに対して良く分からない薬が出し続けられることも。僕もそうでした。薬の副作用で、元の痛みなのか、副作用の痛みなのか分からない状態になったこともあります。そんな原因不明の痛みには、ペインクリニックという選択肢もありますよ。

ペインクリニックは痛みを取り除くことが目的

病院に違いはないんですが、ペインクリニックは治すことを目的にしていません。ペインクリニックは純粋に痛みを取り除く、和らげることだけを目指しています。

ですから、痛みを感じた時、最初に門を叩く場所ではありません。先ずは痛みに応じて、各科の病院で診察・治療を受けてください。それでも痛みが変わらず、医師が原因を突き止められていない場合はペインクリニックの出番です。ですから、安易にペインクリニックへ行くと治るものも治らない可能性がありますし、それよりも門前払いをされる可能性もありますので、最初は該当する科で診察・治療を受けましょう。その上で紹介してもらうのがスムーズです。

ペインクリニックがない場合は麻酔科になります

「ペインクリニック」と看板を出していない場合もあります。そんな時は「麻酔科」が該当します。僕の目の痛みには全く麻酔は使っていませんが、僕も麻酔科に通っています。

僕は10年来の酷い眼痛がありますが、ずっと眼科をたらい回しされてきました。「気のせいじゃない」と言われて心が折れかけたことも何度かあります。最後に行った眼科の先生が麻酔科にいたことがある方でしたので、その方がペインクリニックを紹介してくれて、そのペインクリニックに行き、そこでは対応が難しい(整形外科系の痛みが専門だったので)ため、大学病院の麻酔科を紹介されて、現在に至っています。今は処方してもらったトリプタノールがしっかり効いて、この10年間味わったことのない痛みの少ない平穏な日々を送っています。

原因不明の痛みが多いことを初めて知りました

自分がこういう状態(眼科的には全く問題ないのに痛みが酷い)になるまでは、痛みには原因があって、医学的に原因が突き止められて、治療することが可能だと思っていました。でも、ペインクリニックに来るひとの数を見ると多くのひとが通常の治療では治らない・緩和できない痛みを抱えているようです。ペインクリニックは非常に心強い存在です。

もし、今長年通院・治療しても一向に良くならない痛みに苦しまれている方は、是非ペインクリニック(麻酔科)を検討してみてください。劇的に状況が変わるかも知れませんよ。僕はそうでした。皆さんも痛みから解放されることを祈っています。

 - 健康, 生活, 病院

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