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昏睡状態でも意識があるかも知れません

   

人が倒れて反応がない状態を「意識不明」「昏睡状態」「植物状態」と表現しますが、必ずしも意識がないとは限りません。手術中に意識が戻り、痛みは感じるのに体が動かず、激痛に悶え苦しんだという話を聞いたことがありますが、ぞっとしました。

でも、それ以上にぞっとする実話が存在していました。

意識があるまま10年間昏睡状態だったケース

1988年1月、12歳だったマーティン・ピストリアスさんは髄膜炎にかかり、治療の甲斐もなくなく昏睡状態に陥りました。その後、彼は12年間昏睡状態に陥ったままでしたが、奇跡的に24歳の時に昏睡から覚めました。

驚くべきことに、彼は2年ほど経過した時点で意識だけ回復し、その後の10年間は意識がある状態で一切自由がきかない彼の体の中に閉じ込められた状態となりました。

その間、看護師に性的虐待を受けたり、家族が彼が如何に重荷になっているかを彼の横で話したり、極めつけは彼の母親が、

「死んでくれたらいいのに」

と言うのを耳にしてしまっています。

母親の発言は最悪の経験だと思いますが、彼は母親に対して理解を示し、最悪の経験は他の事だと言っています。

意識があるのに体が全く動かないケースは結構あるようです

看護師をしている知人の話です。

フグ毒(テトロドトキシン)中毒の場合、呼吸は麻痺しますが、毒によって意識はなくなりません。呼吸が停止して、低酸素脳症などで脳に障害が発生したりしていなければ、救急車で運ばれ、救急救命室で処置を受け、ICUに入って横になっている間もずっと意識があるままのことがあります。(フグ毒は処置が早く、呼吸を確保さえすれば、命を失うことがないと言われています)

ある病院にフグ毒で中毒を起こした患者が運ばれ、救急救命処置を施し、ICUに入りました。看護師の何人かが意識がないことをいいことに、その患者さんの処置をしながら悪口を言ったところ、意識が戻ってから患者さんに酷く怒られたそうです。知人は悪口を言わずに黙々と看護を行っていたので、回復後に凄く感謝されたそうですが、怖い経験だったと言っていました。

フグ毒で昏睡状態になっている人の多くは意識があると思いますが、その他のケースでも意識がある可能性はあります。

マーティン・ピストリアスさんのケースでも、ほとんどの看護師や医師、そして家族さえも見落としていましたが、一人の看護師が話し掛けに対して目が僅かに反応しているように見えるので検査をするべきだと訴えたことから彼の回復への道が始まりました。

昏睡状態に陥っても、意識がある場合がありますので、希望を失わずに根気よく話し掛けを続けることと僅かな変化も見落とさないように注意することが必要です。

それと間違っても、近くで悪口なんかを言わないようにもしなければいけません。回復の芽を摘んでしまう恐れがありますし、回復してから厄介なことになるかも知れません。

Ghost Boy (English Edition) [Kindle版]
Martin Pistorius (著)

マーティン・ピクトリウスさんのサイト

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