あんしん あんぜん はりねずみ

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ナイフは厳重に管理しましょう

   

昨日、私立暁星高校の教室で生徒がナイフでケンカ相手を刺す事件がありました。(過去記事「暁星高校でケンカ 生徒がナイフで刺す」)幸いにも刺された3人は命に別状がなく、しかも2人は軽傷で済みました。刃渡り10センチの折りたたみ式ナイフが使われていましたので、命に関わる事件に至らずに良かったと言えます。

刃渡り10センチの折りたたみ式ナイフと言われてもサイズ感が分からないと思います。

下の折りたたみ式ナイフ(フォールディングナイフ)はBUCKのものですが、刃渡りは7.5センチしかありません。これでも結構大きく見えますが。刃渡り10センチと言うとかなり大きめの折りたたみ式ナイフになります。

Buck Knife

僕は今もナイフは好きですが、小学校の頃から刃物は好きで、工作用に買ってもらった小刀と肥後の守を大切に使っていました。初めて所謂「折りたたみ式ナイフ(フォールディングナイフ)」を買ったのは大学生になった時。登山をするようになったので登山用にと思って買ったんですが、不用意にナイフを携帯すると逮捕されるという話はその当時からあって、結局は登山用に買ったものの、使ったことはありません。(学生時代は横浜と東京に住んでいましたが、電車に乗って登山に行く場合はどうしても都心を通ることになってしまい、職質⇒逮捕のパターンが怖かったです)

そんな僕なので、ナイフ好きなこどもの気持ちも分かりますし、お父さん世代がカスタムナイフにのめり込む気持ちも分かります。分かるだけに、今回の事件のように、こどもが問題を抱えた時にナイフを手にしてしまうのを防ぐ努力をしなければなりません。

古くはナイフも武器だったでしょうし、今でも紛争地帯・戦争地帯では武器になることもあるでしょう。ですが、日本のような法治国家においてはナイフを武器として持つことは禁止されています。

武器として持つことは禁止されていますが、趣味として集めたり、愛でることは禁止されていません。

それだけに、武器になるかならないかは持った人次第ということになってしまい、そこが難しいところだと思います。

今回事件を起こした生徒が凶器として使った折りたたみ式ナイフが、

  • 彼自身のナイフ(凶器として購入)
  • 彼自身のナイフ(趣味として購入・プレゼント)
  • 彼の家族のナイフなのか

には大きな違いがあると思います。

復讐のため、護身のため、いずれにしても凶器として購入するのを防ぐのは今の時代簡単ではありません。これを防ぐにはこどもをガチガチに管理する必要が出てしまいますが、購入を規制することを考えるよりも、

こどもが復讐のため、護身のため、凶器としてナイフを購入せざるを得ない状態に陥る

ことを防ぐ方が効果的だと思います。

今回、中学の頃から保護者は友人関係について学校に相談していたと言いますから、その努力が実らなかったのは残念です。保護者は最大限の努力をしていたとしても、学校に改善するつもりがなければどうすることもできません。親にできることは学校を変えることになりますが、頑張って入った暁星中学を止めて、他の学校に転校することは簡単ではありません。学校関係者は、対応に落度が無かったかをしっかり検証して頂きたいと思います。

逮捕された生徒が凶器としてナイフを購入していない場合、つまり

  • 彼自身のナイフ(趣味として購入・プレゼント)
  • 彼の家族のナイフなのか

であれば、親に出来ることはあったかも知れません。

幼児がいる家庭では、趣味のナイフは厳重に管理されていると思いますが、こどもがある程度大きくなるとお父さんの机の上に出されたままであったり、引き出しの中に入れられているだけだったりする場合もあるでしょう。

しかし、趣味のナイフを緊急で使用することはない訳ですから、

  • 机の上に出しっぱなし
  • 引き出しの中に無造作に入れられている

ような状態を作ってしまわずに、ナイフを保管する場所を決め、出来れば鍵をかけられる場所に保管するのが安心です。

いかにしっかりしたこどもであっても、死にたくなる程のいじめや嫌がらせを断ち切ろうと、とっさに持ち出してしまう可能性もありますし、変わったナイフを友達に見せようと家から持ち出してしまい事故に繋がる可能性も考えられます。また、夫婦喧嘩がエスカレートした際に、つい手にしてしまうなんてリスクもあるかも知れません。

いざという時に、とっさにナイフを手にしてしまうことがないように、ナイフが鍵がかかる引き出しや簡易金庫などの中に保管するようにしましょう。

ナイフを防湿庫に入れてしまうのも手です

我が家にはカメラ用に防湿庫があります。

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我が家の防湿庫はこれの2/3のサイズで、レンズ以外にも雨に濡れたスマホなどの養生に使われています。

ステンレスブレードのナイフは防湿庫に入れなくても錆び難いですが、湿気は金属にもハンドルの素材にも敵ですから、適度に防湿された場所で保管されることに越したことはありません。

もし防湿庫でカメラを保管されている場合は、ナイフも防湿庫で管理することにして、普段は鍵をかけておけば、こどもが勝手に持ち出すことができずに安心です。

「そんなことをしても鍵を壊せば持ち出せるじゃないか。」

って批判もあるかと思いますが、持ち出すためには鍵を壊す必要があるという事実を思い出すだけで、カーッと血がのぼった頭も冷静になるでしょうし、鍵を壊すに至ったとしても、壊している間に冷静になる可能性もあります。それでも尚鍵を壊して、ナイフを持ち出してしまう場合は、もうどうしようもありません。そんな場合は、大型金庫内にナイフを保管していても、ナイフ以外の凶器を探すか、自分で調達してしまうでしょう。要は冷静になる場を用意しておくことが大切だと思います。

また、鍵を壊しても、壊さなくても、ナイフがあるべき場所にない場合は、こどもが持ち出したことは比較的早く分かります。異常に早く気付くことができれば、こどもが罪を犯してしまう前に何とかしてやれるかも知れません。

こどもを四六時中監視することはできませんし、また監視するべきでもないと思います。それでも、人生を狂わせるような犯罪行為を犯してしまわないように色々な仕組みを取り入れて置くべきだと思います。

今回の事件は、こどもが教室で刺されるという親にとってショッキングなものでしたが、被害者になるケースだけではなく、自分のこどもが加害者になってしまう場合についても考えなければならないと思います。その意味で自宅にナイフがある場合はその管理をどうするべきかをこの機会に考えておかなければなりません。

ナイフは道具でしかありません

今回の事件は教室内にナイフが持ち込まれて、傷害事件に発生したという点でセンセーショナルに報道されていますが、教室内でカッターを使った傷害事件は過去にも起きています。

ナイフが悪いと荷物検査を厳重にして、親がこの持ち物を定期的にチェックしたところで、ナイフ以外にも凶器になるものはなんでもあります。僕が高校の時にはキリ(のようなもの)が使われたこともあります。

もっと言えば、椅子でも机でも、花瓶でも凶器になります。

その中ではナイフはより人の凶暴性を発揮させてしまう正確のある道具なのかも知れませんが、ナイフを持つと何も問題のない子が凶暴になる訳ではありません。

今回の事件で

  • 教室にナイフが持ち込まれた
  • ナイフはどこで買ったのか
  • 親のナイフを持ってきたのか

などなど、ナイフに注目が集まり過ぎないように祈っています。

あくまでも、事件を起こした生徒が、なぜ学校にナイフを持ち込まなければならないほどに追い詰められてしまったのか、親が中学の頃から学校に相談していたにも関わらず、なぜ改善がされなかったのか、そこが問題です。生徒や保護者が納得できる説明が学校からされることを願っています。

 - グッズ, ナイフ, 学校等, 安全, 小中高, 生活, 育児, 防犯

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