「富士山麓四季の水」も臭素酸混入問題で回収

2016/10/31 2019/06/12

ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社が販売していた「富士山麓のきれいな水」に食品衛生法に定められた基準値を超えた臭素酸が検出されたことで

『富士山麓のきれいな水 2L』　JANコード：4560151624075
『富士山の清らかな水 2L』　JANコード：4560151629162

の計746万6658本を回収されることになりましたが、その水を生産していた富士ピュア株式会社がオリジナル商品として生産していた

富士山麓四季の水 2L
富士山麓四季の水 500ml

についても、自主回収がされることが明らかになりました。

生産をしている富士ピュア株式会社のホームページにリンクが貼られています。

富士ピュア株式会社

リンク先には「商品の回収のお詫びとお知らせ」というタイトルのPDF文書があります。

平成２８年１０月３０日

お客様各位

商品の回収のお詫びとお知らせ

富士ピュア株式会社

平素は弊社製品に格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

この度、弊社で製造致しました「富士山麓のきれいな水２Ｌ」(販売者：ポッカサッポロフード＆ビバレッジ株式会社)(賞味期限 2018 年 8 月 4 日・製造日 2016 年 8 月 15 日)において、食品衛生法に定められた成分規格のうち、基準値を超えた臭素酸が検出されました（臭素酸の基準値 0.01mg/L 以下に対し、0.02mg/L 検出されました）。現在のところ、お客様からの体調不良に関するお申し出はいただいておりません。

平成 28 年 8 月 8 日に実施した、弊社法定検査(外部公的検査機関)においては基準値以内ではありました(臭素酸の基準値 0.01mg/L 以下に対し、検査結果 0.005mg/L）。原因につきましては現在調査中ですが、万全を期すため弊社商品の販売を停止し、下記対象商品の回収をさせていただきます。

つきましては、誠にお手数ではございますが、該当する商品がございましたら、下記お問い合わせ先までご連絡いただけますようお願い申し上げます。

お客様並びにお取引先様には、多大なるご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。

今後は、より一層品質管理を徹底し、再発防止に努める所存でございますので、何卒ご理解とご協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。

・臭素酸とは、ミネラルウォーター等の殺菌を行う際に、副生成物として発生する物質です。原料となる水に含まれる臭素が、オゾン殺菌等により酸化されて生成します。発がん性があるため、基準として定められています。食品衛生委員の食品影響評価結果によると、発がんしない摂取量(耐容一日摂取量)は、1 日に体重 1kg あたり 11μg(※)です。これを体重 50kg の人間に換算すると 1 日あたり 0.55mg であり、0.02mg/L 含むミネラルウォーターでは、毎日 27.5L 飲むことに相当します。※μg(マイクログラム)は、mg の 1000 分の 1

【対象商品】
(1)富士山麓四季の水 2L
(2)富士山麓四季の水 500ml

【お問い合わせ先】
〒403-0021 山梨県南都留郡西桂町下暮地 718-1
富士ピュア株式会社お問い合わせ係
TEL:0555-25-2000
受付時間：午前９時～午後５時（土・日・祝日を除く）

※お問い合わせの際は、お客様の郵便番号、ご住所、お名前、お電話番号をお伝えいただきますようお願い申し上げます。
※お客様よりお伝えいただきました個人情報は、本件のお問い合わせの為だけに使用し、他の目的では使用いたしません。

出典：富士ピュア株式会社ウェブサイト　「商品の回収のお詫びとお知らせ」