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マイコプラズマ感染症はいつから登校・登園可能なの?

   

子育て世代は時々耳にするマイコプラズマ感染症ですが、感染した場合に幼稚園・保育園や学校へはいつから行っていいのか、出席停止扱いになるのかどうか、など気になることを調べてみました。

マイコプラズマ感染は、学校などを休む必要があるの?

こどもがマイコプラズマ感染症だと分かった場合、登校(登園)停止扱いになるかどうか、気になりますよね。

残念ながら、マイコプラズマ感染症の場合は、原則

登校(登園)停止扱いにはなりません=欠席数にカウントされます

ただ、「原則」と書いたように例外もあり、マイコプラズマ感染症に関してはちょっと注意が必要です。

学校などから「登校(登園)停止」だと言われない限り、欠席すべきかどうかの判断は、医師に判断を仰いだ方が安全です。

症状が改善し、全身状態の良い状態を保っていれば登校(登園)が可能ですが、その場合、他のこどもへの感染を予防するために、マスク着用など飛沫感染としての一般的な予防法を徹底しなければなりません。

排菌期間は4~6週間(症状が出る2~8日前から)

と言われていますが、保菌が数ヶ月続く場合もあるとも言われていますので、症状が見られなくなってからも咳エチケットをお忘れなく。

咳エチケット 咳にはマスクを着用しましょう

マイコプラズマ感染症の法律上の扱い

学校保健安全法施行規則「第三種 コレラ、細菌性赤痢、腸管出血性大腸菌感染症、腸チフス、パラチフス、流行性角結膜炎、急性出血性結膜炎その他の感染症」に含まれる場合は、

(出席停止の期間の基準)

第十九条  令第六条第二項 の出席停止の期間の基準は、前条の感染症の種類に従い、次のとおりとする。

三  結核、髄膜炎菌性髄膜炎及び第三種の感染症にかかつた者については、病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めるまで。

出典:学校保健安全法施行規則

とされており、学校医またはその他の医師によって

「感染の恐れなし」

とのお墨付きを頂くまでは出席停止扱いにあります。出席停止扱いですので、欠席扱いにはなりません!

でも、喜ぶのはまだ早いですよ。

「第三種 コレラ、細菌性赤痢、腸管出血性大腸菌感染症、腸チフス、パラチフス、流行性角結膜炎、急性出血性結膜炎その他の感染症」に含まれるどうかは、

学校で通常見られないような重大な流行が起こった場合に、その感染拡大を防ぐために、必要があるときに限り、学校医の意見を聞き、校長が第三種の感染症として緊急的に措置をとることができるものとして定められているものであり、あらかじめ特定の疾患を定めてあるものではない。

「その他の感染症」として出席停止の指示をするかどうかは、感染症の種類や各地域、学校における感染症の発生・流行の態様等を考慮の上で判断する必要がある。そのため、次に示した感染症は、子どものときに多くみられ、学校でしばしば流行するものの一部を例示したもので、必ず出席停止を行うべきというものではない。

出典:文部科学省 「学校において予防すべき感染症の解説3」P39~41

とされていて、要は「ケースバイケース」なんです。学校内で感染が拡大し、学校全体の安全な運営に影響を及ぼす恐れがある場合においてのみ、

感染拡大を防ぐために、必要があるときに限り、学校医の意見を聞き、校長が第三種の感染症として緊急的に措置をとることができるもの

とされています。

マイコプラズマ感染症が出席停止扱いになる可能性は?

ほぼゼロかも知れません。

横並び・事なかれ主義の傾向が強い学校においては、

  • 他の学校の動向
  • メディアの騒ぎ方
  • 保護者の騒ぎ方

を見て判断することになると思いますので、「出席停止」はほぼあり得ないと言っても過言ではありません。

ただ、出席停止扱いにはならないものの、学校における安全を考えた場合、

病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認められるまでは自主的に欠席する

必要があります。

無理な登校や登園は危険です

出席停止にはなりませんので、皆勤賞を狙っている人など欠席数が気になる方は無理してでも登校させるなんて場合も出て来るかも知れません。

感染力が強くないマイコプラズマ感染症ですが、症状が強い間は排菌もピークになりますし、こじらせるとマイコプラズマ肺炎を引き起こす恐れもあり、最悪は命に関わる場合もあります。

症状が軽くても、医師からマイコプラズマ感染症の診断を受けて、抗菌剤の処方を受けている場合は、医師の指示に従って学校を休むなど、十分な休養に努めましょう。(医師が登校可能と判断した場合は、この限りではありません。)

以前近所に住んでいたサイコママは、皆勤賞のためにインフルエンザに感染しているこどもを無理矢理幼稚園に登園させていましたが、自分のこどものことだけではなく、他のこどものことも考えて、正しい判断と行動をしたいものですね。

 - 保育園・幼稚園, 健康, 学校等, 小中高, 生活, 病原菌, 育児

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