あんしん あんぜん はりねずみ

毎日を安心して安全に過ごしたい。そんな想いに役立つ情報をお届けします。

*

その音、大丈夫ですか

      2019/06/13

毎日の生活の中では色々な音が出ます。足音、話し声、あかちゃんの泣き声、シャワーの音、トイレを流す音、ペットの鳴き声などなど。

最近保育園・幼稚園のこどもの声が騒音か否かが議論されていますが、昔から騒音問題は結論の出ない難しい問題みたいです。

どの位の音が騒音なのか

機械で正確に計測することはできても、「騒音」かどうかは主観的なことなので難しいのですが、一般的には

  • 日常生活で静かと感じるのは45dB(デシベル)以下
  • 望ましい音のレベルは40~60dB

と言われています。60dBがどんなレベルかと言うと、普通の会話、チャイム、40キロkm/hで走る自動車内ということなので、すでにそこそこの音です。70dBになると、掃除機、キータイプの音、賑わう街頭になり、限定された時間なら我慢できますが、ずっと続くのは耐えられないかも知れません。60dBというのが上限というのも分かる気がします。

隣人からの音が常時70dBを超えている場合は騒音で間違いないのですが、50~70dBの音の場合はひとによって感じ方が変わると思います。

境界線は好意次第

掃除機の音や賑わった街頭の音が騒音だというのは全員一致かと思います。でも、50~70dB(エアコンの室外機:50dB・普通の会話:60dB)の音は、気持ち次第で感じ方は変わります。一番自分に近い存在の自分自身の出す音は気になりませんし、自分に近い存在の家族やペットの音も余り気になりません。隣人でも仲の良いひとの立てる音も比較的気になりません。やっぱり音が許せない相手というのは余り良く思っていない相手ではないでしょうか。僕はそうです。

好意を持っている相手の音は気にならないどころか、時には微笑ましくさえ思えます。でも、好意を持っていない、または嫌いな相手の音は些細な音でも騒音になるかも知れません。40dB(図書館内のレベル)以下でも気になってしまうかも。

全てのひとを愛し、全てのひとから愛されればいいのですが、そんなに簡単ではありません。暮らしていれば、嫌なひともいれば、自分が好かれないこともあります。仮に自分に落ち度がないにしてもです。

自分の出している音が騒音でないか確認しましょう

隣人が出す音が騒音かどうかは自分の気持ちでも変わります。好きなところを見付けて寛容になることで緩和される部分もありますので、ある程度は努力して、それでもダメな時は直接お願いをするか、第三者(共同住宅の場合は管理人)経由でお願いし、それでもダメなら我慢するか、引っ越しするしかありません。

それと同じことを感じている隣人がいるかも知れません。あなたにとっては気にならない音で悩んでいるかも知れません。色々なひとがいて、色々な感じ方があります。不要なトラブルを防ぐために、自分の出している音がどんなレベルなのか、一度客観的にみてみませんか。

スマホのアプリで騒音測定できるものがあります。一度測っておけば安心ですよ。

 - 騒音問題

  関連記事

関連記事はありませんでした