あんしん あんぜん はりねずみ

毎日を安心して安全に過ごしたい。そんな想いに役立つ情報をお届けします。

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その塾、安全ですか

   

塾と言えば、やっぱり合格実績が気になりますし、教え方やお値段も気になるところです。でも、塾が安全かどうかを気にされる方はそんなに多くはないのでは。

2005年12月10日に京都で発生した「宇治学習塾小6女児殺害事件」は日本中を震撼させました。大学生講師が起こした事件でしたので、業界では講師の採用基準を急遽見直しました。それと同時に、外部から侵入する犯罪者への対策も強化したり、生徒が通塾すると保護者にメールが送信されるシステムが取り入れられたりもしました。

その事件以降も講師による暴行やわいせつ事件などが起きていますが、2005年の事件のような凶悪な事件が発生していないため、「のど元過ぎれば」状態になっている感があります。

本当に安全になったのでしょうか。

塾は「絶対安全」ではありません

そもそも「絶対安全」な場所は存在しないかも知れません。

講師の採用基準見直しも色々な防犯対策も意味がないとは思いませんが、それだけで実現ができるほど「安全」は安くありません。

京都の事件では、嘘で被害者以外の生徒を他の教室へ誘導し、防犯カメラのケーブルを抜き、立てこもった教室を内側から鍵をかけて実行されました。犯人の綿密な計画の前には、塾の安全対策は無力と言わざるを得ません。「絶対安全」にするには、講師の他に各教室へ警備員を配備するしかないかも知れません。それでも「絶対安全」は無理かも知れません。

パンフレットは参考程度、自分の目で確認しましょう

2010年の事件以来、塾のパンフレットには安全対策に関する美辞麗句が並んでいます。去年のベネッセ個人情報流出事件以降は個人情報の保護方法に関する売り文句が加わったことでしょう。

パンフレットに書かれた内容と違う場合もあるでしょうし、パンフレット通りであっても運用がしっかりされていない場合もあるかも知れません。レストランのメニューの写真と実際の料理が違っているのは当たり前だと経験上知っていますが、塾はレストランほど何回も経験するものではありませんので、書かれたことが真実なのかなと思ってしまうところがありそうで心配です。鵜呑みにはせず、自分達の目で確かめる必要があります。

防犯だけが安全の全てではありません

塾の安全と言うと防犯だけのように思われがちですが、

  • 事故
  • 火災
  • 地震
  • 津波
  • 感染症
  • アレルギー
  • いじめ
  • パワーハラスメント
  • セクシャルハラスメント
  • 講師と生徒の交際

ありとあらゆるリスクが絡んできます。これらにどう対応しているかはパンフレットでは分かりません。入室前の見学や体験授業でも分からないと思います。

入室してから退室(卒業)するまでの期間、ずっとアンテナを張っておかなければならないことです。家の中が外と同じかそれ以上に危険だと前に書きましたが、塾でも同じです。これでは気が休まる時がありませんが、大切なこどもの安全です。「こどもの安全は私が守る」という気持ちを持って頑張っていきましょう。

 - 習い事

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