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文部科学副大臣が仙台市教育委員会を批判と指導

   

宮城県の仙台市立館中学校で昨年起きたいじめを苦にした自殺への対応に不備があったとして、義家弘介文部科学副大臣が大越裕光仙台市教育長を文部科学省に呼び、指導を行いました。いじめへの対応について、文科省副大臣が地方教育行政のトップに直接指導するのは非常に異例なことで、今後いじめ問題に対する対応に良い変化が期待を持てます。

文部科学副大臣が仙台市教育委員会の対応を批判

批判されても当然です。

学校は当初自殺した生徒が「転校した」と虚偽の説明を生徒に行いました。

本来は教育委員会が決定すべき対応方針も、市の教育局が決定を行ってしまっていました。命が失われたにも関わらず、実務処理だけです。

市の教育委員会が臨時教育委員会を開催したのは、自殺から約2か月も経過しており、如何に仙台市の教育委員会およびその下の学校が異常な状態になっていたかが分かります。

それを文部科学副大臣が強烈に批判しました。

■自殺を非公表にした当初の判断をどう思うか。

“遺族の強い要請を受けた措置だと重々承知しているが、なぜ自殺に至ったかを考えてもらう指導を1年間、結果的に止めてしまった。指導を放棄したに等しく、極めて不幸な対応だった。私にも小学6年の子どもがいるが、命が失われたことを説明してもらえないような場所には通わせられない。”

■市教委と学校に今後、何が求められるか。

“保護者との信頼関係は現在、最悪だと思うが、信頼関係なしに教育は成り立たない。保護者説明会を1回、アリバイ的に開いて終わりにするのではなく、保護者や住民、子どもたちが参画した再発防止の態勢づくりを進めてほしい。”

“子どもというのは、いじめを必ず起こすものだ。いじめが起こらないなんてあり得ない。起こした時にどう対応するかが教育だ。学校の指導のどこが間違っていたか、どう対応すべきだったか検証してほしい。”

■仙台市長の対応は。

“もっと教委と意思疎通し、リーダーとして対応すべきだったと思う。学校へのカウンセラーの派遣など首長がしなければいけないことは数多くあった。首長も教委と一緒に考えていく責任がある。両者の連携は不十分だったと思う。”

出典:河北新報 2015年11月06日金曜日 <仙台いじめ自殺>事実の非公表 不幸な対応

読んで感動しました。本当にその通りです。

今後の対応への影響

今回指導を受けた仙台市、仙台市教育委員会、仙台市立館中学校は真摯に受け止めて動くことでしょう。というか、動かざるを得なくなりました。ただ、この事件は国民とメディアの注目を集めていますので、事件の闇は暴かれる方向に向かうはずです。

しかし、十分に解明されず、学校や教育委員会によって隠ぺいされた事件もあったはずですし、現時点でも保護者が必死に闘っている事件もあるはずです。

今回の文部科学副大臣による仙台市、仙台市教育委員会、仙台市立館中学校への批判、それと仙台市教育委員長への直接指導は、今回の事件だけではなく、文部科学省が今後の対応の在り方を示したものです。

今まではメディア対策さえしておけば、学校と教育委員会がグルになって事件を隠ぺいすることができました。保護者が自殺の非公表を希望すればしめたもの。自殺はなかった、そしていじめもなかった。生徒が一人転校して、それで終わり。こんなことができる学校にこどもを通わせることなんてできません。

それが今回仙台市で起きた事件への対応を文部科学副大臣が批判と直接指導を行ったことの影響は大きく、今後の対応が変わってくるはずです。

それでも私立学校でのいじめは闇の中

文部科学省がいじめへの対応について大方針を示したことで、今後の対応には良い変化が出るはずです。

「いじめ撲滅」と不可能な夢を掲げるのではなく、

いじめが起こらないなんてあり得ない。起こした時にどう対応するかが教育だ。学校の指導のどこが間違っていたか、どう対応すべきだったか検証してほしい。

という文部科学副大臣の言葉からその真剣さが伺えます。

ですが、私立学校は一応文部科学省の管轄ではありますが、ほぼ治外法権になっています。刑事事件として警察が介入する以外の第三者の介入ができない恐ろしいグアンタナモ収容所(アメリカの法律もキューバの法律も及ばない)のようなところです。

私学で発生するいじめは完璧に闇に葬られています。今までも、そしてこれからも。これを正すには、悪法「私立学校法」を改正する必要があります。これは長い間誰も触れない忌避事項になっています。ですが、これを隠れ蓑にしていじめ(教師によるいじめやハラスメントも含めます)が野放しにされています。いじめが問題化すれば、加害者ではなく、被害者が退学を迫られる。そんなおかしなことはありません。

文部科学省にはこの長い間誰も触れなかった私立学校法を改正し、私学による暴挙に歯止めを掛けてくれることを期待しています。

正義感に溢れる文部科学省

現在の文部科学大臣は馳浩氏、そして副大臣が義家弘介氏と異色の人事になっています。こんなに正義感の強い大臣・副大臣は未だかつてなかったと思います。

永田町の論理に負けず、こども達が安心して通え、親も安心して送り出せるそんな学校にすべく、改革を進めて行って頂けることを期待しています。

 

 - 学校等, 小中高, 生活, 育児

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