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京都も大麻汚染 市内の高校生4人が逮捕

      2015/10/07

東京都目黒区内の私立高校の敷地内で大麻が生徒間で売買されていたニュースにショックを受けましたが、今度は京都です。昔、京都市職員による麻薬汚染が深刻な問題となっていましたが、とうとう高校生が大麻を売買する時代になってしまいました。

京都と言えば、2015年6月5日に京都市右京区山ノ内御堂殿町の浄土真宗本願寺派「中央仏教学院(本願寺派の僧侶を育成する機関)」の専門学校生(32)が大麻所持で現行犯逮捕されていますし、8月31日には同志社大学今出川キャンパスの図書館で大麻を所持していたとして無職男性(同支社大学卒業生・25歳)が逮捕されています。そして今回の高校生4名の逮捕。問題は深刻です。

大麻所持と譲渡で京都市山科区と伏見区の高校生4名を逮捕

今回逮捕された生徒の友人の保護者が自宅に薬物の吸引器具があるのを見付け、警察に相談していました。

それを受けた京都府警が2015年9月上旬に、京都市山科区と伏見区の高校生10数名に対して任意の事情聴取と自宅などの一斉家宅捜索を行いました。その結果、大麻の吸引器具などが押収され、一部の自宅からは微量の大麻も検出されました。

そのうち、

  • 大麻を隠し持っていた高校3年生1名(所持)
  • 大麻を所持していた生徒に大麻を売り渡した高校3年生1名(譲渡)
  • 伏見区の17歳と18歳の高校生は9月上旬に伏見区内で大麻草1袋を所持

の計4名が逮捕されました。

一部の市内の公立高校に通う生徒については今後大麻取締法違反の疑いで書類送検されることになるようです。

吸引と吸引器具の所持は罪になりません

麻薬取締法では、厚生労働省の許可を受けていたり、大麻取扱者として免許を与えられているその目的以外での

  • 栽培
  • 持ち出し
  • 所持
  • 売買

などの一切が禁止されています。

でも、ひとつごっそり抜けているところがあります。それは

吸引

自体が禁止されていないことです。

麻農家や密栽培、または北海道に自生している大麻を加工したり、焼却処分する時に出る煙を意図せずに吸ってしまう場合を考えて、法律では吸引は処罰の対象にしていません。(覚せい剤などの麻薬は使用自体が罪になります)

参考:「大麻草を見かけたら、積極的に処分しましょう!」(北海道紋別保健所)

吸引器具の所持も罪になりません。覚せい剤の場合も、注射器だけの所持では罪にならないのと同じです。ただ、吸引に使用した吸引器具から微量な大麻成分が検出された場合は微妙です。

大麻の中毒性は良く分かりません

中毒性が危険なレベルで強い場合は、法律を改正して使用も禁止するはずです。

危険ドラッグでは、

  • 指定薬物の販売等の禁止(医薬品医療機器等法第76条の4)
  • 指定薬物を医療等の用途以外に製造・輸入(個人輸入も禁止)・販売・所持・使用等の禁止

全てが禁止されています。

恐らく中毒性などの心身への危険性が他の薬物と比べると低いのではないかと思います。海外では一部合法とする国や地域も出てきています。日本もいずれそうなる可能性もありますが、反社会的勢力の資金源となってしまう恐れがあるため、解禁は難しいでしょう。

仮に将来解禁されるようなことがあるとしても、現在の法律では譲渡も所持も禁止されています。譲渡も所持もせずに使用することは難しく、仮に使用だけに止めていてもいつか譲渡や所持して法律で罰せられる恐れがありますので、手を出さない方が絶対に安全です。

東京と京都で相次いだ高校生の大麻汚染。恐らくその他の大都市圏でも同じような高校生による使用が増え始めているのだと思います。大麻だけではなく、その他の薬物も、学生にも大人にも手に入りやすい存在になってきています。自分が手を出さないだけではなく、身近な人が手を出すことがないように注意してあげてください。また、言動が大きく変わった、部屋に見慣れない器具があるなどの場合は早めに警察などに相談するようにしましょう。

2010年度の調査では6割が入手可能と回答

今から5年前、大麻所持などで大学生が逮捕される事件が相次いだ時、関関同立が2010年度の新入生に薬物に関する意識調査を行いました。(対象者全体の約77%に当たる約20000人が回答)

その時点でも既に

  • 「少々苦労するが手に入る」 40.1%
  • 「簡単に手に入る」 24.6%

また、

  • 「大麻の使用を直接見たことがある(テレビなどは除く)」 4.9%

この調査から5年が経過し、高校生ですらこの数値を超えているかも知れません。色々なことに興味を持つ時期ですので、大麻にも危険ドラッグにも興味が行くのは仕方がないと思います。

しかし、実際に使用することで人生を棒に振ってしまうことがないように、一線を超えないようにしなければなりません。身の回りに大麻を始めとした危険ドラッグや麻薬さえも存在している事実を変えることはほぼ不可能ですから、一線を超えさせない努力を続けなければなりません。

あとがき

大麻の所持や売買は法律で禁止されていますので、それを破った場合は高校生でも逮捕されるのは仕方がありません。ですが、国も「幻覚・妄想」を起こす危険な薬物の一つとして大麻を挙げているにも関わらず、大麻の使用は禁止されていません。今、もしかすると大麻は過渡期かも知れません。もしそうだとすると逮捕や書類送検される高校生は無駄に逮捕や書類送検されて、この先の人生に傷を付けてしまったとも言えます。

法律で禁止されている以上は従わざるを得ないのですが、日本が倣ったアメリカではワシントン州とコロラド州で大麻は合法化されていますし、医療にも活用されるようになってきています。この先日本でも解禁される可能性はゼロではないので様子を見守りたいのですが、もし将来解禁されるものの為に逮捕され、学校を退学になり、厳しい人生を歩まなければならなくなった高校生のことを考えると不憫でもあります。

「大麻=違法=いけないもの」と妄信的に信じている方も一度大麻がどんなもので、なぜ禁止されているかについて考える機会を持ってみませんか。

その辺りのことを書いてみましたので、良かったら読んでみてください。

「大麻所持 京都の高校生4名逮捕について思うこと」

 - 健康, 学校等, 小中高, 生活, 育児

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