あんしん あんぜん はりねずみ

毎日を安心して安全に過ごしたい。そんな想いに役立つ情報をお届けします。

*

三菱自動車が日産自動車の傘下に

      2019/06/12

日産が三菱に3割出資し傘下に

今回の燃費データ不正事件で、三菱自動車の販売への影響は大きくなるばかり。

昨日、国土交通省への再報告の後に行われた記者会見では、軽自動車の4車種のみとされた燃費データ不正が他の車種にも及ぶことを明らかにしたため、営業的な打撃は勿論、今後の補償も大きく膨らむことになりました。

昨日遅く、日産が約3割(2000億円規模)の出資を行い、三菱自動車が実質上の傘下に入るというニュースが流れました。

日産には「やっちゃえ 日産」というCMがありますが、やっちゃったのでしょうか。

思い起こせば、今回の燃費データ不正事件、日産側の指摘から始まりました。

三菱自動車側は今のところ未決定としています

三菱自動車から文書が出ました。

本日の一部報道について

本日、日産自動車株式会社と当社との資本業務提携等に関する報道がありましたが、これは当社が発表したものではありません。

当社は同社との間で、資本業務提携等に関する様々な検討を行っていますが、現時点で決定した事実はありません。

本件に関しては、本日開催の当社取締役会において議論する予定であり、お知らせすべき事項が決定した場合には、速やかに公表いたします。

話はしているものの、最終的な決定には至っていないということのようです。

日産が三菱を傘下に収めることができれば、

  • 補償問題もスムーズに進められる
  • 軽自動車部門に関して更に深い技術を得られる
  • SUV部門もおまけでついてくる可能性がある

と大きなメリットがありますし、日産がバックについてくれることで、三菱自動車も販売の不調や今後の補償問題で資金の心配をする必要がなくなります。

三菱重工業の自動車製造部門になるかとも思いましたが、日産と三菱の組み合わせならばある意味ベストパートナーなのかも知れません。

元々軽自動車部門で2011年に折半出資で軽自動車の共同企画会社を設立していた位の関係ですから、傘下に入るのは時間の問題でしょう。

日産には三菱の企業体質を根本的に治してくれることを期待します

今回の燃費データ不正も多くの人を騙した点では罪が重いですが、安全性に絡んでいないことがせめてもの救いです。

過去にはクレーム隠しなど、安全性を軽視した罪も犯している三菱。

しかも、三菱自動車が「本社から子会社に不正の指示があった」との報告書をまとめているとの報道もあり、経営陣が関与していた可能性も出てきました。

日産の傘下に入ることで徹底的に膿出しをして、再生することを祈っています。

MITSUBISHIは「ITS B S」

昔ロスに行った時、三菱自動車のピックアップに書かれた

三菱

という文字の一部が消されて、

三菱

にされていました。

It’s Bull Shit.

当時ロス(の一部?)で流行っていたそうです。

今回の一件で久しぶりに思い出しました。

 

 

 - リコール, 交通安全, 生活, 自動車

  関連記事

JINSロゴ
JINSオンラインショップでメガネを買う時の注意点

JINSオンラインショップはショップに在庫がない商品も買えますし、何より時々メー …

カンジダ
新型カンジダが世界的な脅威に Candida auris

Candida auris(カンジダ・オーリス)。耳慣れない名称ですが、これから …

ユニクロ
UNIQLO 登山に使えるソックスはどれ?

登山やトレッキングにいいシーズンになりました。 ウェアやグッズを探されている方も …

サンマ
給食で食中毒 賞味期限5ヶ月過ぎたサンマ使用

給食で87人が食中毒 消費期限切れのサンマが原因 1月21日、福島県下郷町の小中 …

お米
臭い飯を食わされました。

臭い飯を食わされました。 お米が切れたので、スーパーの新米コーナーにある5kg袋 …

外耳道
耳垢の重要な役割と正しい耳掃除方法

GIZMODEの「まじでやめよう耳掃除。米医学会が声を枯らして警告」という記事で …

人気病院で患者の年齢制限

さっきまで土曜日の午前診に行ってました。 病院で患者の年齢を制限することの是非 …

古紙
インフルエンザワクチン製造大手が書類を紫外線で偽装

読売新聞によると、インフルエンザワクチンの国内シェア3割を持つ製造メーカー大手が …

第三の洗剤
第三の洗剤 こども以外も注意が必要です

第三の洗剤はこどもがお菓子と間違えて口に入れる事故が起きていると注意喚起されてい …

インフルエンザウイルス
インフルエンザの流行入りは2006年以来の大幅な遅れ

例年であればインフルエンザは流行期に入り、注意喚起がされる時期ですが、今年はまだ …