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突沸 液体の過熱には注意しましょう

   

突沸(とっぷつ)という現象を知っていますか?

電子レンジが有名ですが、ガスコンロでもIHクッキングヒーターでも突沸は発生します。突沸になると少しずつブクブクし始めることなく、突然爆発するように沸騰が始まり、液体が激しく飛び散って危険です。

突沸で液体過熱中にやけどを負う事故が減りません

2003年9月に国民生活センターから「電子レンジを安全に使うために -使い方による危険性を探る-」が公表されて、電子レンジを使って液体を沸騰させた時に突沸が発生し危険があると注意喚起がされました。

しかし、国民生活センターから注意喚起がされた後も突沸によるやけど事故が継続的に発生しています。

実験を通して、電子レンジ以外にも、ガスコンロ、IHクッキングヒーターなど、液体を過熱できるものであれば何でも発生しうることが分かりました。

液体を加熱する時は常に突沸に注意をしなければなりません。

突沸はどうして起こるのでしょうか

普通液体は沸点(水は100℃)になるとブクブクと沸騰をします。ガスコンロの場合、鍋の底からブクブクし始めるのは、火が当たる鍋底付近の液体が最初に沸点になるためで、やがて液体全体が沸点に達すると全体からボコボコするようになります。これが沸騰です。

しかし、ある一定の条件が揃うと、ブクブクせずに、液体の温度は沸点を超えてしまいます。これを過熱(過加熱)状態といいます。本来ならブクブクしても良いだけの熱エネルギーを含みながら、それを放出できていない状態です。それが何かのきっかけで一気に放出されるのが突沸です。

過熱状態が発生するには、

  • 食品の種類
  • 食器や鍋の表面の状態
  • 調理器具
  • 加熱時間など

の条件の組み合わせが揃わなければなりません。

特に発生しやすいのは、

  • 電子レンジで短時間で過熱
  • 容器の内側に微細な凹凸が少ないガラス容器など
  • 加熱液体の中に微細な固形物などがない

が揃った場合です。

沸点に達した時にブクブクするには気泡発生の核となるものが必要なのですが、容器の内側がツルツルで、加熱するものがコーヒーなどの飲み物であったりすると過熱状態が発生し、衝撃を与えたり、砂糖などを入れた途端に突沸が生じます。

突沸を起こさないようにするために

加熱し過ぎない

電子レンジで加熱する場合は、沸点に達しない程度に温めることを心がけましょう。もし加熱し過ぎた場合は、電子レンジに入れたまま扉を開けずに冷ましてから外に出してください。

かき回しながら加熱する

ガスコンロやIHクッキングヒーターで味噌汁などを加熱する場合は、具などの影響で鍋の底に近い部分の汁だけが沸点を超えて過熱状態になります。その場合は突沸が発生する恐れがあります。味噌汁など具が入っている液体は、火力を強くし過ぎずに、かき混ぜながら加熱してください。

 こどもによる電子レンジの操作に注意してください

ガスレンジは火事が心配だからとこどもが汁ものを温めるには電子レンジを使わせている家庭が多いと思います。

火事の危険は少なくなりますが、突沸によるやけどは注意しなければなりません。沸点を超えないようにな操作方法を事前に教えてあげてください。

僕はこどもの頃突沸はありませんでしたが、卵爆弾を経験しています。今から40年近く前です。口の周囲ぐるっとと鼻の頭にひどいやけどを負いました。幸い痕が残らずに済みましたが、恐怖体験でした。安全なように見えて、電子レンジにもいくつかの危険が潜んでいます。

  • 突沸
  • 卵爆弾(ゆで卵・おでんの卵・スコッチエッグ)
  • アルミホイル・金属装飾付の皿で発火
  • 湯たんぽの破裂

こどもだけではなく、大人も電子レンジの扱いには注意してください。

 - 安全, 家事, 家電, 生活, 育児

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