三菱自動車の燃費不正 ほぼ全車種か
2019/06/12
三菱自動車の燃費不正がほぼ全車種に拡大か
当初は軽自動車の4車種だけと思われていた三菱自動車の燃費不正が、
- デリカD:5
- アウトランダーPHEV
- ミラージュ
の3車種を除く1991年以降に国内で発売した全車種に及ぶことが分かりました。
ただ、関係者の話として伝えられていますので、確定するには少し時間が必要です。
これが真実だとすれば、
- パジェロ
- パジェロミニ
- パジェロジュニア
- パジェロイオ
- パジェロエボリューション
- ランサー
- ランサーエボリューション
- コルト
- コルトプラス
- ギャラン
- ギャランフォルティス
- RVR
- i(アイ)
- ディグニティ
- プラウディア
- アウトランダー
などが含まれる可能性があります。
※ご参考:年代別車種一覧
パジェロが入ってしまったのは元オーナーとして残念です。
三菱自動車 存亡の機
4月20日に軽自動車4車種で燃費計算で不正があることが発覚して株価は大きく下げましたが、その後少し戻していたところでした。
不正が全車種に及ぶという報道の影響はまだ出ていないようです。
午後から動きが出るのかも知れません。
過去のリコール隠しも、今回の燃費計算での防いでも、膿出しがしっかりとされて再生するだろうという期待がされますが、もし燃費不正が3車種を除くほぼ全車種に及ぶとなれば事情は変わってきます。
とは言え、三菱自動車はいわゆる
潰すには大き過ぎる
ため、倒産して、ブランドが消失することはないと思います。
また、「三菱」の名を冠しているため、三菱グループからの支援も期待できます。
ですが、今回の不正のレベルは余りに大きく、単に経営陣を刷新しただけでは済まないでしょうから、これから三菱自動車は長い長い茨の道を歩むことになるでしょう。
かつては三菱重工業とクライスラーが合弁事業として誕生した三菱自動車ですが、リコール不正が原因で2005年11月11日にクライスラーとの関係は解消し、三菱重工業の持分法連結会社。
現在は経営は独立してはいますが、今回の件を受けて、三菱重工業の自動車生産部門になってしまうのかも知れません。
カワサキのバイクは川崎重工業株式会社が作り、三菱自動車は三菱重工業株式会社が作る。
案外しっくりきます。
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