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おにぎり早食い競争で事故 JA東びわこ

      2016/12/08

11月13日(日)にJA東びわこが開催した農産物PRイベント「ふれあいフェスティバル」の「おにぎり早食い競争」で事故が発生していたことが明らかになりました。

事故が起きたのは、農産物PRイベント「ふれあいフェスティバル」が開催された彦根市安食中町の彦根総合地方卸売市場。

そこで行われた「おにぎりの早食い競争」は、

  • 15人が参加
  • 用意されたおにぎり5個を3分位内にどれだけ食べられるかを競う
  • 賞品は、1位に近江牛1kg、2・3位には近江牛500g

亡くなった男性(28)は、おにぎり5個目を口に入れ終わった直後に倒れました。

偶然その場に居合わせた医師や看護師が救急処置を行い、通報で到着した救急車で病院へ搬送されましたが、3日後に亡くなりました。

JA東びわこでは、ウェブサイトにおいて

JA東びわこ

第20回ふれあいフェスティバルについてお礼とお詫び 【2016/11/14】

 11月13日(日)に開催いたしました第20回ふれあいフェスティバルには、好天に恵まれ多数のご来場をいただきまして、誠にありがとうございました。

 当日は、地元農産物の販売をはじめ、地元産の食材を使った地産地消の食べ物をご賞味いただき、ご好評を賜り誠にありがとうございました。

 しかしながら、当日のステージイベントにおきましてアクシデントが発生し、午後からのキャラクターショー、ビンゴゲームなどを中止とさせていただきました。皆様には大変ご迷惑をおかけいたしまして深くお詫び申し上げます。

 また、会場におられました医師、看護師の方々によりご救護いただきましたこと、衷心よりお礼申し上げます。

 今後の催しにつきましては安全第一で運営するとともに、安全・安心の地元農産物の提供、地域のくらしを守る取り組みを今後も進めてまいりますので、ご理解・ご協力賜りますようお願い申し上げます。

JA東びわこ役職員一同

出典:JA東びわこウェブサイト HOME >> トピックス >> 第20回ふれあいフェスティバルについてお礼とお詫び

JA東びわこの担当者は、京都新聞の取材に対して、

  • 「遺族には誠心誠意対応している。死亡について公表する予定はなかった。」
  • 「お茶を用意するなど安全に配慮しており問題はなかったと考えている。事故が起き残念。今後このようなことがないようより一層注意を払いたい。」

とコメントしたそうですが、何と無く「不可抗力だった」と言おうとしている感じがします。

JA東びわこでは去年も同様のイベントを実施していたそうです。

今まで事故が無かったから安全ということはありません。

過去に早食い競争・早飲み競争では死者が出ていて、今回の事故を予見することは無理でも、

もしかしたら事故が起きるかも知れない

と事故の可能性を考えて、別のイベントに切り替えることは出来たはず。

しかも、今回は

おにぎりの早食い競争

もち(餅)の次に早食い競争をしない方がいい食品です。

消費者庁が、東京消防庁等と連携し、食品・製品等に関する窒息事故について、具体的な原因について統計をとった結果では、ある期間において対象となった事案の中で、事故件数が多い食品ランキングは

順位 食品
1位 もち
2位 ご飯
3位 アメ
4位 パン
5位 寿司
6位 お粥
7位 リンゴ
8位 団子
9位 バナナ
10位 ゼリー

※出典:消費者庁「窒息事故の詳細分析について(食品①)」

統計上では「ご飯」は窒息事故を起しやすい食品で第2位にランクインしています。

実は、お米はその粘りと粘着力によって、

もち(1位)、ご飯(2位)、寿司(5位)、お粥(6位)、団子(8位)

と5品目もランクインしている窒息を起こす原因となりやすい食品です。(米は日本人の主食で、食べる頻度が高いために事故を起しやすいという部分もありますが、窒息を起しやすい性質があることは間違いありません)

このことから、

お米から出来ている食品を使った早食い競争

は安全の観点から避ける方が安全です。

JA東びわこの担当者は「お茶を用意するなど安全に配慮しており問題はなかったと考えている。」とコメントしていますが、お茶を用意するだけで窒息事故が防げるなら簡単でいいですよね。

お茶を用意したとしても、米製品を使って早食い競争をすること自体に大きなリスクがあることを認識しなければなりません。

もし近江米をPRするために何か競争をするのであれば、

  • 利き米
  • 重さ当て
  • 俵担ぎ(これもそれなりに危険ですが、窒息はしません)

など、工夫をして頂きたいと思います。

過去に起きた早食い・早飲み競争における事故

過去に起きた事故としては

  • 1991年11月 東京都の中央大学でコーラ一気飲みコンテスト参加の学生が死亡
  • 2002年1月 愛知県の中学生が給食中にパンの早食い競争をして窒息死
  • 2004年11月 兵庫県福崎町の「もちむぎ」を使っためんや食パンを早食い競争で女性(38)が窒息死
  • 2008年10月 千葉県の小学生が給食中にパンの早食い競争をして窒息死

などがあります。

そして今回のおにぎり早食いによる死亡事故。

ビールの早飲み競争や一気飲み競争を他の飲料に置き換えるなど、自治体による対応に関してはヒステリックな反応もあったりしますが、飲料の場合はアルコールによる影響だけではなく、短時間に大量の飲料が体内に入ることによって体内のイオンバランスが崩れることによる健康障害が考えられますので、ビールをラムネや牛乳に置き換えてもリスクは残ります。飲料は「量」に注意する必要があります。(ビールやコーラなどではない、水だけであっても短時間に大量に飲むと、水中毒を引き起こし、命に関わる恐れがあります。)

早食いにおける事故を見ていると、やはり事故原因となる食品ランキングにランクインする食品ばかりです。

特産品をPRするために早食い・大食いを企画したくなる気持ちも分かりますが、事故が起きた場合のイメージダウンを考えると、別の方法を考えた方が懸命です。

もし、どうしても早食い・大食い競争を開催したい場合は、窒息事故を起しやすい食品は避けてください。

順位 食品
1位 もち
2位 ご飯
3位 アメ
4位 パン
5位 寿司
6位 お粥
7位 リンゴ
8位 団子
9位 バナナ
10位 ゼリー

※出典:消費者庁「窒息事故の詳細分析について(食品①)」

是非このランキングは忘れないでください。

 - 保育園・幼稚園, 学校等, 安全, 小中高, 生活, 育児, 食品

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