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カラーパウダーイベントでの粉じん爆発は特に危険です

   

カラーパウダーイベントでの粉じん爆発は、体中に付着したカラーパウダーに引火してしまうため、一般の粉じん爆発よりも火傷の被害が大きくなる恐れがあります。

一般的な粉じん爆発との違い

サイロや木工工場で発生する粉じん爆発の場合、爆発で生じた炎に包まれ、中で作業をしていた方は火傷を負います。

しかし、カラーパウダーイベントの場合は、汗や水で体に大量のパウダー(可燃性)が付着しています。また、手にカラーパウダーの入った袋を持っていたり、袋から出したカラーパウダーを握っていたりします。鼻の穴や耳の穴にもパウダーは入っているでしょう。

爆発によって一瞬にして炎に包まれることで、

  • 体に付着したカラーパウダー
  • 鼻や耳の穴に入ったカラーパウダー
  • 手に持ったカラーパウダー

にも引火して、燃え上がります。これが今回の事故の火傷被害を大きくした犯人であり、今後のカラーパウダーイベントで注意しなければならない点です。

粉じん爆発だけではなく、可燃物を身にまとっているリスク

粉じん爆発自体に加え、体中に可燃物を付けているリスクについても注意を払う必要があります。

では、可燃物ではない粉を使うとすると炭酸カルシウムが考えられます。炭酸カルシウムを着色して使用すれば燃える心配はありませんが、過去記事「応急処置 校庭の白線の粉が眼に入った」に詳しく書きましたが、大きな害はありませんが、保護メガネやマスク無しに取り扱うべきものではありません。

カラーパウダーイベントの主催者はリスクを明記するべき

これまでは粉単体の安全性が説明されるだけでしたが、台湾での大事故を受けて、今後はカラーパウダー使用に伴うリスク

  • 条件が揃うと屋内屋外を問わず、粉じん爆発の恐れがある
  • 肌に付いたカラーパウダーが引火する恐れがある
  • 吸い込むと体質によっては成人喘息を引き起こす恐れがある
  • 体質によっては、カラーパウダーの成分でアナフィラキシーショックを起こす恐れがある

を明記しなければならなくなるでしょう。

果たしてこれだけのリスクがあってもカラーパウダーイベントに参加する価値があるでしょうか。疑問です。

あとがき

インドのHoli祭は意味が違うので検証の対象にすべきではないと思いますが、Holi祭を調べても粉じん爆発事故の情報が見付かりません。インドの湿度かとも思いましたが、台湾の事故はプールで起きていますので湿度ではなさそうです。事故が起きても表に出ないだけなのか、それとも事故が起きないのか。気になります。

 - 生活, 防火

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