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めんちょう(面疔)触るとほんとに死ぬの?

   

顔におできができると親から「めんちょうは触ると死ぬ」と言われましたが、全く信じる気はなく、潰しては膿を出してました。それで直ぐに治るので、なおさら親の「迷信」がばかばかしくて。

でも、どうやら迷信となかり言えないみたいなんです。

腫物(はれもの)の分類

尋常性ざ瘡

通称「にきび」。皮膚の常在菌の中のプロピオニバクテリウム・アクネスが原因。いわゆるアクネ菌です。青春です。

毛嚢炎(もうのうえん)

毛穴に黄色ブドウ球菌が感染して起こす炎症。

せつ(癤)

通称「おでき」。毛嚢炎(もうのうえん)の炎症がより深くなったもの。

よう(癰)

通称「おでき」。せつ(癤)が癒合したもので、せつ(癤)よりも大きい。

めんちょう(面疔)

よう(癰)のうち、顔面にできたもの。

めんちょう(面疔)は、要するに顔に出来たただの「おでき」です。

めんちょう(面疔)は危険です

全てのめんちょう(面疔)ではなく、顔の上半分にできためんちょう(面疔)に要注意です。なかでも、目や鼻の周囲にできたものは病院へ行った方が安全です。

目や鼻の周囲は眼窩(がんか)や鼻腔・副鼻腔といった骨が非常に薄い場所が存在しています。めんちょう(面疔)の病巣は深い部分まで達するため、悪化させると脳に菌が入り、髄膜炎や脳炎を起こして死ぬ恐れがあります。親が言っていた「面疔は触ると死ぬ」はただの迷信ではありませんでした。

鼻から上のめんちょう(面疔)は直ぐに皮膚科を受診

悪化させる前に皮膚科を受診しましょう。間違っても手で潰して膿を出そうとしてはいけません。(反省してます。)

顔の下半分やそれ以外の場所も無理に潰すと更に悪化させる可能性がありますので、酷い場合は皮膚科を受診しましょう。

予防が大切

黄色ブドウ球菌もアクネ菌も皮膚の常在菌ですので、根絶するまで殺菌することはできません。炎症をおこさせないように共存するためには、常に皮膚を清潔に保つことが重要です。

顔は特に皮脂が多く出る場所ですので、汗をかいた時には肌に合った洗顔剤を使って顔を洗って、炎症を起こす機会を与えないようにしましょう。

 - 健康, 生活, 病原菌, 育児

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