産業界のガラパゴス　教育ブラックバイト

教育業界は独自の古いしきたりが多く残っていて、産業界のガラパゴスじゃないかって思います。

働けど働けどわが暮らし楽にならず じっと手を見る

そんなバイトが大勢存在しています。

給与体系が不透明

1コマ○○分で○○円という給与体系が多いですが、その1コマに付帯する作業が凄く多いんです。なので実質いくらになるのか分かりません。付帯する作業については別金額の時給を設定しているところもありますが、それも実作業分の給与が支給されなかったりもしますので、注意が必要です。

「全ては生徒のために」という催眠

塾の仕事は本当に大変です。経営者側は「全ては生徒のため」と刷り込み続け、バイトも気が付けば仕事が大変なのも、サービス作業が多いのも全て生徒のためと思うようになってしまいます。

でも、生徒のために頑張るのと、バイトが頑張ったことに対して相応の報いを要求することは別の話だと思います。

大手塾は特に危険

大手の塾では塾長も被雇用者です。時給に直すとバイトよりも低い給料で過酷な業務に耐えています。経営者側の「全ては生徒のために」という催眠に加え、雇われ塾長が「俺もしんどいんだからバイトがしんどいのも当たり前」と考え出したらもうエンドレスです。間違いなく現代版「蟹工船」になるでしょう。

かと言って、小規模の塾は思うように生徒が集まらないとバイト代の不払いが起こるリスクもあります。

その意味で、教育業界のバイトは非常にブラックだと言えます。

今こそ立ち上がりましょう

雇われ塾長に現状を変える力はありません。変な動きをすれば直ぐに左遷か追い込み部屋行き決定です。

バイトが立ち上がって、塾業界の古い体質を底辺から崩し、業界を健全な状態にしてこそ、大切なこどもの未来を託せるというものです。

現在ひどい状態に置かれている塾のバイトの皆さん、先ずは一度ブラックバイトユニオンに相談してみましょう。それこそが本当の意味での「生徒のため」になるはずです。

ブラックバイトユニオンのウェブサイト