事務所ロッカーにスニーカー　OLの新常識

2016/09/19 2019/06/12

非常に強い台風16号（MALAKAS）は屋久島の西にあって、北東へ進んでいます。これに伴って秋雨前線が活発化して、西日本では強い雨が降り始めています。台風とは離れた場所でも局地的に激しい雨が降る恐れもありますので、今後の警報注意報だけではなく、雲・雨の様子にも十分注意をしてください。

OLの皆さんは事務所のロッカーにスニーカーを常備しましょう

最近は雨の日にラバーブーツ（ゴム長）を履く女性も増えました。ハンターやAIGLEなど、選択肢も増えました。

僕も会社勤めをしていた頃、コロンビアのラバーブーツを履いていましたが、あれで歩くとほんと疲れますよね。「オシャレは我慢」と言いますが、本当にそうだと思いました。

朝から雨が降っていればレインブーツで出勤しますが、降りそうで降らない時、あの歩きにくさを考えると、つい普通のパンプスを履いて出勤してしまうなんてことはないでしょうか。

で、仕事をしている間に土砂降りになり、お気に入りのパンプスが水没。そんなこともあるかも知れません。

しかし、冠水した道路は危険が少なくありません。

パンプスが水に濡れるだけでもショックは大きいと思いますが、冠水した道路には

などが混じっている可能性が大で、ケガをすると感染症にかかるかも知れません。

そんな事態を避けるために、雨で冠水した道路を歩く際には、できるだけレインブーツを履いておきたいところですが、急な雨による冠水に備えて会社のロッカーには

底のしっかりしたスニーカー

を常備しておくことをお勧めします。

そのスニーカーがハイカットだったら尚いいと思います。

新品を寝かせるのは勿体無いと思いますので、汚れたり、底が減ったりして捨てようかと思っているスニーカーを洗ってロッカーに入れておいてもいいと思います。

とにかく、冠水してしまった道路を歩かなければならなくなった時に足を守ることができる靴を準備しておくと安心です。

でも、もしロッカーが十分に大きくて、レインブーツをしまっておけるならもっと安心ですし、もし杖などの棒があったら更に安心です。（過去記事「冠水時の避難には杖を使うと安全です」も読んでみてください）

都市部、中でもオフィスビル街が地震に見舞われた場合、道路には割れたガラスが飛散します。

また、落下した看板類や屋根の一部など、金属片や木片なども散乱する事になりますので、男性のビジネスシューズでは何とか歩くことができても、女性のパンプスなどの靴で歩くことは危険です。

地震災害時には交通機関がマヒし、長い距離を歩かざるを得なくなることも考えられますので、そのような際にも安全に道路を歩けるようにロッカーにはスニーカーを一足準備しておくことがお勧めです。

そして、できれば踏み抜き防止用のインソールを入れておくと更に安心です。瓦礫の上を歩く時に釘を踏み抜いて大怪我をすることも防ぐことができますので、踏み抜き防止用インソールを入れておくとかなり安心です。

自宅に非常食・飲料水などを備蓄していても、無事に自宅まで帰ることができなければ意味がありません。

災害時にケガをすると治療を受けることもままならない可能性もあります。

メインの災害だけではなく、二次災害、三次災害などでもケガをしないように、是非靴にも気を付けてくださいね。