鍵はメーカーと鍵番号が分かると複製が可能になります

2016/07/29 2019/06/12

鍵の複製と言えば、昔は持ち主が席を外した隙にシガレットケースなどに仕込んだ粘土に鍵を押し当てて型を取るなんてイメージがありましたが、実際はもっと簡単。

鍵はメーカー名と鍵番号が分かれば複製が可能です

業者が作ってくれるかどうかは別にして、メーカーと鍵番号さえ分かれば鍵の複製は可能です。

飲食店のテーブルにジャラッと置いてしまうと、悪意のある人間に鍵の

を見られて、鍵を複製されてしまい、自宅に侵入される恐れがあります。

鍵の頭の部分は極力第三者に見られないように注意した方が安全です。

一番いいのは鍵を人前に出さないことなんですが、車のキーなどと一緒になっているとついつい飲食店のテーブルなんかに置いてしまいますよね。

そんな方は、鍵の頭をキーカバーで覆ってしまうと安全です。

防犯上の理由もありますが、メーカー名が刻印された鍵の頭は見栄えが今ひとつなので、キーカバーで覆ってしまえば一石二鳥。

キーケースを使わない方は是非検討してみてください。

海外旅行する時、スーツケースなど鍵のかかる荷物にはTSAロックという鍵を使用しなければなりません。

もし古いタイプの鍵を使用していると、荷物を検査するために鍵を破壊されてしまう恐れがありますので、古いスーツケースを使用する場合は、TSAロック付きのスーツケースベルトなどを使用しなければなりません。

そんなTSAロックですが、空港の荷物検査官が荷物のチェックを簡単に行えるようにマスターキーが存在しています。その存在は明らかだったんですが、ずっとマスターキーの複製はできなかったんだそうです。

それが、あるニュースサイトが誤ってTSAロックのマスターキー画像を載せてしまったことから、強者が画像を解析し、３Dプリンターで出力、そのマスターキーでTSAロックが解錠できてしまうというアクシデントが起きてしまいました。

TSAロックのマスターキー複製

上はその画像です。

鍵が写った写真をブログやSNSにアップロードする場合は、

が見える状態になっていないことを確認してください。

より安全を期すには、鍵の部分にモザイクをかけるか、マスキングした方がいいでしょう。

メーカーも鍵番号も分からない写真だけでは鍵は複製できないと言われてはいますが、TSAロックのマスターキーの件もありますので、念には念を入れた方が安全です。