あんしん あんぜん はりねずみ

毎日を安心して安全に過ごしたい。そんな想いに役立つ情報をお届けします。

*

バイク転倒 夏のアスファルトには要注意

      2019/06/13

梅雨が明ければツーリングシーズン再開。台風11号が過ぎれば梅雨も明けるでしょうから、もうカウントダウンですね。今年の夏の計画はもう立てましたか?

オートバイをアスファルトの上で停めるとスタンドがめりこんでしまい、抜けなくなったり、最悪転倒してしまうことがあります。休憩から戻ると大切なバイクがゴロンってこと、結構起きています。暑い日にバイクを停車する際は、コンクリートの上を選ぶか、スタンドの下に板などを挟んで停車するようにすると安全です。

真夏のアスファルトは高温注意

アスファルトの路面は黒色のために熱を集めやすく、気温30℃の時に路面温度は50℃を超えます。最近は40℃近く気温が上がりますから、路面温度は65℃前後になると考えられています。見た目では分かりませんが、長い時間触ることができない温度になっています。

65℃ではアスファルトは溶けません

舗装用アスファルトは140~150℃で溶解しますので、65℃では溶けません。

では、なぜスタンドがめり込んでしまうのか。

それは溶けはしないのですが、柔らかくなってしまうからです。一般地域用の舗装用石油アスファルトの規格では、

軟化点 47.0~55.0℃

となっています。65℃では溶けませんが、十分に柔らかくなってしまいます。気温40℃ではもちろん、気温30℃でも路面温度は50℃を超えますので注意が必要です。

夏にバイクを停める時は注意しましょう

停車する場所がアスファルトの場合は、必ずスタンドの下に木の板などを敷きましょう。コンクリートを敷いた場所があればそちらを選びましょう。材質が良く分からない場合は、念のために木の板などを敷いておくと安心です。

ツーリングには極力荷物は減らしたいところですが、真夏のツーリングには専用のパッドを持参すると安心です。ツーリングだけではなく、会社や自宅の駐輪場でも使用した方が安全ですので、大切なバイクを転倒させないためにも1つ購入してはいかがでしょうか。(ガレージの床に傷を付けたくない方にもおすすめです)

 - オートバイ

  関連記事

タイヤ
猛暑でも短パン禁止 バイクは擦過傷とヤケドに要注意

梅雨の間も十分暑かったですが、広い範囲で梅雨が明けて、更に暑さが増しました。 こ …

トライアンフ
トライアンフ横浜北 顧客の車両を預かったまま代表が消息不明

英車「トライアンフ」の正規販売店「トライアンフ横浜北」が店舗改装工事をするとして …

オドメーター(総走行距離計)
二重車検による中古車の走行距離詐欺に注意しましょう

オドメーター(走行距離計)を特殊な機器で改竄し、中古車の走行距離を戻してネットオ …

四輪駆動車両
吸盤式サイドアンダーミラーでも合格 神奈川事務所

並行輸入車のうち、車高が高い車両には、死角を減らすためにサイドアンダーミラーの装 …

三角表示灯
バイクにも三角停止板の使用義務

昨日のよる高速道路を走っていると故障したと思われるバイクが路肩に止まっていました …

オートバイ整備
バイクのドライブチェーン潤滑はエンジンを止めてから

オートバイのドライブチェーンの潤滑は非常に重要な日常メンテナンスのひとつです。 …

エアバッグベスト
オートバイに乗るなら胸部プロテクターも必須

オートバイでの死亡事故を防ぐにはヘルメットが重要なことは誰もが知っていると思いま …

タイヤ
二輪車の8台に1台がタイヤの整備不良

8月19日の「バイクの日」の日にちなんで、2012年から住友ゴム(ダンロップ)は …

良く分からない
自動車保険の明細付契約って何ですか

自動車保険の用語って色々ややこしいですよね。 保険でも何でもそうですが、やっぱり …

クロム
ハーレーに12億円の制裁金 カスタムパーツ販売で

自由の象徴のようなハーレーも、厳しいアメリカの排ガス規制の前には余り自由ではいら …