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ミラーレス車の隠れた問題点  老眼は要注意

      2017/01/17

ハイテク感満載の車のミラーレス化ですが、それを運転する側の老眼が原因で、意外に利便性を享受できる人が限定されてしまうかも知れません。(でも、安心してください。将来的にその問題は解消されるはずです。)

自動車がハイブリッドになったり、電気自動車になったりするのも大きな変化でしたが、ボンネット内部の変化なので、自動車の外観は長い間変わってきませんでした。全体のイメージこそ、時代に合わせて、角ばったり、丸くなったり、変化はしていますが、乗用車の場合、

  • 左右のドアミラー(昔はボンネットに付いてました)
  • 中央のルームミラー

が付いているスタイルにずっと変化はありませんでした。

それが、ミラーレス化によって久しぶりに大きくスタイルが変わろうとしています。

既に日産のスマートルームミラーによって一部の車種がオプションでルームミラーが液晶モニター化しています。

スマート・ルームミラー 「かつてないクリアな後方視界を実現した日産のテクノロジー。」

日産スマートミラー

着実に時代は進んでいます。

そして、レクサス「LS」次期型がどうやらミラーレス化して登場することになるようです。

ドアミラーがミラーレス化することによって、

  • 空気抵抗の低減
  • 可動部品の減少による故障箇所の減少(ヒンジ・ミラー角度調整部など)
  • 水滴による視界の悪化から解放
  • 夜間には照度を上げたり、人や障害物を示す運転者支援機能を盛り込むことが可能

などのメリットもあるため、導入は悪くないと思います。

トラックの場合はメリットが更に大きいため、導入が加速的に進むかも知れません。

トラックの場合は、モニターが設置される場所まである程度の距離を確保できますが、乗用車の場合はミラーの代わりとなる液晶パネルまでの距離を確保できません。

ミラーレスについては、カメラやミラーが故障したらどうするのかという不安もつきまといますが、その辺りはきっとメーカーが何とかしてくれるだろうと期待しています。

ですが、液晶モニターがフロントピラー辺りに設置されてしまうことで、老眼には後方視界が却って悪くなってしまう恐れがあります。

どういうことかと言いますと、老眼になると近くのものが見えにくくなります。

運転中は、比較的距離の離れた場所を見続けるため、急に近くを見ようとしても、焦点が直ぐに合ってくれません。

焦点が直ぐに合わないため、運転中にメーターパネルを見た場合はぼんやりしてしまっていますが、ぼんやりとは見えますし、針の位置などで速度を把握することは出来ますので、安全な運転に支障はありません。

それがルームミラーの位置やフロントピラーに設置された液晶パネルで後方の視界を確認するとなると話は別です。

ミラーで後方の視界を確認する場合は、ミラーを介していますが後方の景色を実際に見るのと同じですので、老眼でも鮮明に確認することができます。

ですが、液晶画面に映された映像を見るとなると液晶画面の表面に目の焦点を合わせなければ鮮明に見ることができず、その結果液晶画面に映った方向の視界は不鮮明なものになってしまいます。

前方を見て運転している最中、急にメーターを見た時と同じように不鮮明な映像になってしまいます。

これを鮮明に見るには、遠近両用メガネを掛ける必要がありますが、運転時に使用することに抵抗がある人も多いと思いますし、余りお勧めもできません。(前方視野が狭くなってしまいます。)

近視でも遠視でも矯正視力が問題ない人はOKですが、ピント調節機能が落ちた老眼の人にはミラーレス車に乗ることは難しそうです。

老眼の人がミラーレス車に乗るために導入が望まれる技術

とは言え、老眼の人がミラーレス車に乗ることは諦めなければならない訳でもなさそうです。(現時点ではそこまで対応した液晶モニターは使用されていません。)

いい遠近両用メガネや遠近両用コンタクトレンズを使うのも手です。でも、僕は遠近両用メガネが苦手で、そして目が痛いのでコンタクトレンズは絶対に無理。

そんな人でも道はあります。

少し前に話題になった視力の悪い人にしか見えない画像というのがあります。

 

視力のいい人と悪い人とでは違って見える画像があります。

原理はもっと複雑ですが、同じコンセプトを使って、目の悪い人がはっきりと見える映像を液晶パネル上に表示させる技術がマサチューセッツ工科大学で開発(Vision Correcting Displays)されていますので、これが液晶モニターに応用がされるようになれば、老眼が酷い人でも問題なくミラーレス車に乗ることができるようになるはずです。

恐らくスマホに搭載されるようになって技術の安定と汎用化が一気に進むことが期待できますので、ミラーレス車が一般化する頃には老眼を気にせず、コストや好みから選べるようになるかも知れません。

できれば、インパネ周りも全てVision Correcting Displays化してもらって、

  • メーターパネル
  • ナビ
  • エアコンなどの操作スイッチ

なども全て老眼でもはっきり見えるようになると助かります。

今コンタクトレンズを使っている方は遠近両用レンズにすることで一部解消します(※夜間注意)

既に現在コンタクトレンズを使われている方は、それを遠近両用レンズに替えるだけで遠くも近くも見ることができるようになります。

非常に便利な遠近両用コンタクトレンズですが、やはり便利さのしわ寄せが出ますので、夜間の運転に使用すると視界のクリアさが損なわれて標識がぼやけて見えたりするそうですので、いつでもどこでも何も考えずに使えるという訳ではなさそうです。

やはり車の運転には、遠方の視界が鮮明に見えるように矯正できるメガネを掛けることが望ましく、それに合わせたミラーレス車両用の液晶モニターが装備されることがベストだと思います。

 - 交通安全, 安全運転, 技術, 生活, 自動車

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