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缶飲料に潜む危険

      2015/05/11

缶飲料で心配なのは虫歯と肥満だけじゃないんです

スチール缶からアルミ缶へ

最近ニュースで読まれた方も多いかも知れません。ミルク入りの缶コーヒーがスチール缶からアルミ缶に変わってきている背景に、ボツリヌス菌などを殺菌する技術が進化したことで、製品個別の検査から製造工程を管理する方法を取れるようになったことがあるそうです。以前は缶が膨らむことでボツリヌス菌などの増殖が発覚していましたが、アルミ缶は窒素ガスなどを充填して内圧を上げることで強度を上げているためにボツリヌス菌などが増殖しても缶が膨らむことがありません。製造工程を管理することで、もしボツリヌス菌などの増殖が発覚した場合は、菌が入り込んだ工程を特定し、製造番号から対象製品を回収する方法が確立されたために、1985年に始まった業界の自主規制ですが、昨年からは届け出をすればアルミ缶が使用できるようになりました。

アルミ缶化の小さな問題

アルミは加工もリサイクルもし易い素材で、スチール缶のアルミ缶化はいいことなんですが、ボツリヌス菌のような危険な菌が増殖した場合、以前は缶が膨らむことで消費者が気付けるという最後の砦があったのに、アルミ缶化によってその砦が撤去されてしまったのは不安に感じます。

昔は消費者がおのおの膨らんだ缶を発見し、おのおの対処するスタイル。それに対してアルミ缶は、ボツリヌス菌が増殖した缶飲料を飲んだ消費者が体調を崩し、その犠牲のもとに他の消費者のリスクが回避されるというスタイル。殺菌技術は上がったものの、2014年の異物混入事件で思い知らされたように、この手のことにゼロはありません。可能性はゼロに近いものの、人柱にはなりたくありません。乳製品を使用した飲料の入ったアルミ缶は避けるか、少なくともこどもには飲ませないようにしたいと思います。

そもそも見逃されている危険

東南アジアを旅行された方は目にされているかも知れませんが、缶飲料にはストローをさして飲むことが多いです。最初はサービスの一環だろうと思っていましたが、実はそうではありません。飲み口が不潔だから、直接口は付けず、ストローをさして飲むんです。

日本の缶飲料は清潔で、口をつけて飲んでも大丈夫そうな感じがしますが、それは本当にそうでしょうか。

缶飲料の危険

工場からの配送

段ボール箱に入っていますが、密封ではありませんし、ものによっては箱に隙間が空いています。

店の陳列棚

箱から素手で出されて陳列されます。不特定多数の人が触れますし、埃や唾液の飛沫にもさらされています。ネズミやゴキブリが直接上を歩く可能性があります。

店の陳列冷蔵庫

陳列棚とほぼ同じです。ネズミやゴキブリが上を歩く可能性は減少しますが、ゼロではありません。

自動販売機

店の陳列冷蔵庫と同じです。自動販売機で怖いのは、補充担当者が充填する時に道路に落としたり、地面に置いたものをそのまま入れてしまう可能性があることです。(良く目にするんですが、僕だけ?)それから、商店などが管理している自動販売機の場合は、在庫を階段下や倉庫で保管して、缶が埃やネズミやゴキブリにさらされている恐れがあります。

心配される病気

ネズミが媒介する恐れがあるもの

ゴキブリが媒介する恐れがあるもの

※ゴキブリの体表は抗菌作用があり、菌を媒介しない不快害虫だという説もありますが、一般にはサルモネラ菌などを媒介する衛生害虫であると言われます。

防御策

自販機や店で買った缶ジュースや缶コーヒーはプシュッと開けて、グビッと行きたいところですが、少しだけ我慢して、一手間加えましょう。

ストローを使う

ストローをさす前に飲み口周辺をウェットティッシュで拭いておくと更に安心です。

飲み口を拭く

ストローをさして飲むのに抵抗があるかたにはこちらがおすすめ。除菌ウェットティッシュなどで丁寧に拭けば安心です。それも抵抗がある場合は、せめてこそっとTシャツの布で拭いましょう。(手軽ですが、効果は薄いです。)

 - 食品

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