あんしん あんぜん はりねずみ

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京都の私立小学校 いじめ被害者が転校の謎

      2017/04/03

京都新聞にショッキングな記事が掲載されました。

私立小学校でいじめ被害者3名が相次いで転校

京都市内の私立小学校で、学校内で発生したいじめの被害者が8月末までに相次いで転校したことが分かりました。学校名は未だ伏せられていますが、近く保護者会を開く予定になっていますので、その辺りで明らかになってくると思います。

いじめの全貌は未だ明らかにはなっていませんが、

  • 仲間外れ
  • 暴言
  • 蹴られ、足が腫れるケガを負った
  • 叩かれる、足を掛けられるなどをされた

などがあったことは学校が認めています。これだけでかなり酷く、明らかないじめ事案です。

しかし、なぜいじめ被害者が転校しなければならなくなるのでしょうか。

ご参考:「京都の私立小で「いじめ」、被害の児童3人転校 学校が詳細調査」(京都新聞 2015年08月29日 08時47分)

私立小学校は伏魔殿

私学は全て伏魔殿ですが、中でも私立小学校は特に恐ろしい伏魔殿です。

中学・高校になると学校もそれなりに慎重に動きますが、小学校は児童が証言をしたとしても、

  • 「この位の年齢のこどもは嘘を言いますから」
  • 「こどもの証言は当てにありませんから」

とバッサリ切り捨て、学校側に都合がいいようなシナリオに書き換えられます。

学校を運営する法人も同じ穴のムジナに過ぎず、教師の横暴を訴えたとしても「調査の結果、そんな事実はありませんでした」「児童が嘘をついています」とダメ押しをされるだけです。

教育委員会は公立学校しか管理監督しませんし、文部科学省も都道府県庁経由でしか介入することができません。それを知る私立小学校は好き放題です。

今回のケースにもとんでもなく馬鹿げた私立小学校の実態が表れています。

この学校の校長は、

  • いじめに関わった人数
  • いじめの内容

も把握しないまま「いずれも解決した」としていました。もしいじめの事実を京都新聞が記事にしなければ、調査による実態の把握も保護者への説明会もせずに済ませたことでしょう。いじめの加害者はいじめを続け、第4、第5の被害者が出続けるでしょうし、秋には何事もなかったかのように学校説明会で「素晴らしい当校へ是非!」と粉飾説明会を開き、多くのこどもや保護者を騙したことでしょう。

今回の事案を勝手に想像してみます

京都市内の某私立小学校には問題児がいて常に問題を起こしていますが、その保護者はいわゆるモンペ(モンスターペアレント)で、学校は対応に困っていました。

他の児童を叩く、蹴る、いじめを扇動するなどで被害にあった児童の保護者が学校に相談しても「対応します」と言うだけで、余り改善はされませんでした。

2014年、その問題児は同じクラスの児童を蹴るなどの暴行を加え、足が腫れる怪我を負わせました。暴言や仲間外れなどと違い、怪我は写真や医師の診断書などの客観証拠が残ってしまうため、表沙汰になるのを恐れた学校は漸く重い腰をあげて、加害児童から被害を受けた児童に謝罪をさせましたが、その事案は「過失による怪我」であり「いじめではない」と被害児童の保護者に了承を取りました。被害児童の保護者は納得できませんでしたが、エスカレーター式ではないその小学校では暫く後に受験が控えており、学校の心証を悪くすれば受験に響くと考え、これでいじめがなくなるのであればいいと考えて、渋々了承しました。

しかし、残念なことに、この事件以降もいじめは無くなるどころか激しさを増し、加害児童が扇動した複数の児童によるいじめが続きました。

2015年度が始まり、児童も保護者もクラス替えでいじめが無くなることを期待しましたが、元々生徒数が少ない京都の私立小学校ではクラス替えでは問題解決に至らないことが多く、今回の件もいじめの張本人もその仲間も再び同じクラスになってしまい、新学年になってもいじめは続きました。傷害事件を起こした加害者が中心となって陰湿ないじめは続き、巻き込まれることを恐れたほとんどの児童が仲間外れに加わり、この児童は学校へ行くことが苦痛になっていました。「学校を休みたい」と言い出したことで、保護者はいじめがエスカレートしたことを知り、学校へ担任の教諭へ苦情を申し立てました。

学校としては、口外しないことを約束させた前年度の傷害事件をリークされることを恐れ、担任に対応するように指示し、担任は指示通りにクラスで話し合いの機会を持ちました。中心となった加害児童ひとりに対して指導を行うとモンペが出てくることになってしまいます。そこで、問題解決よりも苦情を申し立てた保護者を黙らせるために「学校がすべき指導は行い、責任は果たした」ことを示しただけでした。

当然いじめは無くならず、逆に「チクった」として、更にいじめはエスカレートしただけでした。

また、いじめは前年度に怪我を負わされた児童以外にも対象が広がり、3名の児童が酷いいじめの対象になってしまっていました。同じクラスの児童はもちろん、別のクラスの児童ですらそのいじめのことに気付いていましたが、その問題児に手を焼く学校の姿を見て、万が一関われば自分も対象にされると思い、教諭に相談することはせず、また仲間外れに加わることもしました。

酷いいじめに耐えていた3名の児童達でしたが、1学期が終わりに近づく頃には限界を超えてしまいました。それぞれの保護者は学校に相談しましたが、全く取り合ってもらえず、途方に暮れていました。そんな頃、一人の保護者が他の2名の保護者に連絡を取り、連名で学校へ苦情を申し立てる道を選びました。先ずは夏休み前の保護者懇談会で担任教諭に話をして、夏休みに入ってから保護者3名一緒に学校側と話し合いの機会を持ちました。

学校側は「いじめと思しき行為はあったかも知れないが、指導によって今は問題は解決したはずだ」という姿勢を崩しません。被害児童の保護者も食い下がりましたが、学校は全く譲りません。そんな中、学校は「こんなことを続けていると受験に響きますよ」と脅迫めいたことを言い出し、保護者をけん制した上で、「もしそちらが望むのであれば○○○小学校への転校の口利きをします」というカードを提示しました。

学区内の公立小学校で学級崩壊やいじめ問題が深刻なため、親子で頑張って受験勉強をして、母親がパートに出るまでして学費を捻出して通わせて来た小学校を離れることに抵抗はありました。しかし、このままこんな学校にいてもいじめられ続け、どんな内申書を書かれるかも分からないと色々なことが頭をめぐりました。

3名の保護者は回答を保留して、一旦は家に帰りました。それぞれの家庭で家族会議を持って、このままこの小学校に残っても仕方がないという結論に至り、学校側の提案を受け、夏休み明けの2学期から○○○小学校へ転校することに決めました。しかし、学校側の対応が余りにも酷いと思い、一人の保護者が法律相談を受けました。しかし、相談した弁護士は「客観的な証拠が十分になければ訴訟は難しい」と期待外れの答えでした。しかし、その弁護士は「被害者が3名もいて、学校がいじめを隠ぺいするために転校の口を聞いたというのであれば、転校が決まった後に文部科学省に相談されてはいかがですか。それと私が言うべきではないのかも知れませんが、場合によってはマスコミに話をするのも助けになるかも知れませんよ」とも言ってくれました。

本当は学校に「法的手段に訴えます」と言うことで全ての問題が解決し、いじめが始まる前の状態に戻ることを少し期待していたのですが、その期待は外れました。仕方なく、学校が斡旋する○○○小学校へ転校する旨を伝え、直ぐに手続きが始まりました。こどもには転校が決まるまで話をせず、決まってから話をしました。新しい学校への不安感から泣いて嫌がりましたが、説き伏せました。

そして全ての手続きが終わり、2学期から○○○小学校へ通うことになりました。○○○小学校は完全なエスカレーター式の学校ではありませんが、提携する中学校があり、中学入試にも大きな心配をせずに済みそうです。色々あったものの結局これで良かったのだろうと保護者達は思うことにしています。

ただ、いじめの加害児童はそのまま学校に残り、何事も無かったかのように学校を生活を楽しみ、また他の児童が犠牲者になるかも知れないことを考えると、学校や加害児童への怒りが込み上げてきます。そんな時、弁護士の言葉を思い出し、京都新聞に話をしてみることにしました。

自分たちがどれほど頼んでもいじめの実態の調査を行ってくれなかった学校が、京都新聞に記事が掲載されると決まった途端に

  • いじめがあった学年の児童全員から聞き取りを行い、関わった人数や内容の把握に努めます
  • 調査の結果や今後の改善策は夏休み明けに保護者説明会を開き、そこで説明します

と態度を変えるのを見て、やはり転校を決めたことは間違いではなかったと思っているところです。

しかし、転校した先の○○○小学校もこの小学校と何ら違いはなく、この○○○小学校を卒業するまでは本当に転校して良かったかどうかは分かりません。しかも、中学・高校と同じ問題は続きますし、仮に私学に嫌気がさして公立へ移った場合、今度は私学から公立へ転校した理由を詮索され、新たないじめが始まる恐れもあります。行くも地獄、残るも地獄の状態が延々と続きます。

私立小学校のいじめ問題はマスコミの力を借りるのが有効かも知れません

教育委員会は管轄外、文部科学省は「各都道府県庁の管轄ですので、直接の指導ができません」と言い、その各都道府県庁は「設立や廃止に関わる事案や明らかに違法だという事案以外は指導できません」と嘯いています。傷害事件のような違法性があるいじめであっても、学校側が情報操作や隠ぺいをすることで、各都道府県庁は「違法性はないため、学校の自主管理に委ねています」と言うだけ。私立学校、中でも私立小学校は「治外法権」のようになっています。

児童の証言を無視やねつ造をして、いじめ事案を隠ぺいしても、何からも罰せられることがない現状では、私立小学校でいじめが減ることは期待できません。警察も「大怪我でもしたら来てください」というスタンスですので、もう頼れるのはマスコミしかありません。

今回の京都新聞の記事は画期的だと思います。今までも多くのいじめの加害者や被害者を表沙汰にせずに処理してきましたが、それを明るいところに引きずり出したのは大きな進歩です。この機会に私立小学校が抱える闇を明るみに出して、いじめが減るような変化を起こして欲しいと願っています。

京都市内の私立小学校一覧

小中高一貫や大学までの一貫教育の学校では被害者が転校を承諾するとは考えにくいため、男子は卒業と同時に受験するか、公立中学に戻らなければならない中学校(★印)だろうと思われます。大学まで一貫教育(いわゆるエスカレーター式)の某学校でのいじめが深刻だという話は聞いたことがありますが、今回は別の学校の可能性が高いです。

あとがき

どこの私立小学校なのか気になりますが、京都新聞で報道された保護者向けの説明会を実施されたという情報がありません。10月に入学試験を控えている私学がこのタイミングで説明会を実施して、マイナスの情報を詳らかにするとは考えにくいため、もしかすると時期をずらして説明会を実施する気かも知れません。だとすれば生徒募集に際して学校の情報を粉飾したことになり、入学予定者から厳しく追及される恐れがあります。結局、説明会を実施すると言いながら時間稼ぎをして、ほとぼりが冷めるのを待っているのかも知れません。「人の噂も七十五日」ということなのでしょうか。

2chには「ここかも」という学校が挙げられました。早い段階で名前が挙がっていた学校ですので、事実を知っている人が書き込んでいる可能性のあります。10月の入試に大きな影響を及ぼす情報になりますので、名誉棄損で損害賠償を求められる可能性を考えるとうかつなことは書けません。★印が付いていない学校の一つが挙げられていました。一貫教育校なので可能性は低いと思っていましたが、もし事実だとするとよほど良い学校への転向を斡旋されたか、または学校の対応の余りの悪さに絶望したのか、深刻な状態だったのだろうと思います。いずれにしても、児童も保護者も多大なストレスを受け、再び普通通りの毎日に戻るまではかなりの日数が必要だと思います。一日も早く傷が癒えて、「あんな学校やめて良かった」と笑顔で言える日が早く来るように祈っています。

どこの私立小学校もいじめは深刻な問題です。「いじめ防止基本方針」を定めて、生徒の減少防止に躍起になっていますが、いじめを本気で無くすことよりも、生徒減少を阻止することを最優先にしている以上は、大きな変化は期待できません。学校存続の危機になろうとも断固とした姿勢でいじめ問題と立ち向かうほどの覚悟がなければ、結局長期的には学校存続が危うくなるだろうと思います。それに早く気付いて頂きたいものです。

あとがき②

9月7日現在、恐らくここだろうという学校が絞り込まれています。まだ説明会が開かれたという情報はありませんが、検索ワードが「京都 いじめ 私立小学校 どこ」から「京都 いじめ ○○(学校名)」と変わってきています。

どこの学校で、誰が加害者なのかというのは気になりますが、知ったところで何が出来る訳でもありません。被害者のことを思って頑張ったところで「ネットにおける私刑」であると非難されるのがオチです。

今回の事案を受けて学校がどのような説明(言い訳)をするのかは分かりませんが、10月に控えた入学試験を前に全面的な謝罪をするとは思えません。恐らく転校した被害者と示談を行い、その上で「いじめの被害者が転校を希望された上での措置」であるとし、また加害者は「深く反省していますし、学校としても十分な再発防止策を~」とお決まりの説明をするだけでしょう。クラス替えができない学校ではいじめっ子がクラスに残るのはさそ恐怖だろうとも思いますが、学校の経営がかかったとなれば、加害生徒が学校をやめるまであの手この手で追い込むでしょうから、残った生徒には余り問題はないかも知れません。

それよりも、これに対して京都府がどのように動くのかに注目したいです。京都府では、府立や私立の学校で発生した重大ないじめ事案に対し、必要に応じて再調査をすることが可能な知事の付属機関「府いじめ調査委員会」が設置されています。その会議において、私学におけるいじめの認知件数が多くないことが指摘され、「私立学校でも統一した方針を示して調査すべきだ」という意見が出されました。そこまでは良かったのですが、鳴り物入りで平成26年9月29日に設置された当委員会も過去2回会議が開催されていますが、

第一回議題

  • 委員長選任
  • 会議の公開に関する運営要領、傍聴要領の策定
  • 委員会の開催についての確認
  • 調査方法の確認
  • 臨時委員の必要性について   など

第二回議題

  • 臨時委員選任の考え方について
  • 私学におけるいじめ防止対策について
  • 重大事態に対する全国状況について  など

第一回審議結果

  • 友久久雄委員を委員長に選任
  • 臨時委員の取扱いについて、継続審議を行う。
  • 府内の学校におけるいじめ防止対策及び重大事態に対する全国状況について意見交換を行う。

第二回審議結果

  • 臨時委員の取扱いについて、申し合わせ事項の協議を行う。
  • 府内の学校におけるいじめ防止対策及び重大事態に対する全国状況について意見交換を行う。

残念ながら問題の解決とまで行かなくても改善に貢献するような有益な話し合いはされていないように見えます。「いじめ防止対策推進法を受けて府でも何かしないといけないね」と表向きだけ繕ったと言われても仕方がないような内容です。

また、京都府いじめ調査委員会の担任する事項に書かれた内容が気になります。

府立学校及び私立学校における重大事態の調査結果について報告を受け、当該報告に係る重大事態への対処又は当該重大事態と同種の事態の発生の防止のため必要があるときは、調査結果について再調査を実施し、その対応についての提言を行う。

出典:京都府のウェブサイト 附属機関及び懇談会等一覧 > 京都府いじめ調査委員会

「学校から報告を受け」と書かれてしまっています。学校側が「重大事態」ではないと判断して、府への報告を行わなければ京都府いじけ調査委員会で検討されることがなく、再調査が実施されることがない恐れがあります。そもそも「重大事態」とは何かという定義がされていませんので、今回のようにいじめ被害者が3名も転校するような事態を重大ととらえるのか、それとも誰も死んでいないので重大事態ではないとするのか、分かりません。学校は都合の自分たちに都合の良い判断をするでしょうから、今回の件は報告もされず、府が調査することもなく、流れて行ってしまう可能性が高いです。

誰かが命を落とすまで動かないとしたら、次の犠牲者は府によって作り出されると言えるのではないでしょうか。

あとがき③

「学校は○○」「5年生」「公立への転校」だという情報が出ていますが、未だ確証はありません。同じクラスや学校の生徒・保護者で知っている人も少なくないと思いますが、自校を守りたかったり、トラブルに巻き込まれたくなかったりで、外部には余り話さないのでしょう。このまま学校が説明会を開いたのかどうかさえ、外部には分からないままで幕引きになってしまうのかも知れません。

正しい情報かどうかは分かりませんが、もし「公立への転校」が事実だとするとかなりショッキングです。私学は別の私学とゆるく繋がっていますので、学校が口利きをして別の私学への転校になったものとばかり思っていました。(中学から女子校になる学校の場合、「うちは私立の○○へ行けますよ」という話が入試説明会の個別質問会の時などにされます)3名のこども達は、いじめで酷い思いをした上に、友達とも離れ、学期途中に公立へ転校させられるなんて、本当に可哀そうです。そのままいじめのあった私立にいるのも地獄かも知れませんが、私学から公立へ行った場合のいじめを考えると、残って戦った方が良かったのかも知れません。今となってはどうしようもありません。

あとがき④

様々な書き込みを見ているとほぼ学校は特定されました。結局★が付いていない学校、すなわち中学入試をしなければならない学校ではありませんでした。エスカレーター式の学校に通いながら中学入試を考えられていたご家庭であれば対処のしようもあるというものですが、そうでなければ公立の小学校に移られた後に予定外の受験をしなければならず、大変な苦労だと思います。

学校に関する掲示板「inter-edu.」の当該事案について立てられたスレッドに以下のような書き込みがありました。

【3842407】 投稿者: イジメが新たないじめを (ID:V2SjvzQTCaQ) 投稿日時:15年 09月 07日 19:00

学校の特定は、何が目的なのでしょうか。

本当に特定しなければならないのなら、京都新聞も掲載時に校名を公表しているのではないでしょうか。

これから受験をされる方は、通われている幼児教室などに問い合わせをされると、このような問題は内密に告知されるでしょう。

(中略)

幼児教室では、暗黙のルールの様に学校情報を教えて頂きました。 イジメがあるかないかなども、情報として提供して頂きました。

いじめを受けて退学に追い込まれた児童、保護者の方々はあの大変な受験を乗り越え入学を迎えられたのに、こんな事態になり放置した学校に対し、怒りや恨みの混じり合った思いが必ずあると思います。 なので、公表したい気持ちもおありかと思います。 (受験に失敗しただけでも、腹立たしかったですから。)

しかし、本来罪があるのはいじめた児童であり、放置した学校です。 ですが、その学校にはいじめた児童ばかりが通っているのではないはずです。 今回高学年と記事にありましたので、低学年の児童も沢山いるはずです。 そのような児童達の安全は、このような大人の満足を得る物の前に、必ずしも守られると言えるでしょうか。

上の方のスレにある学校の実態で検索し拝見しましたが、あれのどこが保護者の暴露と言えるのでしょうか。 私はあのスレを見て、恐ろしく感じました。 心無い人間が、罪もない児童に危害を加えないかと。

この名前の上がっている小学校は児童も少なく、一人で電車に乗っている子を見かけた事もありましたが、普通の小学生と変わりませんでした。

いじめは、許される事ではありません。 しかし、全く罪のない子供達に新たな危害が加わってはいけないのです。

学校を糾弾なさりたいのであれば、名前の上がった学校へ直接抗議なりなさればよいこと。 あえて、何度も何度も伏せてあるとはいえ、ほぼ特定できるようなスレを上げられるのは、遠からずイジメと同じ様に感じます。

どうぞ、情報の隠蔽がイジメを産むのだと仰るならきちんと学校へ教えてあげて下さい。

イジメをした学校の特定のみが目的のこのスレ、見ていて怖く思いました。

(以下略)

出典:inter-edu. 【3833280】京都市内でいじめのあった私立小

このコメントを書かれた方の言わんとすることには一理あります。

悪いのはイジメであり、またそれを隠ぺいしている学校であるのですが、ともすると学校名が独り歩きしてしまい、その学校や児童生徒達に対する差別や攻撃に繋がってしまう恐れはあります。イジメはどこにでも存在して、またそれを隠ぺいしようとする教師やうちの子は悪くないと言い張る加害者の親もどこにでも存在しています。今回、偶然京都新聞が知るところとなり、この騒動になった訳ですが、この学校だけが集中砲火を受ける状態には若干の危険が潜んでいます。ただ、書き込んでいる人はこのニュースを知り、転校をせざるを得なくなったり、今後も学校に残ったこども達はそのイジメ加害者・保護者と隠ぺいする体質の教師達と学校生活を送らなければならないことに対する同情と怒りで行動を起こしています。その気持ちは尊いものです。しかし、話が広がるうちに興味本位で話に乗って、こども達に危害を加えたり、不快な思いをさせるような人がでないように一定の注意が必要だと思います。

今回は京都新聞でさえも学校名を明らかにすることを控えました。どのような配慮からかは不明ですが、このコメントを書いた方と同じような配慮をしたのか、学校との今後の関係を考慮したのか、推測も困難です。ニュースで明らかにされない中で、この学校を受験しようと思う児童・保護者はどのように情報を入手したら良いのでしょうか。コメントを書かれた方は、幼児教室で聞けると思われていますが、このような情報を入手できない幼児教室もありますし、仮に入手したとしても学校との関係が悪くなるのを危惧して「わからないんですよ」と誤魔化す可能性も低くないと思います。イジメは犯罪ですし、保護者にとってイジメは最大の関心事項の一つです。それを知らずに学校に入れというのは酷な話です。今回のイジメ(違法・犯罪行為)の事実を隠ぺいし、「我が校のイジメ対策は万全で、イジメはありません」と学校説明会で説明し、生徒募集を行うことは詐欺罪に該当ことはないのでしょうか。(フォルクスワーゲン関係でも欺罪の話も出ていますが、僕には同じに思えます)

学校は「イジメに対しては断固とした態度で対応している我が校へ是非」と説明会で勧誘しますが、実際はどうなのかは知る由もありません。公立学校でも明るみに出たイジメの情報は氷山の一角ですが、私学の場合は氷山の一角どころか塵一つ位でしかありません。殆ど全てが闇に葬られます。

公立学校は文部科学省と教育委員会が一応は管轄しています。ですが、私学に関しては法律がザルであるために、文部科学省が各都道府県の担当部署を管轄しているだけで、その担当部署は学校の設立や統廃合程度しか関わることはありません。イジメの相談をされた方は苦い経験をしていると思いますが、都道府県の担当部署にイジメの相談をしたところで「それでは保護者からイジメの相談があった旨ともしイジメがあったのであれば正しく対応してくださいと学校にお伝えします」と屁のような(失礼)回答が返ってくるだけです。要は私学の門の中は治外法権で、唯一警察だけが介入できるような場所です。今回の事案の場合は、怪我をさせられた時点で証拠を押さえて、警察に相談するべきでした。でも、その時は学校がイジメを何とか解決してくれることを信じて、この学校をなんとか無事に卒業したいという思いから、内々で済ませてしまったのだと思います。殆どの私学に通われる方は同じことをするのではないでしょうか。私学では学校に睨まれれば居続けることができませんから。そこで学校を信じたのが裏目に出て、結局は学校を出る羽目になってしまった。ここまで行くと学校は経営法人の職員が顧問弁護士も交えて色々な準備をしていますので、警察に過去の話を持って行って相談したところで期待薄です。クラスメートが証言をしてくれれば道はありますが、誰も学校に睨まれたくありませんので、「ごめんね」とか「忘れた」とか言うのがオチです。

そんな誰の助けも得られない児童・保護者が私学に対抗するために、外野が介入することも止む無しの部分ではないでしょうか。ただし、目的は、

  • 学校を受験しようとする児童・保護者が正しい情報を入手することができる
  • 隠ぺいしようとした学校がそれなりの対応をせざるを得なくなるような世論を形成する
  • 文部科学省が制度の問題に気付き、改革を行うきっかけを与える

ために限定されるべきで、単にこの学校を対象にした私刑の執行であってはならないと僕は思います。この学校は私刑ではなく、文部科学省や法律によって正しく制裁を受ける/裁かれるべきです。

転校されたこども達や保護者の皆様の心の傷が一日も早く癒えることを祈っています。

また、未だ問題に正面から向き合わずに責任逃れをしているとすれば、イジメ加害者が残った状態では次の被害者が生まれる可能性は非常に高いと思います。

残った児童・保護者は勿論、このような状況下でも学校を選んで受験し、入学する児童・保護者を裏切るようなことのないよう、一日も早く学校には事実の究明とそれに基づいた再発防止策の徹底をして頂きたいと思います。

 - 学校等, 安全, 小中高, 生活, 育児

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