県立明石高等学校でホームルーム直前に飛び降り自殺　抗議か

明石高等学校で男子生徒が教室のベランダから飛び降り自殺

ニュースを知って、県立奈良北高校1年生が学校で飛び降り自殺した事件が頭をよぎりました。また失われるべきではない命が失わわれてしまいました。

2月19日午前8時50分頃、兵庫県明石市荷山町にある兵庫県立明石高等学校で、男子生徒（1年生・16歳）がベランダから飛び降り自殺を図りました。飛び降りた男子生徒は全身を打って死亡しました。兵庫県警明石署は自殺として調べています。

男子生徒はホームルーム直前にベランダに座っていたため、担任の女性教師が教室に入るように促したところ、飛び降りたとのことです。

学校側の説明では、いじめなどのトラブルは確認されていないとのことですが、男子生徒の携帯電話には遺書のようなメッセージが残っていたそうです。

兵庫県立明石高等学校

兵庫県立明石高等学校いじめ防止基本方針

学校や担任やクラスメートへの強い抗議の可能性

いじめなどによってうつ状態に陥っていたところで突発的に飛び降りてしまった可能性もあります。

ですが、いじめや友人間のトラブルが原因で悩み、何もしてくれない学校や周囲に抗議するために、死に場所として学校のベランダを選んだ可能性もあります。県立奈良北高等学校のいじめ自殺事件と似ています。

県立奈良北高等学校では学校側の隠蔽とも思える情報操作がありました。（過去記事「隠蔽か　県立奈良北高等学校のいじめ自殺事件」を参照ください。）

今回も学校は早々に「いじめなどのトラブルは確認されていない」とコメントを出していますが、残念ながら信用できません。（この学校のことは知りませんが、もう「学校」という組織自体が信用に足らない存在にしか見えません。）

クラスメートは兵庫県警の捜査に協力してください

学校に抗議をしても何も変わりません。仮に抗議しようと自殺をしても、学校側の隠蔽工作によって何も変わりません。

いじめを見た、聞いたというクラスメートの証言が必要です。知っていながら証言をしなければ、一生心の片隅に罪悪感を抱えて生きていかなければならなくなります。

目の前でクラスメートが死ぬのを目撃したことは大きなショックだと思います。トラウマになる可能性もあります。でも、トラウマを抱えたとしても、生きているのと死んでしまったことは比較すらできません。

亡くなった男子生徒のためにも、この先同じような犠牲者を出さないためにも、そして自分自身のためにも、見聞きしたことは全て警察に話をしてください。

自殺で抗議しようと思わないでください

命をかけて抗議しても学校は変わらないと思った方がいいです。隠蔽して、事実を捻じ曲げて、何事もなかったかのようにするだけ。

命はひとつです。そんな馬鹿な相手に命をかける価値はありません。

先ずは一旦休学してしまいましょう。そして、休学せざるを得なくなっている旨を県の教育委員会に相談してみましょう。もし、県の教育委員会がいい加減な態度を取るようなことがあれば、文部科学省に相談しましょう。何か変化が起きると思いますよ。

頑張って入った学校かも知れません。でも、その学校はそれだけのものだったということです。変化があったとしても、早々に見限って、退学してしまった方がいいかも知れません。

学校を退学するって大それたことのようですが、長い人生の中では大きなことではないと思います。将来思い起こした時に、あの時に退学するという判断をして良かったと思える日は必ず来ます。

だから、自殺という道は選ばないでください。お願いします。