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ハーレーに12億円の制裁金 カスタムパーツ販売で

   

自由の象徴のようなハーレーも、厳しいアメリカの排ガス規制の前には余り自由ではいられないようです。

スーパーチューナー販売でハーレーに12億金の制裁金

ハーレーというと、図太い排気音にアメリカンスタイルのライディングポジションと、自由の象徴のようなイメージがあります。

ですが、工場から出荷された後は自由であっても、実は製造段階においてはそれほど自由な訳でもなく、アメリカの厳しい排ガス規制を始めとした様々な規制をクリアしなければなりません。

ですから、工場出荷時点の「つるし」の状態のハーレーは、

  • 排気音はドコドコではなくポスポス
  • 出力は低速重視で、かなりマイルド

と大人しく飼い馴らされています。

ハーレーのカスタムと言えば、昔はスタイル重視で、ハンドル、シート、タンク、ホイール、フェンダーなどの外装を変えるのがメインでしたが、最近はそれに加えて、メーカーが封印した「ワイルドさ」を開放することが大きな部分を占めるようにもなっています。

「つるし」の状態のハーレーは、騒音規制をクリアするためにマフラーはしっかり詰められ、キャブレターはインジェクションになり、騒音規制と排ガス規制をクリアするために、コンピューターで制御されています。

それでも、迫力あるハーレーらしさを実現するために、気が付けばショベルヘッド時代に1200ccだったビッグツインの排気量は、エボリューションで1340cc、ツインカムでの1450ccを経て、今では1690ccになり、CVOやSシリーズに至っては110キュービックインチ、1800ccになってしまいました。

エボリューションをS&Sのパーツを組んで1450ccにボアアップしたことがある僕には羨ましい限りですが、逆を言えば、それをしなければハーレーらしさを感じることが難しいほど、各種規制が厳しくなっているのだと思います。

ただ、それは「つるし」の状態での話であって、多くの人は出荷後、もしかすると出荷時点で、かなりのカスタムをすることで、封印された「ワイルドさ」を開放していることでしょう。

今回、制裁金の原因となった

Screamin’ Eagle Street Performance Tuner Kit(Part Number 41000008B)

和名:スクリーミンイーグル プロ スーパーチューナー VCIモジュール

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

32109-08C スクリーミンイーグル・プロ・スーパーチューナー VCIモジュ…
価格:106260円(税込、送料無料) (2016/8/20時点)

内外価格差の大きさには驚かされます。。。

Screamin' Eagle Street Performance Tuner Kit

は、マフラーやエアクリーナーを交換した際に、パソコンを使って、車載コンピュータへの書込みを行い、燃調の変更の他、進角度やアイドリング回転数、最高回転数など細かい調整を行うことを可能にするパーツです。

この手のパーツは、社外品で多いのですが、これをHarley-Davidson社がスクリーミングイーグルという純正カスタムパーツから出したことが画期的で、世界で約34万個を売り上げるヒットになっています。

ただ、オーナーが自由に設定を変更することを可能にしたことで、排ガス規制を破ることを助長をしたとして制裁金を課されることになったものです。米環境保護局と米司法省が課した12億円の制裁金の他に、Harley-Davidson社は環境対策として約3億円を支出することを決定しています。

この決定を受けて、Harley-Davidson社は製品を全米で回収し、今後は米国での販売も行いません。海外で販売する分については、今後、米国で使用できないことを明記されるようになります。

「購入後はユーザーの自由」というスタンスへの干渉

この手のパーツは、どのように使うのかはユーザーの責任に委ねるというスタンスでしたが、今回の一件で一歩踏み込まれた感があります。

また、アメリカでは、輸入二輪に対しては厳しく当たっても、アメリカの象徴とも言えるハーレーに対しては若干甘い印象もありました。でも、今回の件で今後も色々な影響が出ることが考えられます。

この影響は日本でも出るかも知れません。

今のところ、スクリーミンイーグル プロ スーパーチューナー VCIモジュールの国内販売を自粛する発表はないようですが、今後自主規制される可能性はあります。

自主規制してしまえば、ユーザーが自分でカスタムを行うことが出来ず、正規代理店への持ち込みカスタム・整備・車検が増えることが見込まれますので、今回のアメリカでの動きに便乗して、自主規制することも考えられます。

とは言え、これは諸刃の剣でもあり、下手に触るとハーレー人気に水をさす恐れもありますので、今のところ自主規制は五分五分と言ったところ。

どちらの言い分もわかりますが、長い目でみるとやがて規制がかかってしまうことは避けられないかも知れません。

 - オートバイ, 化学物質

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