あんしん あんぜん はりねずみ

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痴漢・万引き・のぞきを利用した攻撃に要注意

      2019/06/13

皆さんは、痴漢、万引き、のぞきなんて被害にあうことはあっても、加害者になることはないと思っていますよね。自分でしなければ加害者にならない、確かにその通りなんですが、果たして常にそうでしょうか?

痴漢の冤罪被害者をニュースで見聞きしたことがあると思います。痴漢をしたことは証明する必要はなく、証言するだけで逮捕されます。しかし、裁判で自分が痴漢をしていないことを証明するのは本当に大変なことです。裁判で無罪を証明できたひとは、偶然車内の防犯カメラで姿が記録されていて、その立ち位置から痴漢をすることが不可能であることが証明できましたが、そのような幸運は誰にでも訪れる訳ではありません。今服役しているひとの中にもきっと無実のひとが混じっているでしょう。本当の加害者は塀の外で今も罪を重ねているかも知れません。

痴漢・万引き・のぞきの加害者に仕立て上げられないために

女性の場合は、まずは痴漢・のぞきの被害にあわないようにしなければなりません。その上で加害者に仕立て上げられないようにもしなければなりませんので、大変だと思います。ですが、加害者にされてしまうと、人生が大きく変わってしまいます。仮に長く続く裁判で無罪を証明できたとしても、その間に失ったものを取り戻して、元の生活に戻ることはほぼ不可能です。

痴漢に仕立て上げられないために

これはほとんどの場合が男性です。しかし、これからの時代は女性も注意が必要です。

私怨による攻撃をしようと思えば、証言者を用意すれば痴漢をでっちあげることは簡単です。

  • 防犯カメラがない
  • 証言者以外の人間がいない(少ない)

という条件さえ揃えば、「この人痴漢です」と警察を呼ばれたら終わりです。

これを避けるには、そのような条件が揃うような場所へ行かないこと。良く知らない相手からの誘いには気を付けましょう。

また、周囲の目があったとしても、混雑した公共交通機関の中では誰もいないのと同じ(仕込みの証言者以外のひとが見ていない)状態が生じます。その中で「この人痴漢です」と言われたら終わりです。公共交通機関の中では、

  • 立ち位置
  • 手の位置
  • 周囲の人

に常に注意を払いましょう。

万引き犯に仕立て上げられないために

万引きは証言者が要りません。未精算の商品を持ってゲートから出るかどうかで判断されます。

立ち寄った店で色々と商品を見ている間に自分のポケットやカバンの中に商品を入れられて、それに気付けなければ終わりです。店員につかまった時、本物の万引き犯でも「知らないうちに入っていた」という逃げ口上を言うでしょうから、そんなことを言っても信じてもらえません。運よく店内の防犯カメラに写っていればいいですが、写っていなければ自分が万引きしていないことを証明することは非常に困難です。

その商品を証拠物件として確保して、指紋がついているかどうかを科学的に調べても、裁判で無罪を主張する際に材料になるに過ぎず、無罪が証明された状態で店から出ることはできません。万が一、店や警官が商品を証拠物件として確保しない場合は、無罪を証明する材料は何もありません。

店で買い物をする時は、

  • 大きなポケットがついたコートなどは脱いで脇に抱える
  • トートバッグは口を閉めて、できれば脇に抱える(または肩に掛けて脇を閉めて口を閉じさせる)
  • 別の店で買った商品の入った大きな紙袋もトートバッグと同じように扱う
  • バックパックのジッパーを開けたままにしない(できれば背中ではなく、体の前にかける)

以上のようにして、気付かないうちに商品が入れられてしまうことがないようにしましょう。

のぞき犯に仕立て上げられないために

3つの中では比較的に防ぎ易い項目です。

のぞきは疑わしい行動をしなければ犯人に仕立て上げられることはありません。しかし、人間には好奇心があり、つい色々なところに目が行ってしまいます。

Curiosity killed the cat.

ということわざのように過剰な好奇心は身を滅ぼします。階段やエスカレーターの近く、公共施設、仕事からの帰り道などでは不要に周囲を見るのは控えましょう。たまたま見えてしまった場合には「のぞき」として扱われないと思いますが、場合によっては逮捕されてしまうことも考えられます。

安全な場所でしか好奇心を解放しないようにしましょう。

また、最近では歩きスマホは安全上の理由から止めるように注意喚起がされていますが、のぞき・盗撮犯と間違われる恐れもありますので、歩きスマホは止めた方が安全です。エスカレーターや混雑した公共交通機関内ではスマホの使用は避けた方がいいでしょう。カバンから出し入れする動作で痴漢の疑いをかけられる恐れもありますので、2重に危険です。気を付けてください。

 - 安全, 生活, 育児

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