キャベツの千切りは胃腸薬レベル 最強のスライサーはこれ
2019/06/12
キャベツというととんかつの添え物だったり、肉を巻いて煮物にされたり、おまけ的な要素が強い野菜ですが、実はスーパー野菜だったって知ってますか?
キャベツには、
- ビタミンC
- ビタミンU(メチルメチオニンスルホニウムクロリド、別名「キャベジン」)
- イソチオシアネート
といった貴重な成分が含まれています。
ビタミンUには荒れて弱った胃の粘膜を修復し、胃を正常な状態に整える効果があり、Kowaの「キャベジンコーワα」の主成分になっています。
また、イソチオシアネートは抗癌作用が期待できるとされています。
そんなキャベツですが、加熱調理してしまうとせっかくの有効成分が破壊されてしまい、効果がかなりなくなってしまいます。
効果を期待するのなら生で食べないといけないキャベツですが、とんかつ屋さんで出てくるキャベツみたいに細かい千切りキャベツは無理だと以前は諦めていました。
最強のキャベツ千切り器を見付けました
それは「京セラ セラミックせん切りスライサー」
少し細身な感じがしますが、4分の1にしたキャベツをスライスするにはちょうどいいサイズです。
これ以上大きくなると片手で支えにくくなりますので、ベストだと思います。
使用中に手を切らないようにする押さえも付いています。
突起が鋭く、しっかり材料を押さえることができます。
スライサーの両端に突起があって、そこに押さえがハマって移動します。材料が薄くなった時でも、押さえがずれないので、使いやすいです。
押えが外れてしまって、手を切るなんて心配もありませんよ。
刃は京セラお得意のセラミック刃。良く切れますし、へたりません。
スライサーで切ったものは生で食べることが殆どなので、衛生面には気を使いたいですね。このスライサーなら漂白剤が使えますので、常に清潔な状態が保てます。
しかも!
千切りの幅を変えることができるんです!!
ここが素晴らしい。
上の写真は0.5mm。キャベツの千切りにはこれがベストです。
ふわっふわの千切りが簡単に出来てしまいます。
綿あめレベルにフワッフワになってしまいますので、「もう少し歯ごたえが欲しい!」という方には、1.3mmや2.0mmでスライスするのをお勧めします。
キャベツの有効成分は白い部分に多く含まれているんですが、その白い部分は緑の部分に比べると硬いのが難点です。
でも、このスライサーで0.5mm幅にスライスすれば、まったく気にならずに、気がつけばかなりの量のキャベツを食べてしまっています。
可動部分が若干華奢で、手荒に扱えば割れる可能性がありますが、普通にスライサーとして使用する分には全く問題ない強度がありますので、安心してください。
上は1.3mm。下は2.0mm。
この3種類があれば、どんなスライスでもバッチリです。
しかも、このスライサーには、刃の「洗浄・収納位置」というのがあって、刃を引っ込める(本当は台が上る)ことができるんです。
これのお陰で洗う時や片付ける時に誤って刃に触れてスパっといくこともありません。
唯一の残念な点が柄の角度。
曲がっています。
持ちやすいようにとの工夫ですが、余り持ちやすいとは感じません。
これのせいで柄が折れたというコメントもありました。これだけを握ってスライスするのは柄を折る危険性がありますので、注意しましょう。
他の方法も試しましたが、京セラ セラミックせん切りスライサーが最高です
最初はピーラーから入りました。
我が家ではKAIのピーラーを使用中。
これも良く切れますが、
- 薄さがイマイチ
- 破片の飛び散りが激しい
ので普段使いは厳しいです。ピーラーなので、仕方ないですね。
KAIピーラーの次は「業務用プロおろし&スライサーセット」を試しました。
元々大根おろし器を探していて、ついでだからとスライサーがセットでついているのを選んだ次第です。
大根おろしはちょっとの力ですりおろせる優れもの。
底の滑り止めと先に行くほど下がる形状が少ない力ですりおろすことを可能にしています。(※大根おろしは鬼おろしになることだけ注意が必要です。)
すりおろしと同じで、スライサーとしても少ない力でするする作業が捗ります。
セラミック刃も鋭いですが、こちらも負けじと鋭いです。
切れ味は怖くなるほど。
押さえはちょっと突起が短めですが、材料を押さえるには十分です。
ただ、押えとスライサー本体に噛み合う突起がないため、材料が少なくなった時には押えがずれることがあるので、十分に注意が必要です。
難点と言えば、
ちょっと大きいです。
「業務用プロおろし&スライサーセット」と「プロ」が冠されていますが、その名の通り、大量の材料を処理する時はいいのですが、一人分を処理する時には、後で洗うことを考えると躊躇してしまいます。
しかも、
滑り止めのゴムが取り外し可能になっていて、洗えるのは清潔でいいのですが、簡単に汁が入り込むので、結局毎回取り外して洗わなければならなくなってしまいます。
それが面倒で、これを買ってからもかなりの頻度でKAIピーラーが活躍していました。
それを思うと、京セラの「セラミックせん切りスライサー」は本当に優れもので、価格も手頃ですので、
- 今使っているスライサーが不満
- とんかつ屋の千切りキャベツを自宅で食べたい
- 最近胃の調子が良くないけど、できれば胃腸薬に頼りたくない
- こどもの野菜嫌いを治したい(食感を変えたら食べられるようになるかも!)
という方は是非京セラの「セラミックせん切りスライサー」をお試しください。
近所のスーパーやDIY店で安く買えることもあるようですが、ネット通販ではAmazonが安いようです。Amazonの中でも販売者によっては送料がかかってしまい、「かえって高くなってしまった。。。」なんてこともあり得ますので、価格だけではなく、送料も注意してくださいね。
京セラの「セラミックせん切りスライサー」の使い方
取っ手が曲がっているので、力を入れると折れる場合があるようです。
取っ手だけを持ってスライスせずに、ボウルなどに端を付けてスライスするといいとコメントに書かれていました。
でも、もっといい方法を見付けました。
こんな感じで左手に持ち、横向きにして使うと安定しますし、柄が折れる心配もありません。
手の小さな女性の場合、この持ち方は厳しいかも知れません。
そんな場合は、男手に頼りましょう。
こんな感じのフワッフワのキャベツの千切りは簡単に出来てしまいます。
これを氷水に数分浸けるとシャッキシャキの千切りキャベツになるそうですが、キャベツの栄養素が水に溶け出てしまいますので、フワッフワのままで食べることをお勧めします。
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