あんしん あんぜん はりねずみ

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開けられるパンドラの箱

   

台風が過ぎ去り、漸く晴れ間が出ました。気持ちの良い秋晴れですが、東北や関東では大雨による未曽有の被害が出てしまいました。雨が止んだ今日から捜索や復旧に向けて本格的な活動が始まりますが、ライフラインが大きな被害を受けてしまっていますので、今までの洪水被害とは違う次元の苦労が伴うと思います。不明者の方が無事に見つかることを祈っています。一日も早く普通の日々が被災地に戻りますように。

東北・関東が線状降水帯に襲われていたちょうど同じ頃、日本は別の衝撃にも襲われていました。神戸連続児童殺傷事件の犯人「酒鬼薔薇聖斗」が「絶歌」の出版に続き、ウェブサイトを公開したことが分かり、ネット上ではサイト探しが行われ、直ぐにサイトが判明すると驚く速さで拡散していきました。恐らく国内で一番多く検索・閲覧されたウェブサイトになっていたはずです。今これを読まれている方は既にそのサイトも閲覧されていると思います。「酒鬼薔薇聖斗」の本質が何も変わっていないことを恐怖に感じたのではないでしょうか。仮に神戸連続児童殺傷事件を知らない世代であっても、アップされたイラストやナメクジの写真やナルシズム感満載の裸体の写真にそこはかとない気持ち悪さや恐怖を感じたのではないでしょうか。

元少年Aが開けたパンドラの箱が解き放つ狂気

しかし、あれを見ても恐怖や気持ち悪さを感じることができない人がいます。気持ち悪いどころか、あれを崇拝の眼差しでみていることでしょう。その中から次の「酒鬼薔薇聖斗」が出る可能性があります。

僕には難しいことは分かりませんが、知能指数の高い元少年Aはその知能をフルに使って自分の犯した罪を反省ではなく、昇華する方向に持っていったように感じます。「パリ人肉事件」の犯人を尊敬・崇拝しているようですが、「愚かな一般人には我々の行為の崇高さは到底理解できまい」と主張しているように感じます。

元少年Aが外に出てきても、静かに暮らしてくれるのであれば仕方がないと思っていましたが、本を出版したり、ウェブサイトを公開するというのは大きな問題があります。パリ人肉事件の犯人は、小学生の頃に叔父から何度も聞かされたという「幼い子供を誘拐しては鍋で煮込んで食べる魔法使いの話」が彼の中の狂気を目覚めさせ、人肉を食することに興味を抱き始めたと言われています。叔父の話がパリ人肉食事件の犯人の中の狂気を目覚めさせたのと同じように、元少年Aの本やウェブサイトは、前犯罪者の狂気を解き放つトリガーになってしまうことが危惧されます。

既に塀の外に出てしまっている以上、法を犯さない限りは彼のいかなる行為も制限を受けないでしょうから、今後の行動が心配です。倫理的・宗教的に間違っていたかも知れませんが、墓がテロリストの聖地となることを恐れたアメリカはビン・ラーディンの遺体を水葬しました。元少年Aが日本の凶悪少年犯罪の前犯罪者の聖地と化すのではないかと不安です。

元少年Aのメールアドレスが公開されました

前犯罪者が元少年Aにどれほど関心を持ったとしても、今までは何もコンタクトを取る方法はありませんでした。また、彼から発信される情報もありませんでした。

しかし、本が出版され、それが日本中の関心を集めている中でのウェブサイト公開とメールアドレスの公開。多くの人には怒りややるせなさを感じさせるだけですが、一部の前犯罪者には大きな影響力があります。

メールアドレスの「carrier_pigeon_a」ですが、「Carrier Pigeon」は「Homing Pigeon」と同じで伝書鳩のことです。彼は「少年A」から「元少年A」になり、今は「伝書鳩A」という名称も自ら使っています。ウェブサイトに「元少年Aの公式ホームページ」と「元少年A」を使っているように、彼には恥ずべき・反省すべき・贖罪すべき過去のレッテルではなく、「崇高な自分に与えられた称号」のように感じているような気がしてなりません。

本当に恐ろしいのは近くに住んでいる前犯罪者

元少年Aが今のこの状態でどこかで生きているのは怖いですが、本当に怖いのは彼を崇拝し、影響を受けて犯罪を犯すこどもです。過保護な保護者や少年法に守られながら、今も狂気を膨らませていきます。

元少年Aはナメクジ・カエルから始まり、猫を殺すことで快感を得るようになって行きました。猫が惨殺されたというニュースは時々見聞きします。猫が惨殺されるとさすがに警察が動きますが、ナメクジ・カエルを殺していても余り気にされません。ですが、何であっても他者の命を執拗に奪う行動は危険なサインです。それを見た場合は、早い段階で何らかのアクションを取らなければエスカレートする恐れがあります。アクションをとっても止められない場合もあるかも知れませんが、開かずに済むパンドラの箱もあるはずです。

とは言え、よその家の子供の異常行動を見たとしても何らアクションが取れる訳ではありません。そこは親にしっかりと対応してもらうしかないのですが、親がそれを野放しにしたり、かばったりする場合は危険です。もしそんなケースに遭遇した場合は、引っ越しするしかないかも知れません。

少年法に問題も多く、改正されることを期待していますが、法を犯した後ではなく、法を犯す前にパンドラの箱を開けないようにすることを促す法律や機関ができることを切に願っています。

 - 安全, 生活, 育児

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