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止まらない京都の大麻汚染 今度は小学6年生

      2015/11/11

2015年10月に京都府京都市山科区と伏見区で高校生が大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕され、大きな衝撃が広がりました。警察庁の統計によれば、2015年上半期に大麻使用で摘発された未成年は58人で、昨年の1.7倍以上(前年上半期は33人)と大きく増加していて、大麻汚染の低年齢化が問題になっていた矢先のことです。

京都市内の小学6年生が教師に大麻を吸ったと告白

今回も京都市内です。しかも、高校生の逮捕者が出た山科区ではないかとも言われています。

2015年10月中旬に教師が不審な様子の男子児童(12歳)を問い詰めたところ、タバコを吸っていたことを認めました。更に追及すると、過去に「大麻を吸ったこともある」と告白しました。

こどもの場合、勘違いしている可能性もありますので、大麻吸引について慎重に聞き取りをしたところ、入手の経緯や吸引の方法が信頼するのに十分具体的であったため、学校は京都府警に相談、京都市教育委員会に報告しました。

京都府警が捜査を行っていますが、現時点では男子児童の周辺で大麻が見付かっていません。

刑法第41条、および少年法によって14歳未満の場合は刑罰が科されないため、京都府警は事実確認ができれば児童相談所への通告を検討するとしています。もし、京都府警が児童相談所に通告を行った場合は、必要性に応じて、

  • 児童自立支援施設への入所
  • 家庭裁判所への送致

が行われます。

大麻取締法では、

  • 栽培
  • 持ち出し
  • 所持
  • 売買

が禁止されていますが、吸引は規制対象に入っていません。

この男子児童の周辺で大麻が見付からず、売った相手も特定できない場合は、児童相談所への通告もないかも知れません。

大麻以前に喫煙はいけません

この男子児童が本当に大麻を吸ったのか、それとも危険ドラッグの一種を大麻だと言って誰かに吸わされたのか、事実は分かりません。自分で購入していないのであれば、今後再び同じ過ちを犯す可能性はそれほど高くないと思います。

「小学6年生が大麻吸引」

「過去10年間で未成年者の摘発は初」

という言葉のインパクトが非常に大きいため、大きな騒ぎになっていますが、男子児童の将来を考えて、特定や止めておいて欲しいと思います。

過去記事「大麻所持 京都の高校生4名逮捕について思うこと」で書いたのですが、大麻には思われているような害はないのではないかと最近では考えられてきています。調査によってはタバコの方がより害が大きく、アルコールの方がより周囲の人に危害を与える可能性が高いとも言われています。

ですから、今後(直ぐにではないと思いますが)大麻が日本でも合法化される可能性があると僕は思っています。そのような可能性がある大麻ですので、未成年者の吸引に関しては慎重に対応を検討して頂きたいです。

今回のケースでは、喫煙の事実が発覚し、その調査の過程で大麻の吸引が分かったのですが、大麻吸引がとんでもない重罪のようにとらえる大人も多いと思いますが、法律上も、実際にも、喫煙の方が問題だと思います。

大麻吸引に関しては必要以上に騒がず、必要な教育を行った上で、喫煙に関してはしっかりと指導を行い、更生に力を入れるべきだと思います。

京都の小学生に喫煙者が多い問題

京都だけに多いとは言いません。ですが、京都には小学生で喫煙する児童はかなりいます。僕も何度か目にしました。

京都は日本の伝統が残っていると言われますが、いい伝統だけではなく、悪い伝統も多く残っています。国内、海外から本当に多くの観光客が京都を訪れますが、テーマパークの表部分を楽しむだけで、誰もバックヤードには気付きません。貧困、差別、虐待、いじめ、犯罪、反社会的勢力、そんな問題と身近に接しながらこども達は生きていかなければなりません。

悪い先輩の影響でタバコを覚えたり、ほとんど家にいない両親が置いていったタバコを吸うようになったり、虐待やいじめのストレスでタバコに手を出したり、色々不幸な背景がある可能性があります。

僕もかつては喫煙者でしたが、一度ニコチン依存症になってしまうとなかなか止めることは難しいものの、そう簡単にニコチン依存症にならないのも事実です。吸い始めてかなり長い期間はそんなにいいものだとも思いません。大人の場合は色々な事情があってタバコを吸い続けてしまう訳ですが、心身ともに健全な児童生徒が吸い続けてしまうほど美味しいものでは決してありません。

今回大麻を吸引したとして問題になっている児童の場合、教師が不審な行動を見て問い詰めたところ喫煙していたことが分かったと報道されています。推測するに、学校で隠れてタバコを吸っていたところを先生に見付かってしまったのでしょう。便所に流すなどして証拠は隠滅したものの執拗に尋問されて、喫煙もゲロして、ついでに大麻の事までゲロしまった、とそんな感じではないでしょうか。

教師が「大麻=凶悪=警察」と短絡的に考えたことは仕方がないかも知れませんが、大麻取締法から言えば違法ではない訳ですから、そのまま警察に相談したことは正しかったのかどうか疑問の余地は残ります。それよりも、この子がなぜ喫煙をしてしまったのか、なぜ学校に来てまでタバコを吸わないといられなかったのか、そこを掘り下げてあげて欲しかったです。

興味本位でタバコを吸うなら学校では吸いません。親が喫煙者なら留守に自宅で吸うか、カラオケやゲームセンター、河原や近鉄やJRの高架下で吸えばいいことです。でも、それを敢えて学校で吸ってしまった。きっと何か事情があるはずです。それを聞き取ってあげて、相談に乗ってあげて欲しかったです。そうすれば、タバコも止めるでしょうし、大麻なんかには二度と手を出さないはずです。

未成年の喫煙は未成年者喫煙禁止法で禁止されていますので、こちらについてはきちんとした対応を取るべきなのは止むを得ません。ただ、今回のような形になってしまうと、大麻ばかりがクローズアップされてしまい、この法律が本来意図する未成年者の保護という目的が果たせられないのではないかと心配になります。

タバコも大麻も止めておきましょう

タバコは20歳になるまでは未成年者喫煙禁止法で禁止されていますし、大麻は吸引だけは対象外ですがそれ以外の殆ど全ての取り扱いが大麻取締法で禁止されています。

ただ、法律で禁止されているからというだけではなく、タバコも大麻も煙を肺に入れることで、肺でも酸素の交換が正常にできなくなり、やがては想像を絶する苦しみの中で絶命する死よりも恐ろしい病気と言われるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)への道を一歩ずつ進んでいきます。肺がんと違って、家系でなる・ならないは変わりません。体質で死ぬのが早くなったり、遅くなったりはしますが、タバコを一本吸えばその一本分だけCOPDに近づきます。

ルールだから、法律だからと「ダメ」ばかりを言う大人に反発を覚えてタバコに手を出す場合もあるかも知れません。でも、タバコや大麻など、煙を肺に入れるものはあなたの人生のために止めておいてください。COPDは本当に恐ろしい病気ですから。

慢性閉塞性肺疾患

 - 健康, 化学物質, 学校等, 小中高, 生活, 育児

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