乗るならかけろ、かけないなら乗るな
2019/06/13
今回は自転車のお話。自転車を運転するのに必要な視力は明確に規定されていません。でも、安全のためにはメガネが必要なひとはメガネをかけないといけないですね。これは常識。
自転車に乗る際に保護メガネ(アイプロテクション)は必須
僕もメガネ族ですが、普段からメガネをかけているので自転車に乗る時もメガネはかけたままです。ただ、視力が良く、メガネをかける必要がないひとは何もかけずに自転車に乗ることが多いのではないでしょうか。
走行中、あなたの目には様々な危険が待ち受けています
紫外線が目に及ぼす悪影響もさることながら、更に深刻な危険が待っています。
道路上の砂鉄が目に刺さる恐れがあります
洗車をすると分かるのですが、塗装面に細かい砂鉄が食い込んでいることがあります。これが目に向かって飛んでくると考えるだけで、寒気がします。
飛び石が飛んでくる恐れがあります
大きさと速度によりますが、飛び石はフロントガラスを割る力があります。それがあなたに向かって飛んでくるところを想像してください。
虫や鳥が突っ込んでくる恐れがあります
車のフロントには虫が当たったあとが無数につきます。自転車の速度では虫が避けていくことも多いと思いますが、虫もミスはするでしょう。鳥も同様です。
- オニヤンマ 時速70キロ
- オオスズメバチ 時速40キロ
- ツバメ 時速47キロ(最高速200キロ!)
正面衝突の場合は、この速度に自転車の速度(15キロ)が加わります。
メガネでも危険な場合も
メガネでも当たったものによってはレンズが割れる恐れがあります。自転車に乗る時は、メガネの上から保護メガネをかけるか、割れにくい材質のレンズを使いましょう。
お勧めの保護メガネ(アイプロテクション)の材質
ポリカーボネート
OAKLEYを始め、多くの商品に使用されています。ポリカーボネートには無数の種類があって、OAKLEYのPlutoniteもZoff Tough Lensもポリカーボネートに分類されます。
米陸軍による超軽量防弾プロテクター開発プロジェクトから生まれたポリカーボネートを超える素材です。余り知られていませんが、JINSのスポーツサングラスにはNXTが使用されています。
こどもにも保護メガネ(アイプロテクション)を!
こども用の商品もたくさんでています。大切なこどもの目も護ってあげてくださいね。
関連記事
-
不審者から前犯罪者へ
不審者って誰ですか? おとなは「不審者に気をつけなさい」とこどもに言いますが、こ …
-
安全ホイッスルのヒモがこどもの命を奪うかも
最近のこどもは防犯ブザーを携帯しているので、安全ホイッスルを首から下げていない場 …
-
知らない人からもらったものは食べません
宮城県仙台市で睡眠薬などを入れたチョコによる昏睡強盗が起きました。まさに甘い誘惑 …
-
企業内犯罪がうやむやにされている現実
悪いことをしたら法律で罰せられる。これは小学生でも知っている常識ですが、実は案外 …
-
迷惑メールの送信は違法です
迷惑メールは迷惑なだけではなく、違法です。 昔は受信ボックスをいっぱいにして、重 …
-
93歳がひき逃げ 超高齢化社会の闇
福岡で93歳がひき逃げで逮捕 11月3日、福岡県警柳川署は、 道交法違反(ひき逃 …
-
便器のフタが無いと感染症が増えるかも
トイレのフタなんて、開け閉めが面倒なだけの「無用の長物」の代表位に思っていました …
-
青天の霹靂 川越南高校で野球部員が落雷で重体
再び痛ましい事故が起きました。昨日、埼玉県川越市で野球の試合中だった高校1年生の …
-
奈良のシカ せんべいあげて ダニもらう
奈良公園での楽しみはやっぱりシカと戯れることですよね。鹿せんべい買って、普通にあ …
-
消石灰使用中に失明する事故が起きています
消石灰、またの名を水酸化カルシウム。グランドに引く白線として有名ですが、農業や家 …
- PREV
- スマホとキーボードとまな板の共通点
- NEXT
- リコール トヨタ自動車