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みのりフーズ 広がる廃棄食品の横流し

      2016/09/09

ココイチの冷凍カツの横流しに始まった今回の事件は、調査が進むにつれて、想像以上の広がりを見せています。

みのりフーズの倉庫からイオンとセブンの商品も

みのりフーズの倉庫からは、ココイチの4製品

  • ビーフカツ
  • ロースカツ
  • チキンカツ
  • メンチカツ

が見つかっていますが、岐阜県の立ち入り調査でそれ以外にも108品目が見付かりました。

108品目のうち、39品目は販売元・製造元が表示されていませんでした。これらについては、現在岐阜県が調査を進めています。

販売元・製造元の表示があった69品目については、販売元・製造元が所在する都道府県及び保健所政令市(10都道県11市)に調査が依頼し、次第に内容が明らかになりつつあります。

  • CO・CP びんちょうまぐろスライス 2000kg
  • マルコメ みそ 144000kg(最大で)
  • セブン セブンプレミアム 豚バラ蒲焼き(丸大食品) 約800個(最大で)
  • イオン ソーセージなど3品目

これらは氷山の一角に過ぎず、これから更に広がっていくはずです。食品に関する過去最大の不正事件に発展してきています。

廃棄食品を不正流通させるネットワークが存在しているようです

当初は、

  1. CoCo壱番屋が冷凍カツの廃棄をダイコーに委託
  2. ダイコーがみのりフーズに販売
  3. みのりフーズが小売店に卸す

という流れだと思われていましたが、恐らくダイコー以外の仕入先や産業廃棄物処理業者とみのりフーズを仲介するブローカーが存在しているようです。

イオンのソーセージなど3品目については、ダイコーからみのりフーズが仕入れてはいますが、取材に対してイオンが

  • ダイコーと取引はない
  • 店が廃棄した商品とは考えにくい

とコメントしていることから、ダイコーやみのりフーズが未だ明らかにしていない「黒いルート」が存在している可能性が濃厚になっています。

みのりフーズについて気になること

みのりフーズについては、岐阜県の発表によりますと、

  • 屋号 みのりフーズ(個人経営) 佐伯俊清(敬称略)
  • 業種 めん類製造業
  • 所在地 羽島市上中町長間2318(TEL:058-397-0323)
  • 取引等の状況を示す伝票等書類の存在は確認できなかった。
  • 食品衛生責任者への事情聴取の結果、ダイコーとの取り引きはその食品衛生責任者の独断で行った。
  • みのりフーズの営業の実態としては、平成24年1月18日に食品衛生法上の「めん類製造業」の許可を得たが、現在では登録されているめん類製造業の実態はない。

とされています。

今回の事件の最初の頃は、入山製麺株式会社という名前が報じられていましたが、途中で「みのりフーズ」だけに変わりました。

入山製麺株式会社を調べると岐阜県製麺共同組合のページが残っていますが、組合員名簿からは削除されてしまっています。

入山製麺のサイト(※2016年9月サイトは閉鎖されました)

  • 会社名 入山製麺株式会社
  • 代表 入山昇一(敬称略)
  • 住所 〒501-6311 岐阜県羽島市上中町長間2318
  • TEL/FAX 058-398-3241 / 058-398-2299

となっていて、みのりフーズとは住所だけが同じで、代表者は異なっています。

Googleマップで見ると、消されたところに「入山」と書かれていたようです。

奥に見えるスレート葺の2階建ての建物には、「入山」の文字が見え、残りの2文字も恐らく「製麺」のようです。2枚パネルが落ちてしまっていますが、反対側から見ると「工場」と入っています。

手前の建物と奥のスレート葺の建物を入れるとかなりの規模になりますが、それで製麺を行っていないとすると実態は何なのでしょうか。

入山製麺株式会社の後を「みのりフーズ」が引き継ぎ、平成24年1月18日に食品衛生法上の「めん類製造業」の許可を得て、製麺を行ったものの立ち行かず、製麺は止めて現在に至ると考えるとそれほど不自然ではありません。

ただ、製麺を行っていないのに、食品衛生責任者がいるのはなぜなのか、またこれほど問題が大きくなっているにも関わらず、代表の佐伯俊清氏は表に出て来ないのも気になります。

食品衛生責任者の岡田正男氏が実質的な経営者であると言われていますが、製麺業を廃業した上に、代表者の他に食品衛生責任者兼経営者が存在できるというのが不自然です。廃棄食品ロンダリング用のダミー組織だと思われても仕方がありません。

みのりフーズ以外にもある廃棄食品ロンダリング

今回の事件をみのりフーズを介した廃棄食品ロンダリングの解明だけではなく、その他のケースについても調査・捜査を行って頂きたいと思います。

この他にも、養殖業者から流通しているかも知れない病死した魚・鶏・牛・豚などの流通などについても、調べて欲しいです。

「山崎パンはカビないから健康に悪いはず」という都市伝説のような誤った噂もあります(詳しくは過去記事「」を参照ください)が、それは食に対して敏感になっているせいです。

食に関しては細かいことでも不安になってしまい、どこの◯◯はダメだとか、ソーセージやハムをたくさん食べると健康に悪いとか、色々言われていますが、廃棄されるはずの食材や食品が流通してしまっているなんてことは別次元の衝撃です。既に分かっていることは氷山の一角だと思いますし、みのりフーズ自体が氷山の一角である可能性もあります。どうかみのりフーズだけで終わらせず、同じような犯罪を明らかにして、日本の食の安全を取り戻して頂きたいと願っています。

 - 健康, 安全, 生活, 病原菌, 育児, 食中毒, 食品

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