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清原和博氏が覚せい剤取締法違反で逮捕

      2019/06/12

噂通り清原和博氏が覚せい剤取締法違反で逮捕

平成26年頃から薬物使用の疑いがあると週刊誌に書かれてきた清原和博氏がとうとう覚せい剤取締法違反で逮捕されてしまいました。噂になってから時間が経ったことで自分は大丈夫だと思ってしまったのでしょうか。

強制捜査によって、自宅からは

  • 覚せい剤(結晶の一部が欠けた状態で見つかっており、使いかけの可能性)
  • 注射器3本(注射器は袋に入ったままのものと開封されて取り出されたもの)
  • ストロー1本
  • パイプ1本(黒ずんでいる)
  • 携帯電話4台

止める機会は十分にあっただけに残念です。

ASKA氏と同じ警視庁の組織犯罪対策5課が対応

今のところ、清原氏は「所持」の容疑だけですが、自宅から押収された品から使用の痕跡を探すのと同時に、尿検査や毛髪検査などで「使用」の裏付けを取ることになります。

平成26年にASKA氏を覚せい剤取締法違反容疑などで逮捕した直後に続けて逮捕する予定だったのかも知れませんが、交際相手の女性が無罪を主張するなど予想外の展開があったため、清原氏の逮捕には慎重に慎重を重ねて内偵を進めてきたのだと思います。所持だけではなく、使用でも証拠が取れるタイミングで逮捕したでしょうから、尿か毛髪で決まると思います。

組織犯罪対策5課のメンツにかけて今回の事件の捜査を進めるでしょうから、清原氏は勿論、その入手ルートや芸能人で覚せい剤に手を出している人の逮捕に繋げていくはずです。

覚せい剤は、長く使用すれば使用するほど、体を蝕み、廃人に向かう階段を降りていくことになってしまいます。逮捕されることは喜ばしいことではありませんが、覚せい剤中毒になり、自力では止められなくなった人の命を助ける唯一に近い方法です。捜査が進み、清原氏の周辺の中毒患者が全て逮捕され、売人が一掃されることを祈っています。

止めればいいのにと思ってしまいますが、簡単に止められるものではありません

逮捕されたASKA氏や清原氏を見て、馬鹿だなぁって思う人も多いと思います。

  • 覚せい剤なんかに手を出さなければいいのに
  • 万が一、覚せい剤に手を出しても、バレそうになったら止めて、髪も剃ってしまえばいいのに

でも、そんなに簡単ではありません。

ASKA氏や清原氏が覚せい剤の違法性や有害性を分かっていなかったはずはありません。清原氏はその風貌からちょっと微妙な感じがしますが、それでも知っていたはずです。

でも、知っていても、自暴自棄になった時に手を出してしまう。

人生に絶望して、死を考えてしまった時に、「どうせ死ぬ位なら」と手を出してしまう。

覚せい剤はそういうものです。

人間が弱った時にその隙に入り込む悪魔のような存在。

覚せい剤中毒になった人は法律を破った点では「犯罪者」とも言えますが、誰にも迷惑をかけていない場合もありますので、その意味では殺人や暴行などの「犯罪者」とは違います。

覚せい剤中毒で逮捕された人は覚せい剤の「被害者」だとも言えます。

悪いのは覚せい剤とそれを売って利益を得る組織です。

警察には入手ルートの解明に全力をあげて頂いて、覚せい剤が入手できない世の中にして欲しいと思います。

覚せい剤の入手ができなければ、覚せい剤中毒になることも、逮捕される「被害者」も出さずに済みます。

不可能かも知れませんが、実現を祈っています。

覚せい剤所持・使用で逮捕された人を必要以上に叩くのはどうかと思います

ワイドショーや週刊誌はこぞって清原氏が以前からおかしかったと報じることでしょう。

清原氏はクリーンだと言っていた人が手のひらを返したように

「実は以前から私もおかしいと思っていました。」

なんて言ったりするのでしょう。

確かにテレビに出るような人が覚せい剤に手を出すことで、覚せい剤を世に広めてしまう影響があると言えばあるのかも知れません。

しかし、同時にその事件を使って覚せい剤の恐ろしさを世に伝える機会にすることもできます。

おもしろおかしく奇行の部分だけにスポットを当てるのではなく、如何に覚せい剤が恐ろしいものなのかをしっかりと説明して、覚せい剤に手を出す人が一人でも減るように報道をして頂きたいと思います。

 - 健康, 化学物質, 安全, 生活, 育児

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