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ヒルズのGoogleオフィスで水晶玉火災

      2019/06/13

Googleオフィスで水晶玉の近くの絨毯などが発火

11月27日午前8時55分頃、東京都港区六本木にある六本木ヒルズ30階のGoogleオフィスにおいて火災が発生し、119番通報がありました。職員による懸命の消火活動によって火は間もなく消し止められ、大事には至りませんでした。この火災によって六本木ヒルズのエレベーターが停止する影響が出ましたが、混乱には至っていないようです。

この火災の原因となったのは、絨毯や段ボールの近くに置かれた水晶玉ではないかと見られています。

水晶玉でなぜ火災が発生?

実は水晶玉はかなり火災を起こし易いんです。

太陽光を虫眼鏡で集めると紙が燃えますが、あの現象を「収れん(しゅうれん)」と呼びます。

その収れんが、虫眼鏡以外でも起こってしまい、収れん火災を引き起こす場合があります。非常に珍しいと思われる方もいるかも知れませんが、実はそれほど珍しいことではなく、時々発生しています。

その中でも綺麗に磨かれた水晶玉はレンズの代わりになり易く、収れん火災を起こします。Googleオフィスでは水晶玉を窓際に置いていたそうですが、それは大きな間違いです。

水晶玉以外に収れん火災を引き起こすものは何でしょう?

収れん火災の原因になるものは多数あります。透明でレンズの役目を果たすもの、凹面ミラー状で光を一か所に集めるものと大きく二つに分けることができます。

  • 調理用ステンレスボウル
  • 吸盤
  • 凹面ミラー
  • ステンレス容器のふた(凹面鏡状)
  • 水の溜まったビニールハウスの屋根
  • 自動車のホイール(鏡面仕上げされたもの)
  • ビルのミラーガラス
  • ネコ避けのペットボトル
  • 水の入った金魚鉢
  • ガラスの花瓶
  • 水の入ったグラス などなど

収れんを起こす恐れがあるものを窓際に置かないことに加え、燃えやすいものを窓際や日の当たる場所などに置かないことが重要です。

収れん火災は日光の強い夏場に起こりそうなものですが、ビニールハウスの屋根や自動車のホイールなどを除くと、部屋の中に日が差し込む冬場の方がリスクが高くなります。夏場には日が当たらないので、窓際に水晶玉を置いたものの、冬になって太陽の高度が低くなり、部屋に日が差し込んで水晶玉が収れん火災を起こす。今回の火災もそんな背景がありそうです。

部屋などがそんな危険な状態になっていないか、一度確認してみましょう。案外窓から離れたところにおいてある化粧用のミラーまで日が差し込んでいるかも知れませんよ。

念には念を入れましょう。

 - 安全, 生活, 防火

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