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ジーンズのポケットに小銭を直に入れる派ですか

      2019/06/13

「ジーンズと言えば501」と刷り込まれ、一時期501ばかりを履いてました。ポケットに財布が当たって穴が開くのが嫌で、その頃は硬貨は右ポケット、マネークリップに挟んだ札を左側、そして念のためにクレジットカードを右後ろのポケットに入れてました。(その頃はハンカチ持たずに腿で拭いてました。)

夏場にはポケットの中の硬貨が汗でしっとりするのでレジで渡す時に困りました。札なんて水分吸って、自販機に入りませんでした。

さすがに札までポケットに入れているひとは多くないかもしれませんが、硬貨は財布に入れず、ポケットに入れているひとは結構いるのではないでしょうか?

運が悪いと金属アレルギー発症します

ポケットへ直に硬貨を入れることが原因で、金属アレルギーを発症する恐れがあります。汗で溶けた金属がポケットから沁み出して、それが腿にある傷(擦り傷・おでき・蚊に刺されて掻いたあと)から体内に入り込むと金属アレルギーを発症する素地は出来上がります。男性の場合は、夏のデリケートゾーンの病気(インキンとか)になっていると結構ヤバいですよ。

硬貨は金属アレルギーを起こすニッケルが多い

硬貨の材質は、

  • 1円硬貨:純アルミニウム
  • 5円硬貨:銅60~70% 亜鉛30~40%
  • 10円硬貨:銅95% 亜鉛3~4% 錫(すず)1~2%
  • 50円硬貨:銅75% ニッケル25%
  • 100円硬貨:銅75% ニッケル25%
  • 500円硬貨:銅72% 亜鉛20% ニッケル8%

金属アレルギーを引き起こすニッケルを多く含む銀色の硬貨に注意が必要です。特に50円と100円には注意しなければなりません。

因みにアレルギーを起こす原因と言われるシルバーや18金の材質は、

  • 925シルバー:銀92.5% 銅7.5% ※銅にニッケル・コバルト・アルミニウム等が混ぜられる場合があります
  • 18金:金75% 銀・銅・パラジウム等25%

上のようになっていまして、ニッケルの含有量は多くありません。25%の割合でニッケルを含む硬貨はできる限りポケットに入れておかない方が安全です。

指や手のひらに傷がある時には銀色硬貨を触らない方が安全

夏真っ盛りの時期に、汗びっしょりのこどもが100円玉を握りしめて駄菓子屋に駆け込んでアイスを買う姿って日本の夏の原風景になっている感じがしますが、金属アレルギー的にはかなり危険な行動です。転んで手のひらに怪我をしていたりしたら金属アレルギーを発症する危険度が上がります。

こどもにも小銭入れを持たせた方が安全です。

現在ポケットに硬貨を入れている男性のみなさん、これから汗をかく時期に入りますので、この機会にコインパースを持つか、時流に乗って電子マネーを導入してコインレスな生活に切り替えませんか。

金属アレルギーになってしまうと二度と治らないと言われています。お気に入りの腕時計を二度とはめられなくなってしまわないように、是非対策しましょう。

 - 健康, 生活, 育児

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