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顔にタオルをかけない歯医者は要注意

      2016/08/22

1本処置が終わり、次の虫歯の処置が始まりました。僕は特に麻酔が効きにくいらしくんですが、キシロカインを2倍にしてもらったので、痛みは殆ど無くなりましたが、「痛みが来るかも知れない」と身構えてしまうので、治療が終わった後は首や腕が痛いし、翌々日には筋肉痛も酷いです。

顔をタオルなどで覆わない歯医者は避けた方がいいかも

タオルで無くてもOKです。ガーゼでも、不織紙でも、何でもいいんですが、とにかく顔、特に眼を覆ってくれない歯医者は余り宜しくありません。お願いしてやってくれるならいいですが、やってもらえない場合は、歯医者を換えた方がいいかも知れません。

美容院では、シャンプーの時に顔へタオルなどをかけてくれることが殆どです。その理由は、シャンプー中に

  • 顔に水がかからないようにする
  • 美容師の服が顔にこすれて、化粧が崩れることを防ぐ
  • お客さんと目が合うと気まずい
  • 目をつぶってもライトが眩しいのを防ぐ
  • 目をつぶっている顔を他人に見られたくない気持ちに配慮
  • お客さまにリラックスしてもらう

などの目的があるようですが、治療中に歯医者が患者の顔をタオル(ガーゼ・不織紙などもOK)で覆うのには非常に重要な意味があります。

タオルで顔を覆うのは患者の目などを保護するためです

歯医者は病院の中では比較的クリーンなイメージがあります。

クリーンなイメージは、歯医者の内装が白や淡い青など明るいトーンにされていることが多いためだと思いますが、実際には病院の中でも最も菌・ウイルス・バクテリアへの暴露が危ぶまれる場所の一つかも知れません。

虫歯や歯周病を起こすのは、虫歯菌(ミュータンス菌など)や歯周病菌(複数の嫌気性グラム陰性菌)ですが、それ以外にも700種類にも及ぶ細菌が口腔内に定着していると言われています。その中には、未同定の細菌も多く含まれています。

歯科治療の際には、ドリルなどでそれらを削ることになりますが、切削中に空気中に飛び散る、または放出される細かい破片には無数の細菌も付着しています。

通常、口腔内には病原性の高い細菌・ウイルス・バクテリアは存在しないと言われていますが、患者が感染症を患っている場合や歯科治療によって出血がある場合には、切削中に空気中に飛び散る、または放出される細かい破片に感染症を引き起こす細菌やウイルスやバクテリアが付着している可能性があります。

また、切削クズの中にはクラウンなどに使用される金属も含まれます。アマルガムが使用されている場合は、有毒な水銀が空気中に放出されてしまう危険性もあります。

そんな無数の細菌などが付着した歯の切削クズや水銀などの金属が

  • 別の患者の口腔内などに入る
  • 患者の眼に入る
  • 患者が吸い込む

ことを口腔外サクション(口腔外バキューム)を使って吸い込むことで防止する訳ですが、それでも完璧ではありませんので、念のため、顔にタオルをかけることで補完する意味合いがあります。(※口腔外サクション・バキュームを使用しない歯科医院はそれ以前の問題かも。。。)

本来はマスクと保護メガネの着用がベストです

最近の歯科医は、

  • マスク
  • 保護メガネ

を必ず着用していますよね。

それは、

  • 歯の切削クズ
  • 細菌・ウイルス・バクテリア
  • 水銀などの金属

から身を守るためですが、だとすれば患者にも同じ装備が必要だと思います。

とは言え、患者は目をつぶっていることが多いため、目はタオルなどをかけるだけでも問題はありません。ですが、タオルなどで目を覆うだけでは十分ではありません。

タオルで目を覆う、そして出来れば鼻も覆っておくことが安全です。(残念なことに口は覆えないので、マスクは使えません。当たり前ですけど。)

口はバキュームしていますし、治療の間や後にうがいもしますので、大きな問題はありませんが、治療の最中に呼吸をする鼻から汚染された空気を吸い込んでしまいますので、タオルなどで覆う場合は、目だけではなく、必ず鼻も覆うことが重要です。

失明する事故も発生しています

アメリカのニュージャージー州に住むJenn Morroneさんはかかりつけの歯科医院で普通の根管治療を受けていました。医師は麻酔をするために、ノボカインを注射していましたが、誤って注射針を眼の中に落としてしまいました。

注射針に付着したバクテリアがJenn Morroneさんの眼球に付着し、深刻な感染症を引き起こしました。複数回の手術の甲斐もなく、彼女は失明しました。

Jenns vision

Center for Disease Control (CDC)は、眼が口腔内・歯に由来する細菌・ウイルス・バクテリアに暴露すると、深刻な感染症を起こす恐れがあるため、歯科治療中には保護メガネを着用することを推奨しています。

歯科治療中は勿論、ホワイトニングや歯石取りなど、歯の清掃時のしぶきによっても、眼が細菌・ウイルス・バクテリアに暴露して、感染症を引き起こす恐れがあると言われています。

視力矯正用のメガネやコンタクトレンズは眼を保護する機能がありませんので、Center for Disease Control (CDC)は必ず保護メガネを着用するように推奨しています。

事故自体はそれほど件数が多くはないかも知れませんが、保護メガネをかければ確実に防止出来ますし、一度事故が起きてしまうと視力を失うような重大な結果を招く恐れがあります。

保護メガネか、最低でも眼にタオルなどをかけて保護してくれない歯科医は、感染症などのリスク管理意識が低いことを示唆していますので、そんな場合は別の歯医者を探した方が安全だと思います。

 - 健康, 安全, 生活, 病院, 育児

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